料理が壊滅的に苦手な人へ|今さら聞けない「下ごしらえの基本」【おうち時間で花嫁修業】

「男をオトすには胃袋を掴め」とは言うものの、料理センスに自信が無いアラサー女子も結構多いはず。レシピサイトを見ても思ったように上手く作れないのは、「基本」を知らないから!そこで今回は、今さら聞けない「下ごしらえの基本」をご紹介します。料理が苦手な人も、仕事が忙しくてなかなか自炊の時間が取れなかった人も、このおうち期間でスキルアップのチャンス

1. 正しい包丁の使い方

まずは包丁の使い方を再確認しましょう。ケガを防ぎ、調理の効率もアップします。

    【握り方】
    包丁の柄の背部分に人さし指の付け根を置き、手のひら全体で柄を握る。親指と人さし指で柄をしっかりとはさんで固定し、残りの指を添えるように柄に巻きつける。

    【姿勢】
    調理台からにぎりこぶし1個分の間隔をあけて、足を肩幅程度に開いて立つ。右足(包丁を左手に持つ場合は左足)を1歩引き、包丁がまな板と垂直になるように構える。

    【手】
    左手(包丁を左手に持つ場合は右手)は指を曲げて、指先で材料が動かないように軽く押さえる。包丁の側面を折り曲げた中指の第一関節にあてて切るように。

2. 水加減の見方

料理に合った水加減で調理するために、水の量を表す料理用語をチェック!

    【ひたひた】
    水面から材料の表面が少し出ている状態。

    【かぶるくらい】
    水面から材料の頭が出るか出ないかくらいの状態。

3. 落し蓋の作り方

落とし蓋をすることで、煮崩れを防ぎつつ、短時間・少ない煮汁で味を染み込ませることができます。

    1.鍋の直径より大きめに切ったクッキングシートを縦横四つ折りにする。中心となる角を先端にして半分の三角形に折り、さらに半分に折る。

    2.鍋の半径よりやや小さめに切る。

    3.山になっている折り目に2カ所ほど切り込みを入れ、先端を切る。

    4.鍋の中の材料の上に直接乗せる。

4.油の温度の見分け方

菜箸を使って、揚げ油の温度の目安を判断。中温がベーシック!

    ◆低温(150~160℃)
    菜箸を入れると、箸先から細かい泡が静かに上がってくる。

    ◆中温(170℃前後)
    菜箸を入れ、箸全体から細かい泡が次々に上がってくる。

    ◆高温(180~190℃)
    菜箸を入れると、箸全体から多量の泡が勢いよく上がってくる。

下ごしらえの基本をおさえるだけで、料理の出来栄えがぐんとアップ。この機会に改めてマスターしてみて。

教えてくれたのは...田中伶子先生

田中伶子クッキングスクール代表。全国料理学校協会理事、東日本料理学校協会副会長、NPO日本食育インストラクター協会理事。福岡女子大学卒業後、1964年に料理教室を開設。家庭料理の基礎から食のプロ養成まで指導にあたるほか、TV番組の出演や雑誌の執筆、食品・流通・広告会社等での商品企画、講演会など幅広く活躍中。

取材/首藤奈穂 撮影/馬場わかな スタイリング/佐々木カナコ、来住昌美 調理アシスト/中村奈津子、戸嶋幸江、杉本涼子、戸崎小百合、廣瀬弘子 再構成/CLASSY.ONLINE編集室

※この記事は『結婚できる和食教室』(光文社刊)を再構成したものです。
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