学校ママの【黒シューズ名品】快適で今っぽい“華やかすぎない”一足って?
学校の日、きちんとした服装で出かけても、下の子がいれば“抱っこ!”とせがまれ、終わったあとも予定に追われてバタバタ動いて……ママ業はヒールなんて履いてられない! 最近はありがたいことに、コンサバを今っぽく見せるべく“ぺたんこシューズに頼る”のがセオリーに。つまり、使える黒のぺたんこシューズは学校ママにはマストハブなのです。
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ITEM:FLAT SHOES
実はすべてを決めるのは「靴」。
パワーがありながらも華やかすぎない一足があれば
セルジオ ロッシのバレエフラット
「こんなに絶妙なオールブラックってある?」と即決したくなるフォルムの美しさ。黒一色なのにポイントのあるデザインなうえ、バレエシューズより少しだけ高い踵部分がさらに歩きやすさときちんと感を体現してくれます。シューズ[H=1.5cm]¥122,100(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス)
❝タスク満載のママは電車で学校→車で下の子の送迎…
ぺたんこシューズが頼りになる❞


朝は電車で学校へ、帰宅後すぐに車でその日のタスクをノンストップでこなしまくるのが忙しいママの実際の姿だったりします。コンサバなツイードとも、アクティブなデニムとも合わせやすいオールブラックな一足がマルチタスクなママたちの味方。
シューズ[H=1.5cm]¥122,100(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス)ジャケット¥242,000 オールインワン¥154,000(ともにマディソンブルー)イヤリング「リファインド リベリオン ブラックスピネル」[K18YG、南洋真珠、黒蝶、ブラックスピネル]¥326,700 リング「バランス エラ ブラック」[K18YG、南洋真珠、黒蝶]¥456,500(ともにTASAKI)
今の時代、オシャレは“我慢”じゃない。
いかに快適に素敵でいられるか、なのです
「校庭を通るのでヒールはおやめください」学校見学の案内で何度も見かけた言葉です。なんとなく“きちんとする場ではヒール”のイメージだったのはひと昔前のお話。今はぺたんこシューズだって素敵なものはたくさんある、むしろぺたんこシューズの方が充実しているのかもしれない。学校にスニーカーでも行けるような時代がやってきた、とは思うものの、やっぱりそれは時と場合によります。だから、ぺたんこでもきちんとしていて、楽でたくさん歩ける……そんなオールマイティなシューズが学校ママたちのシンデレラな一足だったりするのです。
このセルジオ・ロッシのバレエフラットは、1.5センチある踵の厚みのおかげでリアルなぺたんこシューズよりもはるかに歩きやすいうえに、ほんの少しでもスタイルアップが叶います。そしてスリッパに履き替える校内でも、履き替えた時にしまいやすいと、まさにいいところだらけ。探し求めてたのはこんな靴だったのでは?「コンサバ」という言葉の意味も、求められるスタイルも移り変わり、自分らしいオシャレが楽しめる時代になってきたと感じています。その象徴がこんな一足。華美なところのないオールブラックなのに、足を入れるだけで“今”のオシャレが手に入る、コンサバという枠組みを新たに構築し直す名品だ、と思えてなりません。
profile
Shizuna Takahashi
VERYライター歴19年目。3人の子どものママ。シンプルを基本としながらもどこか今っぽい着こなしに人気が集まり、Instagram(@shizunan)のフォロワー数はいまや68,000人。ファッションやライフスタイル、子育てのお悩みなどをYouTube「Shizuna Ch」でも発信中!
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撮影/金谷章平(人物)、魚地武大〈TENT〉(静物)ヘア/左右田実樹 メイク/AIKO ONO スタイリング/竹村はま子 取材・文/高橋志津奈 編集/井上智明
*VERY2025年4月号「今どきママのコンサバ道」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のもので、変更になっている場合や商品の販売が終了している場合ございます。