【郊外カフェ】隈研吾氏が手がける公園内のカフェでリフレッシュ!(東京都立川市・昭島市)

オカカフェの外観全景を、原っぱから見た様子。

広大な敷地の国営昭和記念公園。園内を散策してみんなの原っぱが広がるエリアにさしかかると、突如見えてくる木材が入り組んでできた屋根がある建物。建築に詳しくなくても知っている、あの隈研吾さん設計によるカフェ「OKA CAFE(オカカフェ)」です。今回は、園内の魅力とカフェについてご紹介します!

目次

  • まるで公園の木陰のよう!原っぱに佇むオカカフェ
  • 国営昭和記念公園は一年中見どころ満載!
  • アクセス情報

まるで公園の木陰のよう!原っぱに佇むオカカフェ

木材を組み合わせた屋根。

緻密な組み方で、立体的な屋根を表現。近未来的でもあり、どこかホッとする昔ながらの趣きが。

隈研吾氏は、木材を多く使う建築家として有名ですが、そこに“多摩産材”を使用することで、この地域の公園に溶け込むデザインになっています。「にぎわい施設で目立つ多摩産材推進事業」という事業にも参加しているそう。

ランプシェードにコーヒー豆を入れる麻袋、テーブルには土を利用。

黒を基調とした店内は、太陽の光が差し込むモダンな雰囲気。窓に書かれたオカカフェロゴの影がテーブルに映る演出も!

ひときわ目を引く天井のランプシェードは、コーヒー豆を入れる麻袋を利用。センターテーブルには土を使うなど、暖かみのある質感で景観を損ねないというこだわりが、内装にも表れています。

11:00~14:00(L.O.)に食べられるブランチプレートのナポリタンブランチ。人気インテリアショップ IDEE 「自由が丘ベイクシヨップ」のディレクションをしているユニテ監修のメニュー。¥1,600ナポリタンは親しみやすい味、ミネストローネスープはとろみがあり優しい舌触りです。幅広い年代に愛されるプレートがコンセプト。このクロワッサン目当てに公園を訪れたいと思うほど。バターの風味が主張しすぎず、小麦の香りも堪能できるバランスの良さ。生地がポロポロこぼれてしまい、キレイに食べられないほどサクサク!ふんわり層で中はふわふわ。セットについている、ただのコーヒーではない!SAZA COFFEEのオリジナル「オカブレンド」。パナマゲイシャ豆を使用した、やわらかな酸味で口当たりなめらか。オリジナルパッケージのドリップコーヒーの販売もあり、公園のおみやげにしても♪

国営昭和記念公園は一年中見どころ満載!

原っぱに大きな木とカラフルな椅子が置かれている。

みんなの原っぱ。なんと東京ドームが丸々ふたつ入る広さの中央には、高さ20mもあるシンボルツリー「大ケヤキ」が。

オカカフェからも見えるみんなの原っぱ。推し活に使えそうなカラフルなベンチもあります。ここでお弁当を食べたり、テイクアウトしたコーヒーを楽しむのもいいですね。(七色のベンチは3月上旬までの期間限定設置)

わんぱくゆうぐには、滑り台や遊具が数多くあり、子どもたちが夢中で遊べる工夫がたくさん。この時期は梅の花が見ごろを迎えていました。犬のお散歩にも。トイレのそばにあるリードつなぎなど、細かい配慮で家族みんなが楽しめる公園です!

アクセス情報

オカカフェロゴ。

原っぱと建築がつながり、憩いの場となることをイメージしたオカカフェのロゴ。

「この時期は毎年、梅を見に来るお客さまが多かったのですが、今年はオカカフェ目的で来てくれる方が増え、2月の閑散期に賑わっているのはうれしい限りです」と公園広報担当者。コロナ禍で予定より遅れたものの、昨年12月24日にオープンして以降、来園者数が増えたとのこと。


オカカフェのインテリアや食事、コーヒーが気になった方はぜひ足を運んでみてください!

OKA CAFE(オカカフェ)

《定休日》
6月~8月・12月~2月:火曜日
12月30~1月1日
1月の第4週

《営業時間》
3月~10月10:30~16:30
11月10:30~16:00
12月~2月11:00~15:30

TEL : 042-528-1751(自動音声案内)
東京都立川市緑町 3173  国営昭和記念公園内(各ゲートから徒歩15~20分)

西立川口入口。

オカカフェに近い入口と電車、パーキング情報。

《電車でのアクセス》
青梅線・西立川駅 公園口より徒歩約2分
《車でのアクセス》
中央自動車道 国立府中ICより立川方面へ約8㎞。
中央自動車道 八王子ICより昭島方面へ約8㎞。
《料金》
入園料:一般大人¥450、小人(中学生以下)無料
駐車料金:普通車一般有料

国営昭和記念公園ホームページhttps://www.showakinen-koen.jp/

取材・文・撮影/森岡陽子