『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』公開！ ”国民的理想の彼氏” チョン・ヘインのおすすめ作品6選
デビューは兵役を終えた後、26歳とやや遅め。『恋のスケッチ～応答せよ1988～』『トッケビ～君がくれた愛しい日々～』などで着々と印象を残し『あなたが眠っている間に』『刑務所のルールブック』で注目の存在に。アラフォー女性と年下男性のリアルな恋愛模様を描いき、本国で“綺麗なお姉さん”シンドロームという社会現象を巻き起こした『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』で、愛らしくも頼れるイ・ジュノ役を好演し大ブレークしたチョン・ヘイン（36）。通称ヘイニ。赤ちゃんのようなお肌と、可愛い笑顔、そして先祖は李氏朝鮮時代の儒学者、丁若鏞というにじみ出る育ちのよさ、でも実は脱ぐと男らしいギャップでファンを虜にし、国民の年下男と言われてから7年。甘さのないタフな役柄にも挑戦し、演技の幅を広げ、今や、国民的理想の彼氏と呼ばれるように。2月には日本のご長寿番組『徹子の部屋』に出演。その紳士的なふるまいで、日本のお茶間を魅了。4月には、映画『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』でも来日し新たに沼落ちする人が続出している、チョン・ヘインの魅力溢れる代表作を紹介します。
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ハードなアクションをこなすキレキレヘイニを見るなら、映画『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』
STORY
前作『ベテラン』から9年。シリーズ第二弾。前作では、巨大財閥と広域捜査隊の対決を描いていましたが、今回は連続殺人鬼と凶悪犯罪捜査班の対決。法では裁かれなかった悪人の殺害が連続して起こり、世論は、私刑を繰り返す犯人を正義のヒーローともてはやすようになる。ベテラン刑事ソ・ドチョル（ファン・ジョンミン）、ドチョルに心酔する新人刑事パク・ソヌ（チョン・ヘイン）などの凶悪犯罪捜査班の刑事たちは善悪の境界線を越えてしまった犯人に立ち向かい、事件は解決に近づくように見えたが･･･
見どころ
ファン・ジョンミン主演で2015年に公開、韓国では1340万人を動員し大ヒットとなった痛快アクション『ベテラン』の第二弾に、新人刑事役でチョン・ヘインが仲間入り。本作は、第77回カンヌ国際映画祭、第49回トロント国際映画祭公式招待、第45回青龍映画最優秀作品賞ほか7部門ノミネートの2024年韓国の超話題作！ 前作同様キレッキレのダイナミックなアクションシーン、小気味いいコメディパート、迫真に満ち臨場感にあふれ映画館でぜひ味わってもらいたいクライムアクションムービーです。見ごたえのあるアクションシーンとブロマンスをエネルギッシュに、そして不気味に怪演するチョン・ヘイン、必見です！
ゴールデンリトリバーのような頼もしく愛くるしいヘイニを見るならドラマ『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』
STORY
35歳になるユン・ジナ（ソン・イェジン）は、親には結婚を急かされ、職場ではセクハラとストレスフルな毎日を送っている。そんな時、大親友の弟で、実の弟スンホ（ウィ・ハジュン）の親友であるソ・ジュニ（チョン・ヘイン）が海外赴任から帰国、再会する。会社が同じビルだったことから、食事をしたり、会話を重ねるうちにジュノはジナに恋に落ち、猛烈にアプローチをするように。ジュニに惹かれつつも世間の視線なども気になるジナだが･･･
見どころ
チェスターコートに身を包み、自転車で爽快に甘く現れるのが、このドラマでのチョン・ヘインの登場シーン。あまりの爽やかさ、そして人懐っこい可愛らしさで見た瞬間誰もが魅かれてしまう名シーン。チョン・ヘインをスターにした『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』は、男女が出会い、惹かれ合い、愛し合い、そしてその先までの何気ない日常をリアルに丁寧に描き、また同時に社会問題にも切り込んだ意欲作。映像はあくまでも美しく繊細で、時には共感、時にはこちらが赤面してしまうほどの甘さに、気持ちが温かくなります。そしてとにかく、チョン・ヘインがキュート！ （後半は、社会の厳しい側面も登場しますが･･･）またもう1度熱愛がしたくなる純愛ストーリーです。
今まで知らなかった強くてクールなヘイニが見られるドラマ『D.P.―脱走追跡官―』
STORY
「D.P.」は、「Deserter Pursuit（脱走兵追跡）」の略で、軍務を放棄し脱走した兵を追跡する軍の部隊のこと。兵役義務で入隊したアン・ジュノ（チョン・ヘイン）は、ボクシングの経験と鋭い洞察力を買われ「D.P.」に配属される。組長であるハン・ホヨル（ク・ギョファン）と共に、自身の身の危険を感じながら任務を遂行していくが、兵士間の壮絶ないじめ、自殺、パワハラ、軍上層部の隠蔽問題などに直面していく･･･
