野呂佳代さん(42)「結婚願望ゼロだった私が37歳で結婚した理由」【ドラマ『銀河の一票』出演中】
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現在、10クール連続でドラマ出演が続く野呂佳代さん。この春は黒木華さんとタッグを組んだ選挙エンターテインメントドラマ『銀河の一票』にも出演中。政治の世界で生きてきた女性と、市井で生きるスナックのママ、“出会うはずのなかった2人”が都知事選に挑む異色のバディも話題に。前回はドラマの秘話や、俳優として活躍する現在の心境を伺いましたが、今回はアラサー時代の悩みや、37歳で結婚した理由など、プライベートな一面にも迫ります。
Profile
1983年生まれ、東京都出身。2006年、2期生としてAKB48に加入し、チームKとして活動。2009年からはSDN48のキャプテンも兼任。AKB48、SDN48卒業後は『ロンドンハーツ』『ゴッドタン』などバラエティ番組を中心に活躍。現在は俳優として、ドラマ『科捜研の女』や、NHK大河ドラマ『光る君へ』などに出演。是枝裕和監督の『怪物』や、2026年5月公開の『箱の中の羊』など映画にも出演し、実力派俳優として注目を集めている。
自分の美意識と周囲の評価や意見との葛藤が苦しかった
――前回のインタビューでは「20代、30代は自分のことで精一杯になりがちな世代」で、ご自身もそうだったとお話してくださいました。当時の野呂さんのことを教えていただけますか?
仕事が思うようにいかないというか、自分が思い描いていたことと、やってることと、周りの評価が全然違うことにすごく戸惑いがありました。例えば体型。 私はその体型で悪いとは思っていないし、自分なりの美意識みたいなものがあって。自分の職業の価値観や周りの意見が全然違うということはわかるんですけど、葛藤がいっぱいありましたね。自分がいいと思っていることと、人がこれがいいんだと思ってることの差が結構あるなという苦しさはありました。
痩せろと言われても、図太く自分の信念を貫いてきたことが報われた
体型がぽっちゃりしてても美しい人はいるのに、特に日本では痩せている人がいいと思われることも多い。でも、私の中の美はそうではなくて。痩せろ痩せろと言われたけど、それに美しさを感じなかったので、自分を貫いてきました。 一人だけ違う方向を向いているって、けっこう辛いと思うんですけど。私はちょっと変わっていて図太いところがあるから、「これは美しいものだ」と信じてきたんです。
それが20年くらい経って、結果が出てきたのかなと思います。納得してやってきたことでもありますし、自分を信じて続けてきたので、今になって「よかったな」「報われたかな」って思える結果につながったのかなと。人それぞれの美意識は違うし、何がいい、悪いとか決めつけたくはないと思ってきました。それって個性だから。
――多数派の意見に流されないというのは、なかなかできないことですよね。
もちろん、その時々で変わることもあります。「もう太っているの嫌だな」って思ったり、痩せてる人が「綺麗だな」って思う時もあれば「自分がこうなったら、もっと綺麗かもな」って思うこともたくさんある。 それでも自分が自分のことを納得させて生きてきて、そこは貫いてよかったなって思います。
かといって、全ての事に自分を貫くわけではなくて、本当に間違ってるときは、だいぶ注意されたりもしました。信じて貫いていいことと、人の意見をもらった方がいい時というのは、全然種類が違う。そこの柔軟性は持っているつもりです。美意識とかに関しては、個性のもの。ただ仕事に対してのことは、内容や向き合い方で、自分が間違っていることもあるので、他の人やマネージャーさんの意見を聞いたりしながら、怒られながらやっています。
失敗も後悔もたくさん。今はその償いのつもり
――葛藤や苦しみを抱えていた頃の自分に、今の野呂さんから何か言いたいことや伝えたいことはありますか ?
「謙虚な姿勢」と「人は見てるよ」って言いたいですね。20代は、調子に乗っていた時もけっこうあったと思います。どんな時にどんな振る舞いをしているかって、人はやっぱり見ているので。そういうことは、もう少し意識しながら「謙虚にやっていた方が良かったんじゃない?」って言ってあげたいです。
私は20~30代でだいぶ失敗しているので、 40代の今はその頃の償いのように、自分に言い聞かせながら生きてるって感じです。今思えばいい経験ですけど、「もっと、早くこうしておけばもっとこんな結果が出たかな」という後悔もあったりするので。謙虚というと言い方が難しいんですけど、自分の周りの人に対しての姿勢だったり、人と関わるときに相手を思って接すること、という意味ですね。それを伝えたいです。
結婚願望ゼロから、今までと違うタイプの男性と結婚した理由
――ところで、プライベートでは37歳でご結婚されました。結婚についてはどういうスタンスでしたか?
私は結婚願望がありませんでした。どこかで年齢を考えたりすることはありましたけど、それでも「結婚したいな」みたいなことはなくて。今の夫って、自分の好きなタイプとか、今まで付き合ってきた人と全然違うんです。外見も全然系統が違うんですけど、なんとなく「こういう人と結婚した方が、幸せになれそうだな」みたいな人。
その時のタイミングもあったと思っています。当時、自分の母が病気になってしまって、今はもう元気なんですけど、その時にすごく「家族がいてよかった」「家族がいるって幸せなことだな」って思ったんです。同時に「今、結婚しなかったら、もしかしたらずっと無理かもしれない」と思って。母を助けたり、支えることで「家族」っていう意識やその大切さを自分の中で初めて実感した時に「あ、“今だ”と思うこの勘はなんか当たってるかもしれない」って勝手に思って、今の夫との結婚に至りました。
――実際に結婚してみて、いかがですか?
夫は「一番の味方」って言ってくれます。血のつながった肉親以外の一番の味方は、やっぱり夫だなって思うので。すごく安心して一緒にいられる人という感じがありますね。
Information
ドラマ『銀河の一票』
毎週月曜22時〜カンテレ・フジテレビ系にて放映中。
政界を追い出された与党幹事長の娘(黒木華)が、政治素人のスナックのママ(野呂佳代)をスカウトし、選挙参謀となり都知事選に挑む、選挙エンターテインメントドラマ。豪華制作陣も話題で、『大豆田とわ子と三人の元夫』『エルピス』を手がけた佐野亜裕美プロデューサーのもと、『舟を編む』など数々のヒット作を生み出してきた蛭田直美のオリジナル脚本、『竜とそばかすの姫』などを手掛けた坂東祐大の音楽にも注目。
シャツジャケット¥41,800 スカート¥23,100(ともにル フィル)サンダル¥9,900(チャールズ&キース/チャールズ&キース ジャパン)ピアス¥18,260(ラブ・エージェイ/ZUTTOHOLIC)ブレスレット¥37,400 リング¥14,300(ともにワンエーアールバイウノアエレ/ウノアエレ ジャパン)
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撮影/木村敦(Ajoite) スタイリング/MaiKo yoshida ヘアメーク/MAKI 取材/加藤みれい 編集/越知恭子