薄毛、ボリュームダウンetc.はパーマで解決できます!【40代の悩みに人気ヘアリストたちが回答】

年々減ってくる髪のボリューム…。それ「技ありパーマ」で解決できます!でも、どんなパーマをかけたらいい?維持方法は?ヘアスタイリストの皆さんに回答いただきました。

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回答してくれたのは…

プリカールの 生みの親・SHEA 代表 坂狩トモタカさん

産毛パーマの名人・ビュートリアム青山 ヘアスタイリスト 桜井 円さん

ニュアンスヘアの魔術師・I/N アートディレクター 中村さやかさん

【お悩み1】頭頂部のボリュームダウン

とにかくトップ(頭頂部)がボリュームダウン。そのせいで老けて見える気がする…。

A. 生え際2㎝が大事!根元が立ち上がれば、2歳若返ります!

プリ(韓国語で根元)カールはその名の通り根元パーマの意味。大人世代にこそ、ナチュラルな根元の立ち上がりは若返るエッセンスです。プリカールの最大の強みは頭頂部だけでなく、その人に必要なところにだけパーマをかけられること。骨格補正も叶いますよ。

【お悩み2】おでこが広く…

前髪が薄くなり、年々おでこが広くなってきたように感じます。

A. 産毛パーマが重要! 前髪の土台から立ち上がれば、おでこの幅を狭められます!

前髪は厚めにカットし太めのS字ロッドで動きを出します。さらに前髪の立ち上がりを手助けしてくれる、こめかみの産毛にピンパーマをかけることでおでこの広さを軽減することができます。顔周りの短めレイヤーがパーマと絡みボリュームアップが叶います。

【お悩み3】髪全体のボリューム

髪全体のボリュームがダウン。コテで巻いてもキープできずにぺたんこになってしまいます。

A. S字パーマで時短も叶ってボリュームも出ます!

今のパーマは軽くニュアンスをつけるのが主流。髪全体をさりげなくボリュームアップさせる土台として考えると良いですね。S字パーマは髪の中間から毛先に向かってニュアンスをつけるもの。乾かすとパーマは伸びますが、コテを少し加えることで長持ちします。

【お悩み4】パーマ恐怖症

昔にかけたパーマの失敗がトラウマで、パーマ恐怖症です。あと、髪が傷む気がしてなかなか気が進みません…。

A. 部分パーマならイメージもつきやすく傷みも必要最低限に

パーマだけでスタイリングを完成させようとすると全体的にキツくかけがちです。仕上がりも想像できないし傷むのでオススメしません。レイヤーカットを最大限に生かした合わせ技パーマなら毛先が重なりボリュームUP。パーマはスタイリングの延長だと捉えましょう。

【お悩み5】ヘアサロンに行く暇がない

忙しくて頻繁にヘアサロンはいけません…。1度でどのくらい持つのか心配。パーマを長く保つための自宅での方法を教えてください。

A. ドライヤーのかけ方がキモ!毛先とトップを分けることでキープ力が2倍に!

お風呂上がりのドライヤーで完全に乾かすことが大切。毛先はクルクルまわしながら、トップの立ち上がりには、後頭部の毛を前に持ってくるように乾かすと持続力アップ。仕上げにヘアミルクをつけると傷みが軽減され、キープ力アップで長い方で半年持つことも!

【お悩み6】うまく扱えない

以前かけた時は素敵に仕上げてもらいましたが、自分のスタイリングでは結局うまく扱えなかったです。

A. 濡らすことが大事!忙しい朝の15分時短が叶います!

スタイリングはパーマをかけていない時より実は簡単なんです。起床後、髪を濡らすことでパーマ力が復活、お風呂上がりの手順で乾かし最後にオイルでツヤを出します。今はヘアセットのアシスト型パーマが主流で朝の時短にもオススメ。

撮影/nara(vale.) ヘア・メーク/夏美 スタイリスト/中村真弓 取材/北野法子、小出真梨子 ※情報は2024年5月号掲載時のものです。

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