見どころ
男性は兵役義務のある韓国。運営は民間に頼らず、すべて軍で行い脱走した兵士を捕まえるのも兵士の仕事。原作者であるキム・ボットンが実際にD.P.に配属経験があり、実体験を元に描かれる描写はかなりリアルと評判に。チョン・ヘインが演じるアン・ジュノは元ボクサーの武闘派でポーカーフェイス。甘い表情を一切見せない役作りが話題になった作品です。社会問題を傍観する罪、人の尊厳などを、兵役を通して訴える気軽には見られない作品ですが、自身も「キャリアの転機」となったと言う、タフでシャープなチョン・ヘインに出会える社会派ドラマです。
優しく柔らかい春風のようなヘイニを見るならドラマ『ある春の夜に』
STORY
恋人とマンネリの関係が続いている図書館司書のイ・ジョンイン（ハン・ジミン）は、立ち寄った薬局でお財布がないことに気が付き、初対面の薬剤師ユ・ジホ（チョン・ヘイン）にお金を借りることに。タクシー代まで貸してくれたジホのことが気になり始めるジョイン。互いに運命のような共通点があり、再会したことで、ジョインはジホからアプローチを受けるが、実はジホがシングルファーザーだということが発覚し･･･
見どころ
チョン・ヘインがブレイクするきっかけとなった『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』と同じ脚本家、監督で制作された春の風のように温かく心地いいラブロマンス。本作では、チョン・ヘインが父親役に挑戦！ 穏やかで優しくて、自身のもつ上品な雰囲気も役にぴったり。そしてバスケットをするシーンは爽やかでキュート！ ゆったりとした展開からは、感情を抑えた登場人物の心の模様がじっくりと伝わってきて、妙に感情を揺さぶられます。おしゃれな音楽、フランス映画のような美しい描写、そして繊細で柔和なチョン・ヘインに癒されるので、新生活で慌ただしく過ごしている人ほど、おすすめです。
ヘイニと一緒に憧れシチュエーションで現実逃避したいなら、ドラマ『となりのMr.パーフェクト』
STORY
建築アトリエの代表の建築家チェ・スンヒョ（チョン・ヘイン）は、フランス・パリ生まれ。実力も性格もビジュアルも完璧なMr.パーフェクト。彼の幼馴染のペ・ソンニュ（チョン・ソミン）は、幼い頃から常に成績トップ、明るく行動的で小さい頃はスンヒョを振り回し、順風満帆な人生を歩んでいた。大企業のマネージャーとして活躍していたソンニュがある日、壊れてしまい韓国に戻り2人は再会。幼馴染との再会で、互いにときめきを感じ始めるが･･･
見どころ
ハードな役どころが続いたチョン・ヘイン、3年ぶりのロマンスドラマと放送前から話題になった本作。ドラマ出演の前作、『スノードロップ』が、本国ではバッシングを受けたこともあり、ファン待望のこの作品を機に、国民的年下彼氏から頼もしい大人の男に、イメージが変わったと言っても過言ではありません。気が強い幼馴染に振り回される心優しさがありながら、いざという時は頼れる、そしてビジュアルも〇、仕事も〇という完璧男子役を、正に本人そのものと思わせる憑依ぶりで熱演！ 幼馴染が完璧なイケメンだったら･･･という誰もが憧れる夢のシチュエーションに没入できるロマンティックコメディです。
実は天然な素顔のヘイニを見られるリアリティバラエティ『チョン・ヘインのI♡NEW YORK』
STORY
チョン・ヘインが「死ぬまでに1度は行きたい場所」ニューヨークを、楽しく旅をするリアリティ旅バラエティ。様々な出会い、トラブルを体験しながら憧れの街を散策します！
見どころ
ファンとしては、ドラマの役どころだけではなく、素顔のチョン・ヘインも気になるところ。人の本当の姿が現れるという「旅」。そこで見せるのは、育ちのよさからなのか天然な姿。バッグのファスナーが空きっぱなしだったり、ボートの進行方向が逆だったり、助けてあげたいと思わせるゆるキャラです（笑） そしてやっぱり食べ方が上品できれい！ 美味しいそうにほおばる姿は、視聴者をも幸せにします。他にも好きな物、意外な苦手な物など、彼を推す上では知りたい情報満載のノンストレスで楽しめるゴールデンウィークにもおすすめな番組です。
この記事を書いたのは･･･
味澤彩子 STORYライター
韓国ドラマだけでなくファッション、皇室、美容、カルチャーとさまざまなジャンルを担当するライター。1度ハマるととことん突き詰める生まれながらのオタク気質で、感動する作品に出合うと、スタッフ、俳優、関連する作品を芋づる式に鑑賞し、寝る暇も惜しんで韓流ドラマ三昧。気がついたら、ビジュアル、内容、演出、文化面多方面から語るようになり、韓ドラの1人おすぎとピーコと言われるように。好きな俳優はチュ・ジフン、カン・ハヌル、ソン・ソック。好きな脚本家はイム・サンチュン作家。ゴールデンウィークは、百想芸術祭を現地で鑑賞予定！
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