”10年以上愛せる”が基準。【今年40歳】女優・比嘉愛未さん、「究極のファッション軸」

今年6月に40歳という節目を迎えた女優・比嘉愛未さん。年齢を重ねるにつれ、モノ選びの基準にも変化が生まれたと言います。目まぐるしい日々の中で彼女が行き着いたのは、「10年以上愛せるかどうか」という究極のシンプルさ。STORY初カバーを飾った比嘉さんに、これからの人生をともに歩む「ファッション軸」と、お守りのような愛用品について伺いました。

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ファッションは自他ともに認めるミニマリスト

身の回りにあるものは、パワーや癒しを貰えるサポーターだと思っていて、ワードローブを見つめることは、現在地を俯瞰すること。自分らしいか、肌になじむか、無理をしていないか……。気づけば10年以上愛せるものばかりを手に取るように。

40代のWISH LISTのひとつが、ダイヤのピアス。20~30代は、その圧倒的な輝きに自分が負けてしまう気がしてしまい、躊躇していましたが、40代を目前に、急に欲しくなって。もちろん高価なものなのでドキドキはしますが、身につけた瞬間、ピタッと自分にハマったら、少し背伸びをしても迎え入れたい。Tシャツの日もドレスアップした日も……、毎日身につけることで、自分の分身やお守りのような存在になってくれたらいいなと思っています。

ネックレス「コレクション N°5」〈BG×DIA〉¥5,038,000イヤリング「ココ クラッシュ」〈BG〉¥764,500シングルイヤクリップ「ココ クラッシュ」〈BG×WG×DIA〉¥654,500時計「J12 GOLDEN BLACK 28MM」〈高耐性ブラック セラミック、SS(マットブラックコーティング)〉¥1,122,000(すべてシャネル/シャネル カスタマーケア センター)ドレス¥78,100(オペラスポーツ/エンメ)

ブランドへの向き合い方も変化が

有名だから、流行っているからではなく、そのブランドの歴史やデザイナーの哲学、ものづくりへの姿勢、すべてを含めた世界観に敬意を込めて袖を通します。素材や細かなディテール、作り手の愛情を知るとキュンとするんです。そんなクラフツマンシップには惜しみなく投資し、長く大切に愛していきたいと思っています。

スニーカー¥121,000ラウンドカラーシャツ¥198,000デニムパンツ¥176,000タイ¥37,400バッグ¥390,500 ブレスレット¥104,500チャーム〈凱旋門〉¥56,100〈パール〉¥51,700〈メダル〉¥51,700G※すべて予定価格(すべてセリーヌ/セリーヌ ジャパン)

何度も見返してしまう映画があります

王道ですがオードリー・ヘプバーンのドキュメンタリー。晩年、ユニセフ国際親善大使として世界各地を訪れ、人々に寄り添う姿はもちろん、Tシャツ×デニムにしわくちゃの笑顔が本当に素敵で。あんなふうに年を重ねたいと、背中を押してくれる作品です。そんなふうにファッションも人生も楽しみながら、最終的には、生きざまみたいなものが滲み出るような、自分の「スタイル」を確立できたら嬉しい。

「俳優」という仕事に出会えてなかったら、何をしていたのか想像がつかないくらいのめり込んでいます。向き合っても向き合っても終わりがなく、新しい物語が生まれていく。そうやって自分をリニューアルさせながら、追いかけ続けることが、性格に合っています。常にまだ見たことのない景色を見ていたい――。そんな性分なんです。

トレンチコート¥499,400(マックスマーラ/マックスマーラ ジャパン)ピアス※片耳売り¥40,700(マリアブラック/マリアブラック表参道店)シューズ¥193,600(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京)

撮影/酒井貴生(aosora) モデル/比嘉愛未 ヘア・メーク/廣瀬浩介(UM) スタイリスト/竹村はま子 取材・文/石川 恵 ※素材の表記はDIA=ダイヤモンド、YG=イエローゴールド、BG=ベージュゴールド、WG=ホワイトゴールド、PT=プラチナになります。 ※情報は2026年9月号掲載時のものです。

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