【テラス席で三密回避】40代が食べに行きたいごちそう肉料理3選

毎日意識的に食を選ぶこと自体が「美容」の第一歩。開放的なテラスでいただく肉料理は心もカラダも元気にしてくれます。東京ならではの景色が楽しめるテラスのあるレストランをご紹介します。

都内最大級のルーフトップテラスでステーキランチはいかが?

いつまで続くかわからない自粛ムードのなか、「気持ちよく外食したい!」という私たちのニーズに応えてくれるのが、開放的なテラスのあるレストラン。もちろん料理だって妥協したくない。赤坂プリンスホテル跡地に誕生した東京ガーデンテラス紀尾井町。その4階にある「ノマド グリル ラウンジ」は、都内最大級のルーフトップテラスを備えるステーキハウスだ。バーカウンター、ソファシートを含め、およそ100席あるテラスからは、首都高速と赤坂のビル群を一望。躍動する東 京の街にぽっかり浮かんだような空間が、日ごろの緊張感を解き放ってくれる。看板メニューはもちろん、ステーキ。平日のランチタイムは、手ごろな「バベットステーキ」が人気だ。USビーフの最高等級、プライムグレードのバベットは、赤身の濃い旨みとさっぱりとした口当たりが魅力。お腹にもたれないので、200g、いや300gでもペロリといけそう。和牛好きなら、専用セラーで仕上げる希少な島根産大国牛をぜひ。黒毛和牛とアンガス牛を掛け合わせた新しい牛肉で、脂は甘く、力強い旨みがあり、食感はやわらかくジューシーという、ハイブリッドなおいしさだ。ディナーなら、Tボーンやポーターハウスといった大振りの骨付き肉で、ワインを開けるのもよし。エネルギッシュでラグジュアリーな大人の夜を楽しもう。

バベット ステーキ220g 税込 ¥2,530 ※平日限定ランチセット

ノマド グリル ラウンジ
東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町4F ☎03-5226-1129 営業時間11:30~14:00、17:30~20:30(ともにL.O.)無休 ランチ平日税込¥1,430~、ディナー予算1人¥8,000くらい~

東京タワーを望む六本木のエアポケット

今年1月、六本木にオープンした、三井ガーデンホテル六本木プレミア14階(最上階)の「バルコン・トーキョー」は、同ホテルのメインダイニング。バー&ラウンジを抜けると開放的なテラスがあり、目の前に東京タワーがそびえたつ。おすすめは、空の色がドラマチックに変化する、夕方から夜にかけてのマジック・アワー。夕日でオレンジや赤、ピンクに染まっ た空が、ブルーやパープルの色調に刻々と変わっていく様は、ため息が出るほど美しい。まずは気軽にシャンパンで乾杯。旬の素材を生かした料理に、特製のグレービーソースで食べる、大判のローストビーフも見逃せない。ちなみに、朝食もビジター利用できるので、週末は小旅行気分でブランチを楽しむのもありだ。

特製ローストビーフ シングル120g ¥2,700~

バルコン・トーキョー
東京都港区六本木3-15-17 三井ガーデンホテル六本木プレミア14F ☎03-6441-3231 営業時間6:30~10:00 最終入店16:00~22:00(フード L.O.)無休 朝食¥2,800~、ディナー予算1人¥6,000くらい~

緑に囲まれた 非日常のテラスで 南仏リゾート気分

緑に囲まれたテラス席なら、代官山ヒルサイドテラスの「ル・コントワール・オクシタン」へ。すぐ隣の高級フレンチ「レストラン パッション」が手掛けるビストロで、大通りからは見えない静かな中庭に、客席が設えてある。木漏れ日のなかのランチ、夜空の下のディナーも、まるでヨーロッパのリゾートのような心地よさ。料理は、店主の故郷、南仏の郷土料理が中心で、名物のカスレやロティスリー料理のほか、ランチでも気軽に楽しめるグリル、ココット料理が充実している。グラスワインは、店内の棚にズラリと並んだ樽から、自分で好きなものをどうぞ(1杯900円)。「骨付仔羊肉のグリエ ラタトゥイユ添え」に、ロゼワインといった、夏らしい組合わせもおすすめだ。

骨付仔羊肉のグリエ ラタトゥイユ添え¥2,900※平日ランチはパン、サラダ、コーヒー付き

ル・コントワール・オクシタン
東京都渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラスA6 ☎03-3476-5166 営業時間11:00~22:00(L.O.)※ランチは予約不可で17:00まで 無休 ランチ税込¥1,100~、ディナー予算1人¥4,000くらい~

2020年『美ST』10月号掲載 撮影/田村浩章 取材/伊藤由起 編集/伊達敦子 ※各店のデータは取材時のものです。

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