【エルメスのシルバー】ジュエリーライターが30代から集めた「一生ものジュエリー」
そろそろちゃんとしたジュエリーを揃えていきたい、 そんな人に向けて、ジュエリーライターが30代の頃から揃え始めた、【一生ものジュエリー】の魅力、楽しみ方をお伝えする企画。今回からは3回にわたって、これからの季節に役立つシルバージュエリーをナビゲートします。トップバッターは、エルメスのシルバーたち。
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私はシルバージュエリーも大好き。(ふだんジュエリーとアクセサリーは差別化して考えており、シルバーに関しては、アクセサリーではなく、ジュエリーと呼んでいます)最近はインスタでご紹介する機会が減っていたのですが、実はプライベートではシルバージュエリーの日も多く、特に旅行中はほとんどシルバーです。大学時代は資金的にシルバーしか買えなかったのですが、年齢を重ねていくにつれ資金も少しずつ増え、私の嗜好はゴールドジュエリーへと移行。もちろん、エルメスのシルバージュエリーが素敵なことはずっと知っていましたが、20代前半に購入したゴールドとのコンビリング以来、しばらく足が遠のいていました。
ですが、ある程度大人になったときに、“今の自分に似合うシルバーが欲しい”と探し求めるようになったのです。今はカッコいいシルバージュエリーも増えましたが、当時はシルバーといえば華奢なデザインが多く、なかなか心惹かれるものに出会えず。“やっぱり大人が着けるならエルメスしかない”と思い、揃え始めたのでした。それが今から約10年ほど前のことです。その頃は毎年仕事でハワイを訪れていたので、そのたびにエルメスに行く(しかも当時は円高!)のが、恒例となりました。

まずはじめに購入したのが「エシャペ クロワゼット」のリング、翌年に「コリエ・ド・シアン」のバングル。3年めに「ケリー・クロシェット」のチェーンブレスとリング、そして4年めに「トゥアレグ」のバングルと、4年に渡り、少しずつ揃えていきました。
「エシャペ クロワゼット」リング
エルメスのシルバージュエリーを揃え始めるきっかけになったリング。立ち寄ったハワイのショップで「今、全米で在庫がひとつだけ」と言われたうえ、そのリングがシンデレラフィット。これは運命だなと思い即決しました。
もちろんシルバージュエリーと


持っていたシルバージュエリーとも合わせやすく万能。気軽に使いやすいリングです。
ダイヤモンドジュエリーと

ときにはホワイトゴールド×ダイヤモンドジュエリーと合わせることも。主張しすぎないので、どんなジュエリーともフィットします。
「コリエ・ド・シアン」バングル
本当は幅が太めのバングルを購入しようと思っていたのですが、精算する直前に急遽細いタイプに変更。結果、レイヤードも楽しむことができたので、この細さで正解でした。
単品使いでも素敵

幅が細いといっても存在感があるので、単品使いもよくします。コーディネートのいいアクセントに。
ほかのブレスレットとレイヤード


細いタイプにしたことで、ほかのシルバーブレスレットとのレイヤードも楽しめます。
「ケリー・クロシェット」チェーンブレスとリング
私は鍵モチーフが昔から大好きなので、この2つを見たときにどちらかは絶対欲しいと思った結果、決めきれずにどちらも購入してしまいました。今なら、冷静になってどちらかひとつにしていたと思います(笑)。
二重巻きデザインでこなれた雰囲気に


ただ手元に着けるだけでニュアンスが生まれます。
チェーンブレスはチョーカーとしても!


ブランド的には2wayとしての販売はしていないかと思いますが、二重巻きタイプのブレスレットはチョーカーとしても使えて汎用性が高く便利! 金具を見せても、見せなくても、サマになります。
リングはシンプルジュエリーと

インパクトのあるデザインなので、もともとブレスとセット使いをするつもりはありませんでした。このリングを使うときは、シンプルなジュエリーと合わせてリングを主役にしたコーディネートに。
「トゥアレグ」バングル
このバングルはお店で見た瞬間にひと目惚れ。これくらいかな、という価格よりも安かったので、腕に着けさせてもらう前に買うことを決めていました(笑)。ひとつひとつ柄が違い、私が購入したときは在庫が5、6点あったので、見比べて選ぶことができました。
ただ着けるだけでカッコいい!


いつものコーディネートにプラスするだけで、おしゃれな手元に。夏の手元に欠かせないアイテムです。
【おまけ】 ヴィンテージ「メキシコ」リング
どんなタイミングにいくらくらいで買ったのかまったく覚えていないのですが、私のファーストエルメスがこちらの「メキシコ」リング。若い頃に大好きで集めていた、シルバー×イエローゴールドのコンビです。最近はMIXコーデをしない私ですが、このリングを見るとかつては取り入れていたことを思い出させてくれ、ジュエリーコーデの変遷を感じられます。何十年もおうちで眠っていた“勝手にヴィンテージ”ジュエリーですが、久しぶりに見てもやっぱり素敵! 辛口マニッシュなシルバーブレスにも、ゴールドのチェーンブレスにも似合います。


ジュエリーを紹介したのは…
沼田珠実
ライター歴23年。ジュエリーページを数多く担当し、その審美眼と知識にスタッフやモデル、ジュエリーブランドのプレスからも厚い信頼を寄せるほど。私物ジュエリー術を紹介しているインスタ(@mami_my_jewelry)も話題。
*ジュエリーはすべて私物です。ブランドへのお問合わせはお控えください。
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