激辛フードがもたらす快楽ホルモンはサウナでととのう感覚とほぼ同義！？グルメ女子が厳選する“うま辛料理”の名店10選をご紹介します！

一人黙々と汗をかいて...日々の鬱憤も爽快に吹き飛ばす!

雛子：激辛フードが大好きなので、今日は楽しみです。児嶋さんは編集部イチ辛い食べ物好きとお聞きしました。
陣内：唐辛子を煮て食べるって噂が（笑）。
児嶋：それは単なる噂！でも世の中の辛いといわれるものをあまり辛いと思ったことがないのは事実で、蒙古タンメン中本の“北極”は普通の味噌ラーメンだと思ってるから…。
雛子：ええっ！さすがの私でもそこまでは…これまで出会った人の中で最強かもしれません。他にはどんなお店に行かれるんですか？
児嶋：辛いモノを求めたくなったら、一人でも行きやすい麺類を食べに行くことが多いかな。まさについ数日前、仕事終わりにどうしても食べたくなって、AFURI辛紅（①）の一番辛い「28丁目 ちはやぶる 大雷神」を食べました。柚子の酸味も加わって“酸っぱ辛い”味だから、辛いものを欲するけどサッパリもしたいってときにはこれ一択です。仕事の合間に刺激物を摂取をしたくなったら、表参道ヒルズにある蝋燭屋（②）の麻婆麺でピリッと痺れてる（笑）。辛い料理を食べた後って罪悪感もちょっとあるけど、なぜかスッキリした気分にもなれて…。月イチくらいでデトックスも兼ねて激辛を摂取しています。
陣内：日々のストレス発散ですよね！
雛子：（笑）。激辛麺といってもジャンルはさまざまですよね。私が出張で名古屋を訪れたときに必ずと言っていいほど食べるのが、味仙（③）の台湾ラーメンです。醤油ベースのスープと唐辛子の刺激的な辛さがクセになるから何度もリピート。JR名古屋駅店が行きやすいけど、違う店舗にも足を延ばして辛さレベルの高い“アフリカン”を食べたり、サイドメニューを楽しんだりしています。
陣内：辛さ控えめの“アメリカン”でも私的には結構辛かったな～。辛さレベルが選べるのは楽しいよね。制覇してみたい。
雛子：あとは七宝麻辣湯（④）のマーラータン（スープ春雨）もランチの常連。だんだん辛さに慣れてきて、課金してまでスープの辛さ指数を上げてます。ちなみに赤坂店だと、薬膳火鍋の2時間制の食べ放題コースがあるんです。時間内は具材のお代わりが自由だから、野菜もたっぷり摂れておすすめ！
児嶋：知らなかった。行きたい！辛くても、春雨やら野菜やらでちゃんとヘルシーなメニューをチョイスしているところ、さすがだね。
雛子：火鍋も結構好きですね。有名ですが、やっぱり海底撈火鍋（⑤）はハズせません。友達と一緒に行くと自分だけ辛さレベルが違うから、タレを自分好みに調合しています。多種の薬味とオリジナルソースでアレンジできるタレがとにかく美味しいんです！
陣内：私も、仕事で疲れ果てたけど優しい食べ物では満足いかないって日に、ウーバーしてでも海底撈火鍋を求めちゃう。あの刺激に救われる感じは、体がととのっている感覚に近いかも…。サウナ行かないけど（笑）。
児嶋：その感覚わかる！体が熱くなった後に冷たいものを食べたら、頭がスカッとする！
陣内：火鍋なら、麻辣火鍋専門店 越智（⑥）もよかったです。ガツンと辛いというより、スパイスのひとつひとつがお互いを壊さないように積み重なっている感じがわかるスープで、どこか日本的な味わい深さもあり、店主のこだわりが感じられるお店でした。辛さ調整もできるみたいなので、辛いのが得意じゃない人でも行きやすいと思います。隠れ家的雰囲気も素敵ですよ。
雛子：優雅な空間でいただく中華っていいですよね。スーツァンレストラン陳（⑦）は、ホテルレストランだけあってサービスも雰囲気も格別です。ゆったりしたい休日のランチによく利用しています。期間限定の麻婆白子も好きで、山椒の香りがしっかり感じられて辛さも抜群です。他にもそそられる四川料理がたくさんありますよ！グループでも◎。
児嶋：高級中華もランチなら比較的気負わず行けるからいいよね。希須林 青山（⑧）も落ち着いた雰囲気でおすすめ。担々麺がピリッと辛く、コクもあって本当に美味しい。もし食べたことないなら絶対食べて！表参道駅の近くなので仕事の合間にも利用しやすいよ。
雛子：絶対に数日以内に行きます（笑）。
陣内：四川料理なら陳家私菜（⑨）も好きです。本場四川やみつき皇帝よだれ鶏か、石鍋で熱々に食べる麻婆豆腐！店内も活気づいているし、店員さんとの絡みがちょっぴり現地気分に浸れて楽しい。エスニックなら、タイ料理のソムタムダー（⑩）も本場タイ東北地方の郷土料理が味わえます。スパイシーなサラダ系メニューが豊富で、食べたら思わず無言になるほど辛いけど、ハーブが入っているから同時に爽やかさも感じられて。お店の内装もオシャレだから特に女性から好まれそうな雰囲気です。テイクアウトもできますよ！
児嶋：最後に、ファストフード系もあなどれないよね。モスバーガーのスパイシーチリドッグは、手っ取り早く刺激が欲しい！ってときに、ちゃんと満足できる辛さ。
陣内：児嶋さんを満足させられるなんて、たいしたものです（笑）。早速買ってみます！

