50代代表・水谷雅子さんの夏でも【毛穴レス肌】のスキンケア&メーク法

暑くても、雨上がりの湿気でも。日本の夏の高温・むしむし感のなかでも、毛穴崩れがゼロで、涼しい顔している美肌の水谷雅子さん。夏のお手入れと肌作りは?50代になっても毛穴レスな肌を保つ秘密を教えてもらいました。

 

50代からの悩みはたるみ毛穴。美顔器やマッサージも取り入れ、肌を土台から立て直し。回復も遅いので一日一日が大事

 

40代後半から肌の衰えを実感するようになりました。同時に毛穴も昔よりも縦に広がるように大きくなってきて……。日々肌をじっくりと観察しているので、肌の変化には敏感なんです。あっ、これはたるみの前兆と直ぐに気づきました。それからは、肌の状態に合わせて、毛穴の詰まりの要因になる汚れはその日のうちに必ず落として、引き締め、保湿する。それだけでなく、美顔器やマッサージを取り入れて、肌の土台から鍛えています。単にスキンケアを塗るだけでなく、どうやって浸透させるか? 効かせるか? 考えながらお手入れすることも50代には大切なことだと思います。若い頃とは全く違うので、一日怠ったらそれだけ回復も遅くなるので、直ぐにリカバーしています。

教えてくれたのは……水谷雅子さん 美容研究家・50歳
元祖美魔女。 美STには10年前の創刊時から登場。奇跡の50歳!と言われるほどの美肌の持ち主で多数のメディアで活躍中。2月に出演した中国アリババの生放送では4億300万回のイイネが!

 

50代の毛穴傾向

50代になると、昔とは違う種類の毛穴になってきます。毛穴の形状が縦に涙型に広がり、大きくなります、別名たるみ毛穴です。そこに汚れも溜まりやすくなるので、落とし、ふっくらさせるケアを。

 

 


 

 

毛穴には定期的な毛穴洗浄とスペシャルケアでたるみ毛穴に根本アタック

 

エステで購入した導入美顔器でアンプルールのVCエッセンスを導入します。ビタミンCが肌の奥まで浸透して、毛穴だけでなく、シミ、シワにも効果的です。

 

 

週に1回くらい、くすみの気になるときは、スクラブが入ったシー・オー・ビゲロウ シュガークリスタルフェイスポリッシュを馴染ませ洗顔。柔らかな肌に。

 

 

肌にハリと潤いを与えるオリジナル美容オイルをつけた後、かっさで下から上に引き上げるようにマッサージ。毛穴も顔もキュッと引き締まります。

 

 

naiadガスールはミネラル成分豊富な粘土で、たるみが気になり始めたら使います。お風呂の中で顔全体につけて、そのまま5分パックすると、ツルツルに。

 

 

 

崩れにはスキンケアやベースメークでキメを整えることが毛穴崩れの特効薬です

 

RMKのファーストセンス ハイドレーティングローション フレッシュは角質が気になったときに使うと、角質が優しく取り除かれ、メーク崩れも少なく。

 

 

復元型のジェルベースで作られた、アナ スイのゲルファンデーション プライマーをファンデの前に顔全体に馴染ませれば、つるんとした肌に変わります。

 

 

ディオールのフラッシュ ルミナイザーは、まるで修正ペンのようで、気になる部分にメークの上からも使え、肌の凹凸がカバーできます。化粧直しにも◎。

 

 

 

メーク直しは何度もして清潔感を保ちます

 

皮脂を油取り紙で取り、サンローランのトップ シークレットのスプレーをひと吹き。メーク直しは一日何度も。

 

 

 

ポーチにも崩れ防止スプレーを

 

サンローランのスプレーにアンプルールとRMKのパウダー、RMK、M・A・C、エスティ ローダー、LUSCIOUSとリップ系が4種と、眉が消えた時のシュウの眉ペンシル。

 

 

 

2019年『美ST』8月号掲載
撮影/内山功史(人物)、川原歩(静物) ヘア・メーク/辻元俊介〈ラ・ドンナ〉 取材/井口智恵 編集/桐野安子

 

美ST