同世代ファッションディレクター・三條場夏海さん。ヘルシーかつ女っぽい、彼女ならではの“色っぽカジュアル”な私服コーデは、常に読者の注目を集めています。今回は、三條場さんのジュエリー事情を教えてもらいました！

ジュエリーは断然ゴールド派で繊細なデザインが好み。手元のジュエリーはスタメンが揃っていて、基本的につけ変えることはありません。その代わり、顔の印象を左右するピアスは、洋服とのバランスを見て必ずチェンジ。ラフなTシャツの日には、ぽってりと重厚感のあるピアスで全体を引き締めたり、逆にコンサバなリブニットには、大ぶりかつ極細なフープピアスで抜け感を出したり。さりげなく印象を変えてくれるピアスが、その日のムードを映すキーアイテムになっています。

パキッとした白シャツに大ぶりジュエリーを合わせると、日常からかけ離れたエレガントな印象になりがち。だから、華奢なジュエリーを少しだけ盛りつける、それくらいのさりげなさが、色っぽカジュアルなデイリー服にはちょうどいい気がしています。ただ、引き算しすぎるとコンサバ寄りになってしまったり、少し物足りなく感じてしまうことも…。そんな時、バランスを整えてくれる存在が、今年仲間入りしたヴィンテージのカルティエのタンク。クロコ型押しの黒レザーベルトをピリッと効かせるだけで、全体のジュエリーバランスが引き締まり、小ぶりなジュエリーの繊細さも一層引き立つんです。