コンサバ&しっかりメーク派の全身バランスQ&A vol.1
Q 春色の服を大人っぽく着こなしたい!どんなメークだといい?
A 青みのある色合いが取り入れやすい
パステルカラーは、子どもっぽくなりがちですし、スモーキーな色味はくすみが目立ったり、ぼやけたり。そんなときに役立つのが青みがかったピンク。華やかでありつつクールさも出せるのでお勧めです。これなら、しっかりメークにも負けることなく、バランスよく着こなせます。インのナチュラルカラーのワンピースも大人っぽさに一役買っています。
<写真>カットソー¥21,000<ボールジィ> ワンピース¥60,000<バッカ>(ともにトゥモローランド)ピアス¥11,000 ブレスレッド¥8,500(ともにフィリップ・オーディベール/アルアバイル) バッグ¥185,000(トッズ/トッズ・ジャパン)
A 軽い、グロウ系のファンデーションで艶やかな肌質に更新を
しっかりメークが好きな方でも、ベースを塗りこめてしまうと、春らしい艶やかさが出せません。特に、ピンクなど優しい色の服には、透明感のあるファンデーションで厚塗り感を払拭しましょう。大人っぽさを追求するなら、口元は、ヌーディな色味をセレクト。その分、眉や口元はしっかりメークしてもOKです。メークは一点豪華が基本です。
<写真>ディオールの艶ファンデーション
ツヤが溢れるような輝く肌に。ディオールスキン フォーエバー フルイド グロウ 各¥6,000(パルファン・クリスチャン・ディオール)
Q カジュアル服を着たとき、しっかりメークだと似合わない
A 定番アイテムのシルエットを更新すると劇的な変化!
カジュアルの代表と言えばデニムですが、手に取ってしまいがちなのが細身テーパードやスキニー。この形はカジュアル感が弱く古い印象になりがち。そこで試したいのがリラックス感の高いワイドストレート。トップスや靴は定番のものでも、ぐっと軽やかで、洗練された印象に。ゴールドのバッグでパンチを利かせます。
<写真>デニムパンツ¥23,000(アッパーハイツ/ゲストリスト) シャツ¥33,000(フィナモーレ/ビームス ハウス 丸の内)イヤリング¥8,000(アレクサンドリヌ/トゥモローランド)ネックレス¥17,000(オール ザ マスト/ギャルリー・ヴィー 丸の内店)バッグ¥236,000(トッズ/トッズ・ジャパン)靴¥141,000 オーダー価格(ジェイエムウエストン/ジェイエムウエストン 青山店)
A 目元ははずし、口元にマットなポイントを!
全身を見渡すと色小物がないので、赤リップをポイントに使います。今試したいのは、肌から浮くようなパキッとしたトマトレッド。強い色なので、質感はマットに抑えて。赤い口元はボーイッシュなコーディネートに女っぽさを加えてくれます。目元はアイラインをインラインだけにとどめて控えめに。
<写真>THREEのマットリップ
マットな質感と鮮明でストレートな発色。THREE デアリングリィディスティンクトリップスティック08 ¥3,900(THREE)
<写真>クリスチャンルブタンの赤リップ
ベルベットマットディーヴァー505M¥12,500(クリスチャン ルブタン/クリスチャン ルブタン)
撮影/黒沼諭<aosora>(人物)、清藤直樹(静物) モデル/森下紀子 ヘア&メーク/森 ユキオ<ROI><ilumini.> スタイリング/室井由美子 取材・文/秋元恵美 構成/中山佳奈子
※掲載中の情報は、2019年4月号掲載時のものです。