ベトナム・ホーチミンの穴場5つ星ホテルはコスパ最高!映えプールも超おすすめのアーバンリゾート

旅好きリゾート好きライターの加藤牧子です。

せっかく海外旅行が復活してもこの円安や物価高で、もはや海外はいつでもどこでも気軽にではない時代に。
パンデミック後にはアジア諸国やヨーロッパやモロッコなど約10ヶ国を訪れましたが、今までは比較的安く感じられた国も、最近は食事やホテル代の高さが身に染みる経験ばかり…。

そんな中で狙い目だと実感している渡航先の筆頭はベトナム。特に常夏のホーチミンは冬の寒さが苦手な私にはベストな避寒地です(笑)

今回は大都会のホーチミンなのに水と緑に恵まれた美しいリゾート、コスパも居心地も最高な5つ星ホテルをご紹介します!

ベトナムの都市は訪れるたびに高層タワーが増えて開発の勢いを感じますが、その分騒音や排気ガスが気になる時もあり、高級ホテルでも立地によっては朝からバイクの音で目が覚めることも…。
せっかくの旅先では静かにリラックスできる滞在を求める方におすすめなのが、ここ15年ほど私が気に入っているホーチミン2区の『タオディエン』地区とその界隈です。

【ホーチミンのイメージが変わるエリア】

サイゴン川の先に広がる閑静な土地には、昔はホテルやカフェなどありませんでしたが、近年はフランス人が多く移住し、15年ほど前から川沿いを中心にお洒落なレストランや小規模なブティックホテルが増え、訪れるたびに瀟洒な街並みに。自然を感じられるリラクシーなアーバンリゾートは大人旅のリピーターにも支持されています。

今回のホーチミン旅で泊まりたかったホテルは、
Mia Saigon Luxury Boutique Hotel https://www.miasaigon.com
(ミア サイゴン ラグジュアリー ブティック ホテル)

【まるで南仏にありそうな白亜のホテル】

2019年末に、このエリアに初めて誕生した5つ星のブティックホテル。
本来なら開業当初に伺う予定が、オープンして間もなくパンデミックで延期となったまま、ずっと行きたいと願っていたホテルでした!

ホーチミンの玄関口・タンソンニャット国際空港からタオディエン地区へは、市街地とサイゴン川を越えて行くので、空港からタクシーだと35分ほどで到着します。

大きなハイウェイからタオディエン通りを抜けると、その先は昔ながらの民家や東南アジアらしい商店が並ぶローカルな道へ。さらにどんどん進むと突然景色が変わって現れるのが、まるで南仏にありそうな白亜のラグジュアリーホテル、Mia Saigon Luxury Boutique Hotelです。

ここがベトナムの都会である事を、一瞬忘れてしまいそうな静けさと落ち着いた佇まい。
エントランスの先にはサイゴン川の手前まで伸びるプールと青空に映える椰子がリゾート気分を盛り上げ、ホーチミン市内とは思えない非日常感に誘われます。

【美しいリゾートビューにうっとり】

なんと言っても素晴らしいのが、都会とは思えないリゾート感が満載の美しいプール。
川の向こうには大きな建物がなく、景色が抜けてすごい開放感!
市内のほとんどのホテルはプールの場所や大きさが限られているので、これほど大きく緑豊かなプールはホーチミンではかなり贅沢です。

隣接する子供用プールも広くて大人が寛げるベッドやカバナも多く、昼間はファミリーで楽しむゲストも目立ちます。

【おこもり旅に重要なお部屋は…】

地元のセレブにも人気のこちらのホテル、私が予約した週末は残り1室のみ。
最後のお部屋はスタンダードタイプのデラックスルームで2階でしたが、視界に入る椰子のグリーンと青いプールの眺めもイイ感じ♡

適度にハリ感のあるリネンが気持ちいい大きなふかふかのベッドと、バルコニーには寛げるソファやテーブルもあり、全室サイゴン川を望むリバービューの開放感が最高です!

