石川梨華さん(40)結婚・出産後の変化「完璧主義だったけど、疲れた日は“出前でいい?”と言えるように」

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レジェンドアイドル、石川梨華さんがCLASSY.ONLINEに登場!前回の記事では、独自の魅力で絶大なる人気を集めたアイドル時代のエピソードと仕事観をお話いただきました。今回は、結婚、出産を経て2人の男の子の母としての日々を過ごしながら、仕事にも復帰した現在の石川さんのプライベートや、人生の楽しみ方を教えていただきました。

Profile

1985年1月19日生まれ。神奈川県出身。15歳でモーニング娘。第4期メンバーに選ばれ「ハッピーサマーウェディング」でデビュー。2005年モーニング娘。を卒業。美勇伝などのユニット活動、ソロ活動を経て2017年に結婚、2児の男の子の母に。2023年にはハロー!プロジェクト25周年ライブに出演し話題に。デビュー25周年の今年はディナーショーを開催予定。

夫は一緒にいるとすごく居心地がよくて、深呼吸したくなる人

――ご結婚されて、ご自身の中で変化はありましたか?

いつも全力で自分に厳しかった私ですが、今は少しずつ肩の力が抜けるようになってきました。そのきっかけは結婚かな。夫は性格や流れているリズムが全然違っていて、すごくマイペースで、それが居心地がいいんです。そしてけんかをあまりしたことがなくて、けんかしようと思ってもしてくれない。私が感情的に何か言っても彼はいつも冷静で右から左に聞き流して終わります(笑)。「何でなの?」って聞いたことがあるのですが「だって(君は)感情的になってるわけじゃない?そこに感情をぶつけたところで何が生まれるの?」と。彼はプロ野球でピッチャーをやっていたので、先を読んで、常にこの後に起こることをシミュレーションしてきたから、すごく冷静で、ドライ。彼の話を聞いてなるほどな、と思いました。そんな彼と過ごすうちに、徐々に肩の力が抜けていきました。自分一人だと深呼吸って忘れがちですけど、のんびりした彼といると居心地が良くて、自然と深呼吸できていると思います。

子どもたちの存在があるから、できるようになったことも多い

「ハロウィンの日、やんちゃボーイズたちはヒーローに変身。部屋を飾り付けしたり、子どもたちと一緒にハロウィンクッキーを作ったりして楽しんでいます」(写真:本人提供)

――ママになってからは、どんな変化がありましたか?

子どもは男の子が2人なのですが、三姉妹で育って、ハロー!プロジェクトという女性に囲まれた環境にいた私にとって、男の子は未知の生物です。うちの子は同じことを何度言ってもすぐ忘れちゃうし(笑)。兄弟げんかもなかなか止まらない。私は元々高い声だし、今まではプライベートで大きな声を出すこともなかったのですが、大声でけんかを止めたり、注意することが増えました。「ただ大声を出すと喉がかれちゃうから、お腹から声を出さなきゃ」なんてやっていたら、ハロー!プロジェクト25周年のライブのリハーサルで、久しぶりに会った音響さんに「石川、声量が上がったね」と言われました(笑)。「お洋服」とかいっていた私が「コラ~!」と言葉も荒くなったり、未知の生物の息子たちと過ごしながら、自分自身の中で新しい発見があって楽しい日々です。「私ってこんなこと言うんだ」「こんなことできるんだ」って。

生意気だったかもしれないけれど「私がやる理由」をいつも確認してきた

「家族で美容院に行った時の写真。私が子どもの頃に母が三姉妹お揃いのお洋服をいつも着せてくれてたので、私も自然と自分の子どもにお揃いのお洋服を買っています」(写真:本人提供)

――40歳になった今の石川さんから、アラサーだったご自身に声をかけるとしたら、何を伝えたいですか?

あの時、がむしゃらに頑張れていたから今があるので「いいぞ、いいぞ、その調子!そのまま頑張れ!」と言いたいですね。ずっと「反省はするけれど、後悔はしたくない」と思っていて。当時も疑問に思うことがあったら、生意気だったかもしれないですけど、ちゃんと聞いて、ただ与えられたものをこなす、ということはしませんでした。大変そうだなという仕事がきた時も「これは私がやるべきなんですよね?」と、ちゃんとマネージャーさんと話し合って、納得した上で「わかりました。じゃあ、全力でやります」と決めていました。イヤイヤやったところで、表に出るのは私だし、イヤイヤ感が出てしまったらファンの人が悲しむ。断るという選択肢がない状況でも、ファンの人にイヤイヤやっていると絶対に思われたくない。10代の時から「それが自分にとっての使命、決めたのは私だから」と思っていました。そういう点では、ネガティブではあったけれど、メンタルは強いと思います。
もちろん世の中には、自分の思ったことを人に伝えるのがうまくできない人もいますよね。私は仕事では白黒ハッキリさせたいし、適当は絶対ダメというスタンスですが、普段は平和主義なので、プライベートは適当でもいいし「どこでもいいよ」「なんでもいいよ」と合わせるタイプです。

