リアル公開!忙しいSTORYママスタッフたちは、子どものお弁当どうしてる?<女の子編>

仕事に主婦業、そして子育てに追われる忙しい毎日。それでもお弁当作りを欠かさないSTORYライターの中には、10年以上毎朝作り続けている人も! タスク過多な日々だからこそ、手早く簡単に作れるおかずや、保温ジャーを使った工夫など、さまざまなこだわりポイントが。お弁当の内容は、誰に作るかや、シーンによってさまざまですが、ライフスタイルに合ったお弁当アレンジのヒントが見つかるかも。見た目の華やかさや食べる時の気持ちに気をつけた〈女の子編〉をお届けします。

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キャラ弁は苦手でも少しの工夫で見栄えるお弁当に

香取紗英子 36歳 娘小3(9歳)

学童保育のお弁当。
遠足時のお弁当。

学校の給食があるのでお弁当作りは学童や遠足の時のみ。娘は基本的に何でも食べるのですが、その日のリクエストを聞いてメインを決めることが多いです。お友達のお弁当に前回入っていたものをリクエストされること。彩り役と隙間を埋める定番は、トマトとブロッコリーと卵。卵焼きをハートにしたり、ゆで卵をギザギザにして工夫しています。キャラ弁は苦手なので、ふりかけや海苔、かわいいカラーピックで見栄えをよくするようにしています。季節の果物も別容器に入れて毎回持たせます。

栄養バランスにこだわった華やか塾弁

松葉恵里 40歳 娘小6(12歳)

夏期講習時の塾弁当。

夏期講習中は毎日昼用と夜用に2回お弁当を作りますが、こちらは昼用のお弁当です。夏休み以外の平日は月曜から日曜、ほぼ毎日塾用に作っています。女の子なので、まずフタを開けたときに気持ちが上がる華やかな色味にこだわります。赤、紫、オレンジ、緑などの色をふんだんに使うことが多いです。また、タンパク質、食物繊維、鉄分、ビタミンすべて取り入れることができるよう意識して献立を考えます。野菜は多め+白米と玄米を半々にしたご飯に。今はまだ暑いので副菜には酢やレモンを使った味付けをし、傷みにくくなるように心がけています。

受験生の娘に少しでも楽しいお弁当時間を

片山あゆみ 45歳 娘高3(17歳)

学校のお弁当。

娘は、小学校の時もお弁当だったのでそこからずっと毎日作っています。今は受験生なので、お弁当の時くらいは楽しい時間を過ごして欲しいと思っています。毎日飽きないよう、麺、パン、なども入れるように。女子高生は、おかずを交換したりするので、卵焼きをハートにしたり可愛いおかずを入れる努力はしています。娘は色々食べたいみたいなので、残り物や、作り置きでさまざまな種類を詰め込んでいます。娘の学校はランチタイムが13時近いので、お弁当が傷まないよう、凍らせたパインをデザートに入れて保冷剤代わりにしたりと工夫しています。飽きないようにお弁当箱も曲げわっぱ、2段重ね、ホットジャーなどに変えて、気分も変えています。

偏食の娘に合わせたおにぎり弁当

石澤扶美恵 46歳 娘小5(11歳)

夏休みの学童時のお弁当。

普段は学校給食ですが、夏休みは学童の日が多いのでお弁当を作る頻度は高め。手早く食べてお友達とすぐ遊べるよう、おにぎりはラップに包んで持たせます。娘はおにぎりが大好きなので、いつも大きめサイズ。あまり作る時間がとれない朝は塩おにぎりとスパムおにぎりを握ります。娘は偏食なので入れる具材にも気をつかいます。お友達や先生の前だともしかしたら食べられるかもと期待して、食べられる野菜(さつまいもととうもろこし)と苦手な野菜(枝豆)を入れてみました。とにかくお昼はお腹さえ満たしてもらい、栄養のバランスは朝と夜ご飯で取るように工夫しています。

野菜嫌いの娘には保温ジャーの定番メニューで

小泉春香 43歳 娘小3(9歳)

学校のお弁当。

学校では注文給食弁当も可能なのですが、娘が嫌だと言うのでお弁当を用意しています。お米が硬くなるのが食べづらいと言うので、保温ジャーのお弁当箱を使用。とにかく野菜嫌いで、変わった見た目や食べた事のないものには手を出さないという傾向があり、毎日お子様ランチの様なメニューばかりを好みます。最近は少しずつ食べられるものが増えてきてはいるものの、この量でも完食する日と残す日とがあるので、お弁当では下手におかずを変えられず、このようなイメージの日が多いです。唯一ブロッコリーは食べてくれるので、毎回必ず入れる様にしています。また、果物も好きなのでデザート代わりに入れるようにしていますが、夏の果実が少ない季節はゼリーがお決まりになっています。

「食べ切れた!」を目指す華やかお手軽弁当

松島綾子 44歳 娘幼稚園年長(6歳)

遠足バス内にて食べるお手軽お弁当。

こちらは「移動中のバスの中で食べる小さなおにぎりと、博物館でお昼に簡単に食べられるもの」という園からのオーダーで作ったお弁当です。娘が好きで食べられるものを1つ、食べてほしい、もはや賭け的な栄養おかずを1つ、塩分(昆布、梅など)、気分が上がるデザートは必ず入れるようにしています。蓋を開けた時の見た目の楽しさや華やかさ、赤・白・黒・緑・茶・黄をできるだけ入れるようにしています。「食べ切れた!」という成功体験のようなものが「食」への興味を引き出す気がしているので”残したら悪い”という罪悪感を持たせないためにも、全体量を食べ切れるように少なめにしています。まだまだ食べられるものが少ないので、少しずつ食べられるようになってくれたら……と毎日願いを込めて作っています。

短時間で食べる時はスープで野菜を

宮寺佳愛 43歳 娘小5(11歳)

春休みの塾弁当。

春休みの塾の日は毎日塾弁を作っています。捨てられる容器で短時間で食べられるものを。おにぎりやサンドイッチに、スープをつけるスタイルが時短で便利です。夕飯用に作ったミネストローネや豚汁で野菜を足します。洋食好きな娘には、サンドイッチやオムライスなどに合う、洋風スープを持たせることが多いです。

冷たくても美味しいサンドウィッチはシンプルが定番に

日野珠希 46歳 高2(17歳)娘

学校で簡単に済ませられるお弁当。

学校のある日は毎日作っています。お弁当作りは娘が小1の時からはじめたので、11年目に入りました。委員会があったりでお昼の時間が取れない時は、このような簡単に食べられる内容にしています。サンドウィッチやパン系のお弁当にすることも多いです。ご飯粒は冷めると固くなるのが嫌なようですが、パンだと冷たくても美味しいと言ってくれます。お惣菜系の時は玉子やハム、甘い系の時は好きなジャムやバナナを挟んで作っています。凝ったサンドウィッチよりシンプルなのが好みのようです。

取材/端迫絵実

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