62歳【ママ見え美ばあば】がやっている、若々しさを保つ6つの秘訣

孫がいるようには見えないほど若々しい「ママ見え美ばあば」として美ST誌面&美ST ONLINEに登場して、瞬く間に話題となった読者の本多理恵さん(62歳)。還暦を過ぎてもなお薄毛とは無縁のフサフサ髪や、イキイキとした肌はどうやって保っているの?その秘訣を特別に教えてもらいました。

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読者・本多理恵さん(62歳)
読者・本多理恵さん(62歳)

孫を連れてお散歩していると、必ずと言っていいほど自分の子供と間違えられるという本多さん。「照れくさいような気持ちになりますが、嬉しいですね。見た目のことだけじゃなく、元気なエネルギーがあふれているとよく言われます」。30代の子連れママたちと公園でおしゃべりしたり情報交換をしたり。世代の壁を作らないのも「ママ見えばあば」の秘訣かもしれません。

〈profile〉
Kyoto make up studio LOODY オーナー。23歳で結婚、専業主婦を経て32歳でメイクを学び始めて46歳で現サロンの前身となるヘアメイク事務所を立ち上げた。現在もメイクアップアーティストとして美容専門学校の講師や、メイクアップスタジオとまつ毛サロンの経営者としても活躍する現役ワーキングばあば。

本多理恵さんがずっと若々しい秘訣

1:スキンケアもメイクアイテムもとにかくシンプルに!

日焼け肌が好きな昭和世代なので、普段から日焼け止めは塗りません。ファンデのUVだけで十分!だと思っています。下地として韓国発の水光肌が叶うDMクリームを薄く塗ったあと、しっかりカバーして陶器肌に仕上がるスターオブザカラーのリキッドファンデを愛用。スキンケアも4種類の核酸成分が入ったFORDAYSの導入化粧水と美容液のみ。

左から、スターオブザカラー リキッドファンデーション(リンクス)、DMクリーム(MEDIANS LAB)、ムーサLU・セラムtia、ムーサイオDNローション W Ⅱ(ともにフォーデイズ)。すべて本多さん私物。

2:おばあちゃん肌にならない、ツヤ肌ベースメイク

ファンデーションは洋服で例えるならコートではなく肌着。ベースを塗りすぎるとメイク全体が崩れやすくなるので、まさに薄い肌着を纏うように、パール1粒分だけを顔の中心から外側に向かって塗ります。目の下や額は特に薄く、重ね付けはNG。顔の中心が明るいと若々しく見えるので、外周は塗らなくてもいいくらい。崩れ防止のため最後にパウダーをブラシでふわっとつけますが「粉っぽいおばあちゃん肌」にならないよう、皮脂が多い場所や毛穴が開いている箇所のみに部分付けするのがポイントです。

3:美容医療よりもメイクでカバー!たるみゼロも叶います

エイジングケアのひとつとして美容医療の力を借りると手っ取り早いと思うこともありますが、私はありのままの自分の個性を大事にしたいので、医療の力で変えたり戻したりしたいというのは今のところ考えていません。加齢による見た目の変化に萎える日もありますが、年齢相応の魅力作りをメイクで実現できるように研究しています。メイクをすると自ずと毎日自分と向き合うので、それだけでアンチエイジングになるはず。

たるみ対策メイクのポイントは影やくぼみを徹底的に消すこと。不要な影を消すことで、ゆで卵のようなつるんとした肌に見せてくれます。難しいテクニックは必要なく、筆を使ってほうれい線や目元のシワにコンシーラーを薄く乗せるだけ。肌がトーンアップし、実際は年齢相応にたるんでいる肌が引き上がって見えるように。

4:15年愛用中のシャントリのおかげで年齢不詳のフサフサ髪に

〈写真1枚目〉ヘアサロンCHAINONオリジナルのスカルプケアシャンプーと超修復セラミドトリートメントは15年ずっと愛用。自宅で髪質改善ができます。右はSei Hamada NY 3in1ブラシ。豚毛で髪にツヤを出し、静電気を起こして根元をボリュームアップ。すべて本多さん私物。

〈写真2枚目〉白髪染めは1カ月1回ヘアサロンで。間にジョエルウォーレンのヘアカラーリングトリートメントでセルフケア。

5:女性ホルモンを意識した食事

更年期症状は、ほぼ感じないで今まできました。ちょうど更年期といわれる40代半ばから50代半ばは、事業を始めたり、離婚から数年経ち18歳年下の彼と知り合って間もない頃で恋愛真っただ中だったことも関係しているかも?自分なりに気を付けて長年実践しているのは、女性ホルモンを意識した食事。納豆、豆腐、きのこ、トマトは毎日のレギュラー食材です。

6:若見えボディでファストファッションを着こなす

スポーツジムやエステサロンといったメンテナンスは特に何もしていません。数カ月に一度、友人のメディカルエステでインディバを受けるくらい。1歳の孫との散歩で、背筋を伸ばした姿勢を意識しながらウオーキングをしているので若見えボディはそのおかげかもしれません。仕事では講師や経営者として人と会う機会が多いため黒系のスーツが多いのですが、プライベートではファストファッションのカジュアルスタイルを楽しみます。いつも笑顔で表情筋をよく動かすのも「若々しく元気ですね!」と褒められる秘訣だと思います。

撮影/瀧本加奈子 取材/浦﨑かおり

美ST