デスクもあるので美しい景色を見ながらのワーケーションも捗ります。椅子の多さや配置もちょうど良く、ウェルカムフルーツや飲み物も充実した居心地抜群のお部屋でした。

【気になる水周りはおしゃれで広くて機能的】

リゾート系だとバスタブなしのホテルもある中、さすが新しい5つ星ホテル!旅の疲れが取れる大きな深めのバスタブとシャワーブースがセパレート式なのも◎。

洗面台はダブルシンクでトイレも独立しており、日本のホテルみたいに使いやすいと思ったら、全てTOTO製と分かり地味にうれしい(笑)そしてシャンプーやボディソープは男女別に分かれているこだわりもすごい!細かい所まで配慮されたキレイな水回りは、ホテルステイの快適さを倍増させてくれますね。

【朝食はリゾートステイのお楽しみ♡】

バインミーなどベトナムらしいメニューも多く、大好きなフォーは牛肉と鶏肉のほかにピリ辛スープのブンボーフェなど数種類あり麺類の食べ比べも。
ブティックホテルにありがちな簡素なメニューではなく、朝から種類豊富なビュッフェを楽しめるので連泊でも飽きません!

【チェックイン前のスパもおすすめ】

日本を深夜発の場合、ベトナム到着は早朝なので寝不足やフライト疲れを感じる時も。ホテルのアーリーチェックインが難しそうな場合、朝食後の午前中にスパコースを事前予約しておくと到着日から元気に過ごせます。

地下にはフィットネスや本格的なスパ『Ō Spa』が。この日は全身のむくみを解消したく、足浴から始まるフットマッサージ→アロママッサージ→フェイシャル約3時間の贅沢コースで一気に癒されました!

【サイゴン川の移動はクルーズ気分】

ホテルとホーチミン中心部までの移動は、サイゴン川を1日3往復するホテル専用のスピードボート(事前予約制)を利用できます。約20分でホーチミン中心部の埠頭に着くので、そこからの市内観光も便利。風を切って進むサイゴン川の移動はちょっとしたクルーズ感をフリーで楽しめてお得な気分です!

【夜飲みもホテル内でおしゃれに】 

リゾートでは外に出るのがつい億劫になってしまう私。Mia Saigonではダイニングの他にホテル内で楽しめる、素敵なカフェやバーが2箇所ありました。

1階のレセプションの奥にはエレガントな空間が広がり思わず目がハートに。
こちらのアフタヌーンティーは地元のマダムたちにも人気で事前予約がマスト。
一瞬パリのホテルに来たの?と錯覚しそうな内装は、窓から見える南国ビューとの対比もまた良き♡

最上階のルーフトップバー『MUSE』は、ホーチミンの夜景を一望できる大人の社交場。
周辺には大きな道路や建物がないので、屋外なのに静かで美しい夜景にリラックス度もMAX!サイゴン川からの夜風も気持ちよくて最高です。

同じバーでも屋内はガラリと雰囲気が変わります。赤を基調としたグラマラスで映える内装は、女子旅でも盛り上がりそうなおしゃれな雰囲気!深夜でもホテル内のバーならお部屋に戻ってすぐに休めるので安心(笑)。

【インルームダイニングも充実】

バーで一杯の後は、お部屋のテラスで美味しい食事をいただけるのも幸せな時間。
レアの牛肉に熱々のスープをかけていただくスペシャルフォー『Pho Bo Tai』(フォー ボー タイ)お肉も美味しく新鮮なハーブたっぷりで絶品でした!

【映える!幻想的なナイトプール】

日が暮れると柔らかなオレンジの光に包まれて艶やかな雰囲気に一変。まるで欧米のラグジュアリーホテルのような美しさにうっとり♡
ここがホーチミンとは思えない優雅なナイトプールは個人的にイチオシです!

夜のプールは流行りのブルーライト系ではなく暗めの照明で水着姿に自信のない方にも安心(笑)南国の強い紫外線も日没後なら気になりません。
プール方向からのホテルはロマンティックで写真映えも抜群!ぜひ思い出の一枚を♡

【超円安でもお値打ちな5つ星ホテル!】

パンデミック以降、宿泊サイトの評価や口コミが下がった宿泊施設も多い中、こちらのホテルはトータルでお値段以上!期待を裏切らない満足度の高い滞在でリピート確実です。

都会の利便性とリゾートステイを楽しめるホーチミンの5つ星ブティックホテル。超円安の現在もまだ1部屋3万円台で泊まれる日が多い、お値打ちラグジュアリーな穴場的デスティネーション。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

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