①AFURI辛紅 新宿サブナード

柚子塩らーめんで知られるAFURIの系列店。唐辛子で赤く染まりながらも、柚子の酸味を爽やかに感じられるのはAFURIならでは。
【住所】東京都新宿区歌舞伎町1-2-2新宿サブナードB1
【TEL】03-6384-2467
【営業時間】11:00〜22:00
【定休日】なし

②蝋燭屋 表参道ヒルズ店

シビレヌードルで有名な行列のできるラーメン店。唐辛子の辛さ、花椒の痺れがクセになる「麻婆麺」が人気。
【住所】東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ 3F
【TEL】03-6447-2801
【営業時間】月～土11:00～22:30、日11:00～21:30
【定休日】表参道ヒルズに準ずる

③味仙 JR名古屋駅店

＼クセになる辛さ！／

名古屋グルメ“台湾ラーメン”を食べるならここ。新幹線改札にも近く、旅行や出張の帰りにサクッと寄ってもOK。ピリ辛の手羽先もおすすめ。
【住所】愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4
【TEL】052-581-0330
【営業時間】11:00〜22:30（LO22:00）
【定休日】なし

④七宝麻辣湯 赤坂店

使用されるスパイスのほとんどは中国の漢方薬としても使われており、デトックスや美肌効果が期待できるのが嬉しい。組合せは自由自在！
【住所】東京都港区赤坂3-8-8 赤坂フローラルプラザビル1F
【TEL】03-6435-5941
【営業時間】11:30～23:00
【定休日】なし

⑤海底撈火鍋 新宿店

中国四川省発の火鍋専門店。新宿店の他、秋葉原や上野、千葉、神奈川、大阪にも店舗あり。「とにかくタレが美味しい！」と雛子ちゃん。
【住所】東京都新宿区歌舞伎町1-21-1 第二東亜会館6F
【TEL】03-6278-9799
【営業時間】11:00～翌6:00（LO翌5:30）
【定休日】なし

⑥麻辣火鍋専門店 越智

20種類以上のスパイスと厳選野菜、店内仕込みのスープからなる麻辣火鍋は、旨味や辛さが何層にも重なる滋味深さがあり、店主のこだわりを感じる味。
【住所】東京都渋谷区代々木3-29-5 2F-A
【TEL】050-5462-3434
【営業時間】17:00～24:00
【定休日】水曜

⑦スーツァンレストラン陳 渋谷

セルリアンタワー東急ホテル内の本格レストラン。ゆったりと優雅な気分でいただく四川中華は特別な休日のひとコマに最適。
【住所】東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル2F
【TEL】03-3463-4001
【営業時間】11:30〜14:00、17:30〜22:00
【定休日】水曜

⑧希須林 青山

「美味しそうなメニューが豊富で、担々麺を頼むつもりでも心が揺れる」と児嶋さん。青山の他、都内には赤坂・麻布台に店舗あり。
【住所】東京都港区南青山5-1-25 メゾンドラミア2F
【TEL】03-3499-4120
【営業時間】昼11:00～14:30、夜17:30～22:00
【定休日】月曜・年末年始

⑨陳家私菜 新宿店

＼やみつき皇帝よだれ鶏／

冷めないように熱した石鍋の“頂天石焼麻婆豆腐”が名物。
【住所】東京都渋谷区代々木2-15-9 加瀬ビル1F
【TEL】03-3374-1889
【営業時間】［昼］11:30～15:00［夜］平日17:30～23:00、土日祝17:30～21:30
【定休日】なし

⑩ソムタムダー

本格的なタイのイサーン（東北）料理を提供。虎ノ門ヒルズビジネスタワーには東京2号店が登場。
【住所】東京都渋谷区代々木1-58-10 1F
【TEL】03-3379-5379
【営業時間】［昼］11:30～15:00［夜］17:00～23:00、日祝17:00～22:30
【定休日】なし

取材／岩本亜有美　編集／平賀鈴菜　再構成／Bravoworks,Inc.
CLASSY.2025年2月号「今度の週末、どこに行く？」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。