必要な時以外はスッピン、仕事から帰ったら即洗顔が美肌の秘訣

――ブランクの時期があったとは思えないほど、変わらずキレイでいられる秘訣は何ですか?

中学校時代はソフトテニス部で、メークの仕方も知らないままモーニング娘。になったので、メークは「してもらうもの」でした。オフの日は、メークもしないで、帽子にマスクで、なるべく派手な色を着ないでバレないように過ごしてきました。友達と食事に行く時もスッピン。昔も今も、必要じゃない時はお化粧はしないことが、意外と肌をキレイに保てている理由かも。仕事の日も、帰ったらまず顔を洗って肌に負担をかけないということは続けてきました。

「可愛く見られたい」という気持ちはオフでは全くなくて、今でも近所の買い物の時は帽子にマスク。日焼け止めやファンデーションを薄く塗る程度で、マスカラもリップもつけません。私の中では、常にキレイにしていなくてもいいかなと思っていて。メリハリがあることで、それがお仕事スイッチになったりするし。メークするのは石川梨華になる時。子どもは私のスッピンを見慣れているから、仕事から帰ってきてメークをしている顔を見ると「ママ可愛いね」なんて言ってくれます。授業参観の時も「ママ、今日はカンペキなメークしてきてね」なんて言うんですよ(笑)。

自分を好きになって、満たして、自分で自分を幸せにしてあげる

二人の男の子のママとして賑やかな日々。「手作りで準備した自宅での夏祭りは、家族やお友達を呼んだり、ひと夏に何度も開催しました」(写真:本人提供)

――CLASSY.世代の女性にとっては人生の先輩である石川さん。アラサーの女性たちに伝えたいメッセージはありますか?

みんなもっと、自分を好きになってあげてほしい。私にも、自信がなかった時期があったし、今でも自信満々というわけではありません。子育ても「何が正解なんだろう」と悩みながら日々過ごしていますが、もっと自分を大事にして、今、幸せなんだよということに気づいてほしいですね。

SNSを見て「あの人は幸せそう」「キラキラしているな」と、人と比べて羨むのは、自分が満たされていないから。私は、それって自分でどうにかできると思っていて、誰かに求めるのではなくて、自分自身で満たしてあげればいい。そうすれば生きやすくなるのかな。もっと自分自身と向き合ってほしい。20代の時は、私もそこまで考える余裕がなかったからこそ、伝えたいです。

ネガティブだった私が今「満たされているな」って思えるのは、自分をすごく大事にしてあげられるようになったから。「今日はもうムリ!家事やれない!」って疲れて頑張れない時は、夫や子どもに甘えられるようにもなりました。「わがままかもしれないけれど、やりたくないんだもん。やらなくたって生きていけるよね」と自分を受け入れて、「よし、今日は出前を頼んでいい?」と家族に言うと、夫も「全然いいよ」子どもたちも「ラッキー!」みたいな反応だったりして「私、勝手に頑張りすぎてた?」と気付かされたりします。

幸せそうな人を見たら「いいな」じゃなくて、「自分にもその権利がある」と気付いてほしい。自らネガティブに捉えてしまうのは、もったいない。私も時間をかけて、やっとそう思えるようになったから、みなさんも自分を好きになって、満たしてあげて。そうやって幸せに暮らしていたら、きっと色んないいことが起こると思います。

ジレ¥19,800スカート¥24,200(ともにアルページュストーリー/アルページュストーリー プレスルーム)サンダル¥17,050(ダイアナ/ダイアナ 銀座本店)イヤーカフ¥25,300<Pearl for Life>ネックレス¥14,520<ポピー・ケー>バングル¥13,200<オーロラ>リング¥12,000<Maria Jewelry>(すべてロードス)

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撮影/河内彩 スタイリング/中村真弓 ヘアメーク/山下智子 取材/加藤みれい 構成/越知恭子