【JJ独占コメント】元超新星・ソンモが日本のミュージカルに初主演! 「正月休みを返上して、歌もセリフもすべて日本語で覚えました」
ミュージカル「リフレインする君の声~encore 2023~」の上演が、1月19日から東京・六行会ホールで始まりました。主演を務める元超新星のソンモさんは、本公演が日本のミュージカル初出演。ロックバンドの青春群像劇を描いた作品で、ボーカル・志音を熱く演じています。観劇したのは1月18日に行われたマスコミ・関係者向けのゲネプロ。舞台初日を目の前にカンパニーは気合い十分です!
あらすじ〜一匹狼のロックボーカリストとバンドメンバーが奏でる青春群像劇〜
不遇な境遇に育ち、ビッグになることを夢見るロックボーカリスト「志音」[演・ソンモ]は、メンバーとのいざこざが原因で、所属バンドを離れてしまいます。ひょんなことから音楽プロデューサー黒澤[演・松浦司]にスカウトされた志音は、寄せ集めのバンド「ブラックアウト」のボーカルを務めることに。そこで出会ったのが「結弦(ゆづる)」[演・山田恭(円神)]。次第に目が見えなくなってしまう「網膜色素変性症」という病気を患っているギタリストでした。彼は、もともと兄・MAKOTO[演・内海大輔]とバンドを組んでいたのですが、兄は突然グループ解消を宣言。病気の弟を音楽から遠ざけようとしたのでした。メジャーデビューを目指すブラックアウトは、テレビ番組のオーディションで、MAKOTOがバンドリーダーを務める「ホワイトノイズ」と対決することになります。
“辞書のようにぶ厚い台本”と向き合い、ようやく迎えた日本初舞台
本公演は、PaniCrewの中野智行さん率いるBIGUPがプロデュースしたミュージカル。ロックバンドを描いた作品ということもあり、歌唱シーンがみどころになっています。激しいロックから穏やかなバラードまで、キャストのみなさんの伸びやかな歌声は聴き惚れるばかり。なかでも、ピックアップしたいのは、ソンモさん、山田さんの弾き語りデュエットです。一匹狼・志音の冷たく固まっていた心が、結弦とのセッションによりほぐれていく名場面で、優しい歌声に2人の心情がよく表れています。
また、メンバーが繰り広げるコミカルなお芝居や、敵対バンドとのバトルにも注目。息もつかせぬ怒涛の展開の数々に、気がつくと物語の世界にどっぷり引き込まれてしまいます。
主演のソンモさんは、本公演が日本での初舞台。いちばんのチャレンジは、セリフも歌も、すべて日本語で表現するところにありました。用意された台本は辞書のように見えるほどの分量だったそうです。この課題に取り組むために、ソンモさんは正月休みを返上して、セリフを体に染み込ませたと言います。彼の言葉に心打たれるのは、台本にあるセリフを覚えるだけでなく、そこに書かれた心情を読み解き、志音としてその言葉を発しているからに違いありません。
ソンモさんからJJ読者に向けてメッセージをいただきました!
【JJ読者に向けたオリジナルメッセージ】
セリフは、日本語の台本を韓国語に翻訳して、それをまた日本語に戻してという作業を繰り返しながら、少しずつ覚えていきました。ふだん使わないワードを理解するのが大変でしたね。
そうした課題を乗り越えて、今回、日本のミュージカルの世界へ一歩踏み出すことができたことを、とても光栄に思っています。最終公演の1月22日まで、全員に怪我なく、最高の思い出を観客のみなさんと作っていけたら嬉しいです。応援よろしくお願いします!
公演詳細
MUSICAL「リフレインする君の声~encore 2023~」
公演日程:2023年1月19日(木)~22日(日)全日昼夜2回公演
会場:東京都 六行会ホール(東京都品川区北品川2-32-3)
出演:ソンモ(ex 超新星) / 山田恭(円神) / 松浦司 / 内海大輔 / 真田貴裕 / 森重秀太(Zero PLANETグループ) / 森脇梨々夏 / 五十嵐啓輔 / and more
原案・演出:中野智行(PaniCrew)
公式サイト
公式Twitter (@BigupStage)