香港入境歴200回越えのトラベルライターがおすすめ「話題の最新スポット」【2泊3日で美食の街香港を満喫パーフェクトプラン】|CLASSY.
コロナ禍後初の海外、まずは近場から…と考えている方も多いのでは?中国料理だけでなく世界各国の絶品グルメが集まり、ナイトライフも充実している「香港」。何より飛行機でわずか5時間ほどと、日本からのアクセスも良いので、忙しく働くアラサー女子にイチオシの旅先です。
昔ながらのレトロな街並みと欧米文化が混在する香港では、ローカルスポットと、ちょっぴりドレスアップして出かけたいおしゃれなスポット、どちらも楽しむことができます。
そこで今回は、香港近郊に3年以上在住していたトラベルライターが、香港パーフェクトプランをご紹介。昔ながらの定番から話題の最新スポットまで、幅広くピックアップしたので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
▽Day1 羽田空港に到着、チェックイン→キャセイパシフィック・ラウンジへ
今回は香港のフラッグ・キャリア『キャセイパシフィック航空』を利用しました。チェックイン後はキャセイパシフィック・ラウンジへ直行!朝発の便だったので混雑しておらず、ゆったりラウンジを利用できたのも嬉しかったです。
キャセイパシフィック航空|機内から香港旅行がスタート
香港のフラッグ・キャリア「キャセイパシフィック航空」。ボーイング777には、ビジネスクラスのほか、プレミアム・エコノミーとエコノミーの3タイプから選択することができます。
今回はビジネスクラスで香港まで!フルフラットにできる広々とした座席に、本格中国料理を含む豊富なラインナップから選べる機内食を楽しみながら、大画面のモニターでは映画など機内エンタテインメントを満喫。最新鋭の機材に、飛行機マニアのライターもワクワクが止まりません。
ミニサイズがちょうどいい!香港名物ワンタン麺でおやつタイム
香港に到着後、ホテルに荷物を置いてまず向かったのは、香港名物ワンタン麺が人気の老舗レストラン。老舗レストランと聞いて、かなりローカルなお店を想像した方も多いのでは?「麥奀雲吞麵世家(Mak’s Noodle)」は、どこの店舗もキレイで衛生的。そして、食べたいものや気になるグルメが多い香港旅で、1杯のサイズが比較的小さめなのも嬉しい!
▽麥奀雲吞麵世家
77 Wellington St, Central, Hong Kong
移動の疲れをフットマッサージでリセット
フライト後は気圧の関係でむくみが気になりますよね。明日以降のコンディションを整えるためにも、早急にリセットしたい!ということで上環と中環のちょうど中間地点に位置するデイスパ「ten feet tall」へ。今回はマッサージというよりもスパ寄りの、おしゃれでキレイなお店をご紹介。英語対応OK、衛生的かつとても癒される空間でリラックス。
▽ten feet tall
21/F the L place, 139 Queen’s Road Central, Central, Hong Kong
香港最新スポット!M+でアートに触れる
地下鉄に乗って、九龍駅まで。香港の最新スポットをチェック!2021年11月にオープン、ビクトリア・ハーバーを見渡す西九龍文化地区内のミュージアム「M+」へ。展示面積は17,000㎡を超え、近代美術を中心に数多くの作品が集められています。ミュージアムショップもおしゃれなアイテムが多いので要チェックです。
▽M+
West Kowloon Cultural District, 38 Museum Drive, Kowloon.
香港旅で1度は乗ってほしい!スターフェリーで絶景クルーズ
ビクトリア・ハーバーで運行され、香港島と九龍半島を繋ぐスターフェリーは、香港の地元の人々の移動手段としても使われています。ビクトリア・ハーバーの景色を楽しむことができるので、滞在中ぜひ1度は試してほしい!尖沙咀から香港島へは、進行方向に向かって左側に乗ると、よりキレイな景色を見ることができますよ。
お土産探し①リノベーションされた最新スポットCentral Marketへ
お土産探しも挟んでおきたいところ。1842年からの長い歴史を持つ中環街市は、2003年に営業を停止し、2021年、リノベーションを経て「Central Market」として生まれ変わりました。
マーケット内には、レトロな香港デザインの雑貨や、香港の調味料や乾麺、お菓子などを取り扱う店舗があり、お土産ハントにもおすすめ!新しい施設なので、トイレや店内も衛生的でお買物がしやすいのも嬉しいポイント。
▽Central Market
93 Queen’s Road Central, Central, Hong Kong
フォトジェニックだけど実力派。世界に支店を増やす人気モダン中国料理
ビル群が煌びやかに輝く中環の金融街。Standard Chartered Bank Buildingの地下にひっそりと佇む、隠れ家風のレストラン「Mott32」へ。ジャンルはモダン中国料理。香港の本店のほかにラスベガスやドバイなどに店舗を展開し、世界各国で人気を集める実力派レストランです。
香港では、飲茶は朝〜昼にかけての提供が一般的。せっかくの香港旅行、ディナーでも点心を食べたい!という方にも、ディナー点心を提供するMott32はイチオシです。点心以外にも、シグニチャーのチャーシューや北京ダックなども人気。この2品は要予約なので、予約の際に事前にオーダーしておくのがベターです。
▽Mott32
Standard Chartered Bank Building, 4-4A Des Voeux Rd Central, Central, Hong Kong
新しくなったピーク・トラムに乗って「100万ドルの夜景」を観賞
夕食後に楽しめるアクティビティが多いのは、香港の魅力の一つ。アジア最古のケーブルカーとしても知られる「ピーク・トラム」に乗って、ビクトリア・ピークの頂上へ。2022年8月にリニューアルされたばかりのピークトラムは、天井がガラス張りになっていたり、乗り場へ続く通路に工夫が凝らされ、待ち時間も楽しめるようになっていたり、格段にアップグレードしていました。
ビクトリア・ピークからの景色は、トラムとは別売りのチケットを購入して「スカイ・テラス428」展望台に登るのが一番キレイに見られますが、チケットを買い忘れてしまっても大丈夫!少し人は多いのですが「ライオンパビリオン」と呼ばれる無料の展望台からも、夜景を見ることができます。
老舗ホテル「マンダリン オリエンタル 香港」に宿泊
宿泊は老舗ホテル「マンダリン オリエンタル 香港」。香港島の中環エリアに位置し、客室からはビクトリアハーバーや中環のビル群が。歴史のあるホテルでありながら、この絶景を間近で見ることができ、MTR中環駅から徒歩約1分。モールを通れば雨に濡れずに移動でき、立地も抜群!
▽Mandarin Oriental Hong Kong
5 Connaught Road, Central, Hong Kong
香港パーフェクトプランVol.1【まとめ】
香港パーフェクトプランの記事は第2弾へ続きます!第2弾では最新のレストランや老舗人気レストラン、新しくてキレイと話題の香港国際空港キャセイパシフィック・ラウンジ、旅行最終日もフライトギリギリまで楽しむ裏技などをご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
取材協力:キャセイパシフィック航空 / 香港政府観光局
文・写真/山水由里絵(やまみず ゆりえ)
大学卒業後は広告代理店などに勤務し、結婚を機に中国へ。現在はアメリカ在住。旅行・美容関連の記事をメインに、CLASSY.読者と同世代のフリーランスのトラベルライターとして活動中。2019年9月よりCLASSY.ONLINEで執筆をスタート。