〈基本のかけ方〉
両方向へのブラッシングが洋服寿命を延ばす
まず繊維の流れに逆らって汚れやほこりを浮かせ、次に繊維の流れに沿ってかけ、汚れを落とし毛並みを整える。

〈ニットの場合は…〉
毛足長め&柔らかいブラシを寝かせて使う
ブラシを寝かせて側面を使い、繊維に詰まったほこりをかき出して空気を通し、ふんわりさせて。

1.中性洗剤をよく溶かしたぬるま湯で3分押し洗い
服を裏返し、沈めては水からあげ水気を切り…を繰り返す。摩擦を減らすため優しく押して。

2.洗濯ネットに入れて縛り洗濯機で脱水1分！
ネットに入れ余った部分を縛る。そのまま洗濯機で１分脱水。実は汚れが落ちるのは脱水の時！

3.キレイな水ですすいだ後脱水、その後平干しします
1.と同じ要領ですすぎ、再度1分脱水。平干しかハンガー2本で重さを分散して型崩れ防止に。

〈日々の保管は…〉
ブラッシング後、乾燥、ハンガーにかけて収納OK
一度着たら室内干し→収納。ハンガー収納する場合は厚みのあるものを選ぶと型崩れしにくい。

〈長期保管は…〉
畳んで立てて収納することで虫食い被害を最小限に
虫は上から下に向かって衣類を食べていくので、立てて収納すれば犠牲になる服の数は最小限。

〈毛玉ケア〉
毛玉が多い場合は専用シェーバーが便利
広範囲の時は電動シェーバーを。生地を傷めるのですべらせずにスタンプを押すように当てて。

〈毛玉ケア〉
部分的にできた少量の毛玉は歯ブラシで取れる
先端を斜めにカットした歯ブラシで、毛玉ひとつひとつにひっかけて取ると簡単です。

〈ニオイケア〉
ついてしまったニオイにはスチーマーが有効
スチームアイロンで蒸気をたっぷり当てて。天日干しは日焼け、浴室干しはカビの原因に。

〈シミケア〉
プレウォッシュ液で汚れを浮かせて落とす
1.中性洗剤と水を1：1で混ぜ、シミに吹きかける。部分的に水で濡らすとシミが広がる原因に。丸ごと洗うのが◎。
2.頑固なシミは洗濯ブラシでトントン叩いて。洗剤の原液を直づけすると汚れが落ちない&洗剤残りの原因に。
3.洗濯表示に従って本洗い。裏返さずにネットに入れて縛り、洗濯機でオシャレ着洗い、もしくは手洗いを。

Q.家で洗うと縮むのはなぜでしょうか？
A.そもそも水分に触れるとウールは縮むものなんです
家であってもそうでなくても、ウールは水につけると縮みます。洗剤の選び方や乾燥の仕方で、整えてあげるのが大切。

Q.洗濯ネットの選び方を教えてください
A.ニットやコートには網目が細かいものが最適です
オシャレ着用は網目の細かいものを選びましょう。サイズが大きい時は余った部分を縛って、衣類が中で動かないようにして。

Q.どのくらいの頻度で洗濯すればいいですか？
A.4回着たら1回洗うのがひとつの目安です
4回に1回はあくまで目安。汚れたかな？と感じたらその時が洗うタイミング。自分で洗ううちに適切な頻度が分かってきます。

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