宝塚OG夢咲ねねさん直伝!「マシュマロ肌」キープに欠かせない名品BEST4

輝き続ける宝塚OG、その美しさの秘密はどこに? 宝塚仕込みの〝素化粧〟から紐解きましょう。今回は元娘役さん初登場!星組で6年間トップを務め、娘役に新しい風を吹き込んだ夢咲ねねさん。チークを使わないで作る血色メイクのポイントを教えてくれました。

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チーク代わりのハイライターでほんのり血色のマシュマロ肌に

「宝塚時代から特にこだわっていたのはパウダーとチーク。下級生の時に瀬奈じゅんさんにいただいたパウダーは、舞台袖にも必ず携えていました。チークで雰囲気がガラッと変わる顔なのですが、最近は薄めのチークにハマっていて、ほんのり血色ピンクのハイライターでツヤを足します。肌そのものにツヤを出すスキンケアも大切ですね。20代の頃から肌が疲れても必ずリセットしてくれるお守りコスメに頼っています」

教えてくれたのは……夢咲ねねさん

《Profile》 富山県出身。愛称ねねちゃん。中学校の卒業旅行で宝塚を初観劇し受験を決意。2003年に89期生として入団し月組に配属。2008年に星組へ組替え、2009年星組トップ娘役に就任。柚希礼音の相手役として『オーシャンズ11』や『ロミオとジュリエット』など数々の話題作に出演。2015年に退団後も『1789-バスティーユの恋人たち-』『ポーの一族』『東京ラブストーリー』など舞台を中心に活躍している。

▶︎素化粧って何? 舞台化粧に対してオフのメークを差す宝塚用語で、いわば究極のナチュラルメーク。宝塚音楽学校の本科生(2年目)から稽古場に行く際も素化粧が必須となり、自分でメークのテクニックを学んでいく。

夢咲ねねさんの素化粧の愛用品は?

左から、「絶妙な血色ピンク」ディオールスキン フォーエヴァー クチュール ルミナイザー 02 ピンクグロウ ¥7,150(パルファン・クリスチャン・ディオール)、「ずっとリピートしているパウダー」エレガンス ラ プードル オートニュアンス IVエアリー ¥11,000(エレガンス コスメティックス) 、「宝塚時代から手放せないお守りクリーム」ドゥ・ラ・メール ザ・モイスチャライジング ソフト クリーム 60ml ¥47,190(ドゥ・ラ・メール)、「浸透力と保湿力がすごい」フローラドリップ 160ml ¥14,300(アルビオン)

「ハイライト効果のあるディオールのパウダーは、頰の中心に入れてヌーディなツヤ顔に」

「肌が疲れた日は、ドゥ・ラ・メールのクリームをたっぷりのせてパック代わりに。翌朝のメークのりが違います」

フルーツで体をリセット

「昨年体調を崩してしばらく食べられなくなったら、体がリセットされた気がしたんです。朝は新鮮なフルーツのみ。そしたら自然とコーヒーやパンを欲しないようになって、お米中心の生活になりました。稽古場にもおにぎりを持参しています。小麦を減らしてから肌荒れがなくなって、腸の調子もよくなりました。インナーケアって大切ですね」

《衣装クレジット》 半袖ブラウス¥42,900(アローブ/styles)ピアス¥13,200(STELLAR HOLLYWOOD)リング〈左手人差し指〉¥88,000(カラットアー/ISETAN SALONE 東京ミッドタウン)

2023年『美ST』7月号掲載 撮影/八木 淳(SIGNO) ヘア・メーク/TOMIE スタイリスト/池田未来 取材/稲益智恵子 編集/石原晶子

美ST