服装がダークトーンになりがちな秋冬は、表情が華やぐゴールドカラーのピアスがおすすめ。そこで今回はジュエリーライターの沼田珠実さんが、身につけるだけでスタイリングをクラスアップしてくれる、憧れブランドの名品ピアスをピックアップ。10万円台で手に入るアイテムは、年の瀬に向けた自分へのご褒美ジュエリーとしてもぴったり。日常からパーティシーンまで、大活躍間違いなしの名品を手に入れて。

1本の釘から誕生した大人気「ジュスト アン クル」コレクション。その中で、10万円台という手が届きやすい価格のアイテムが、こちらのシングルイヤリング。私も昨年購入しましたが、手持ちのどのピアスとも合わせやすく、かなり秀逸。耳もとにほのかにエッジィな表情をプラスしてくれて、コーデ全体が一気にモダンな印象に。

直線的な「T」の文字にひねりが加えられ、世界共通の幸福のシンボルであるスマイルの形として誕生。ラッキーチャームとしても親しまれている、「ティファニー T スマイル」。こちらはミニサイズのピアスで、耳のラインに添わせて着けるととても可愛く、存在感もしっかりあります。小ぶりだからこそ他のピアスと重ねたり、アレンジ自在。

六角形のハニカムモチーフが連なる、グラフィカルでモダンなデザイン。ミニマルな存在感で着けやすいフープピアスは、他のピアスとも相性抜群。サードホールに着けたり、左右違うデザインでアシンメトリーに着けたり、ペアで揃えたりと、楽しみ方は無限です。

ムッシュ ディオールが幸運のシンボルとして大切にしていたスターモチーフを、ジュエリーデザイナーのヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが、八方に伸びるウィンドローズ（風配図）のフォルムに再解釈して誕生したデザイン。小ぶりのスタッズピアスなので、サードホールにもおすすめ。これひとつ着けるだけで、顔周りにオーラが出現します。

さくらのシルエットをかたどったピンクゴールドのアウトラインに、アコヤ真珠がひと粒セッティングされたデザイン。さりげない華やかさで、耳もとにノーブルでエレガントな存在感をプラスします。フェミニンスタイルにも、実はカジュアルスタイルにも合わせやすい、使い勝手のよさも魅力。