経験を積み重ねて今の自分になる~仕事編③~

皆さまこんにちは♪2020美魔女コンテストファイナリストの持田亜矢子です。 「CAとして働いて身に付いたと感じていること、働いて良かったこと」をご紹介する第三弾のブログです(^-^) 客室乗務員という仕事を通して身に付いたと感じていること。 第二に挙げられるのは、知識に伴う行動力です。 機内には緊急時に備えてたくさんの非常用装備品が搭載されています。 酸素ボンベ、消火器、AED、救命ボートに搭載されるサバイバル簡易キットに至るまで、 使用方法を学び、実際に使用しての訓練も何度も受けています。 また、バイタルの確認方法や人工呼吸法、止血方法、喉に何か詰まらせたときの対処法や、 出産に立ち会うに当たっての手順まで、今でも頭に入っています。 数年前のある日、横断歩道を渡ろうと赤信号を待っていると、 向かい側にいるベビーカーを押している女性が悲鳴をあげました。 赤ちゃんの意識がなくなってしまったようで、悲鳴をあげながら名前を叫んでいました。 気付くと私は二人の元に駆け寄っていました。 顔色も悪いしぐったりしていて、明らかに寝ているわけではない・・・。 パニックのお母さんに話を聞くことはできず、まずはバイタルを確認しました。 呼びかけには反応しない、脈は弱いけれどある、自発呼吸もある。 すぐに救急車を呼んでもらい、私は近くに医療従事者がいないか呼びかけながら、 赤ちゃんの様子を見守りました。 呼吸や脈が止まってしまった時のために、乳児に対する心肺蘇生法をリマインドしながら 近くに銀行があったので、そこにAEDがないかを居合わせた方に確認してもらい、救急車の到着を待ちました。 到着するまでに幸い赤ちゃんの意識が戻り、顔をしかめたり泣き始めたりしたのでひとまず安心しましたが、 1分間の脈拍数と呼吸数を救急隊員に報告して救急車を見送りました。 現場が落ち着いて我に返ったとき、手足から血の気が引いていくのが分かりました。 でも、一生懸命覚えた知識や訓練が無駄ではなかったと心から思った瞬間でした。 完璧ではなかったかもしれないけれど、緊急時にただ見守るだけでなく、役に立つことができた。 緊急時、私は何かの役に立つかもしれないという思いは、CA時代に培った自信です。 何かを必死に学ぶことは、知識だけでなく自信も身に付けるのだと思います。 いくつになっても新しいことを学び続けたい、それが私の原動力のような気がします。 最後に、働いて良かったことを第四弾でご紹介させてください(^-^)♪

トレーニング終わりのランチ♪普段は食べることばかり考えています。

美ST