増子敦貴くん「すべての経験はGENICに繋がるもの。グループとともに自分自身も高めていきたい」
ダンス&ボーカルグループGENICのメンバーとして活動する一方、俳優としてのキャリアも着実に積み重ねつつある増子敦貴くん。年末から来年にかけて、ドラマに舞台に出演作が目白押しの増子くんの4カ月連続インタビューの3回目は、増子くんの素顔にフォーカス。活躍の場が広がる中で、どんなことを考えているのか、じっくり聞かせてもらいました。
最初は両立が難しかった…アーティストと俳優、それぞれの活動に違いは?
-さまざまな作品への出演が続いていますが、役と役の切り替えや、俳優とグループ活動の切り替えはどうしていますか?
最近、この切り替えが得意になったというか、上手くできるようになってきました。正直、GENICが始動したばかりの頃は、アーティストと俳優の両立が難しかったんですよね。例えば、舞台の千秋楽の翌日にGENICの活動が入っていると、どういうモチベーションで自分がその場にいればいいのか分からなくなるときがあったり。
でも今はその場その場で100%の自分でいられるようになりました。経験を重ねた慣れもあると思いますが、そうやって切り替える力を鍛えることでいろんな現場に対応できるようになりましたね。そのときそのときでどんな自分でいたいかを意識できるようにもなりました。
いろんな役と出会うことは“新しい自分”を見つけるきっかけ
-活躍の場が広がっている現状をどう感じていますか?
自分自身はまだまだだと思っています。もっと多くの作品に携わってお芝居の経験も積みたいし、その中でGENICの名前も広めたいです。学園ものや朝ドラに出たいとか、大きい会場でGENICのツアーがしたいとか、目標もたくさんあります。僕の中ですべての経験はGENICに繋がるもの。グループとともに自分自身も高めていきたいと思っています。
場数を踏むことは成長になるし、いろんな役と出会うことで新しい自分を見つけられるので、活躍の場をいただけることはうれしい限りです。役を演じてみてやりやすいと感じることで、自分にもそういう部分があるのかもしれないなって、発見があったりするんですよね。例えば、「機界戦隊ゼンカイジャー」のゾックスを演じたときも、どんと構えてやってやるぜっていうイケイケな感じにやりにくさはなくて、自分の意外な一面を知るきっかけになりました。
自分の努力がGENICのためになるのなら、もっともっと努力したい
-GENICとしてツアーを終えましたが、完走してみての気持ちを教えてください。また、次はグループとして何がしたいですか?
自分たちの現時点での目標でもあった「Zepp DiverCityを埋める」という点ではソールドアウトで公演ができたので達成感もあり、うれしかったです。ステージからの景色を見たときに、「GENIminのみんなありがとう」という感謝の気持ちでいっぱいになりました。でもここをゴールにはしたくなくて、ひとつの通過点として、もっとがんばらないといけないなと思っています。これから先はもう一段階ギアを上げたい。自分自身が先頭に立ってGENICという名前を広めて多くの人に知ってもらい、興味を湧かせることに、これまで以上に力を入れていきたいです。
自分の努力がGENICのためになるのなら、がんばりたい。あとは、Zeppの景色を見て、メンバーひとりひとりの熱量が上がったなと感じているので、さらに大きな会場でみんなと一緒に壮大な景色を見たいですね。
【衣装詳細】
コート¥66,000、ニット¥27,500(ともにJOSEPH STUDIO/オンワード樫山 お客様相談室)イヤリング¥11,000(LION HEART/Sian PR)リング¥17,600(ReFaire/warmth ルミネ新宿店)
【SHOP INFO】
オンワード樫山 お客様相談室 03-5476-5811
Sian PR 03-6662-5525
warmth ルミネ新宿店 03-6304-5994
撮影/木村 敦 ヘアメイク/宮川幸(P-cott) スタイリング/石橋修一 取材/坂本結香 編集/宮島彰子(JJ編集室)