加藤ローサさん(40)「結婚後の海外生活で、当たり前が一度すべて崩れました」
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安定よりも不確実さを選んだ20代後半、価値観を大きく揺さぶられた海外生活、そして忙しい日々の中で自分を整えるための習慣。加藤ローサさんが今回のインタビューで語ってくれたのは、仕事や結婚、人生の選択についての、飾らない本音でした。その一つ一つの言葉から伝わってくるのは、「自分で決めてきた人生」を肯定する、しなやかであたたかな強さです。
Profile
1985年生まれ。16歳でモデルとして活動をスタートし、『ゼクシィ』CMで披露したウエディングドレス姿が大きな話題となり注目を集める。その後は女優としても活躍の場を広げ、ドラマや映画、バラエティ番組など幅広いジャンルで存在感を発揮。プライベートでは14歳と12歳の男の子を育てる母の一面も持ち、仕事と家庭を両立する等身大の姿にも共感が集まっている。
安定よりも、不確実さを選んだ20代。そのすべてが今の私をつくっている
――加藤さんは、20代後半で結婚や海外生活、海外での出産といった大きな選択を重ねていく中で、当時はどんな価値観を大切にして人生を選んでいたのでしょうか。
結婚相手は、「この人と結婚したら、このあたりに住んで、仕事も今まで通り続けられる」といった、安定した未来がはっきり想像できる人ではありませんでした。むしろ、「来年、どうなっているか分からないな」と思える人のほうが、私には魅力的に映ったんです。
実際、フランスやブルガリア、ポーランドなど、さまざまな国で暮らしましたが、彼は1年契約で毎年違うチームに移るような生活をしていて。でも私は、その不確実さこそが楽しそうだな、と感じていました。人生は一度きりだし、せっかくならいろいろな経験をしてみたい。来年のことが分からない人生のほうが、ワクワクするなと思ったんです。ジェットコースターのような毎日でしたが、今振り返ると、その一つひとつが、間違いなく自分の大切な財産になっています。
――CLASSY.読者の中には、「人生は一度きり」と分かっていても、大きな一歩を踏み出すのは難しいと感じる方も多いと思います。加藤さんなりのアドバイスはありますか?
やっぱり「経験」って、実際にやってみた人にしか分からないものだと思うんです。私は、「人にどう言われるか」よりも、「自分がどうしたいか」を大切にしてきました。
もちろん、「あれは失敗だったな」と思うこともありますし、「ちょっとミスったかな」と感じた瞬間も正直たくさんありました(笑)。でも、それも含めてすべて経験で、ちゃんと自分の中に残っている。あちこちに行って、いろんな場所で暮らしたこと。その一つひとつが、今の自分をつくってくれている気がします。
――いきなりの海外生活で、特に「糧になった」と感じていることは何ですか?
いちばん大きかったのは、「自分が当たり前だと思っていたことが、当たり前じゃない」と知れたことです。それだけで、視野が一気に広がりました。
たとえば、日本ではコンビニで買ったもののゴミをきちんと捨てるのが当たり前ですよね。でも海外では、道にそのまま捨てるのが普通、という場所もあって。「え、こんなことある?」と最初は本当に驚きました。でも、そうした違いに触れることで、日本で当たり前に守られている規律や秩序も、決して当たり前ではないんだと気づかされたんです。私の中の“当たり前”は、一度すべて崩れましたね。
――対人関係で印象に残っているエピソードはありますか?
あります(笑)。パパ(松井大輔氏)が運転している車が後ろから追突されたことがあったんです。バックミラーを見ると、相手はチームメイトで、しかも手を振って挨拶してくる。「え? これ事故じゃないの?挨拶なの?」って思いました。日本だったら、まず警察ですよね。でも向こうでは、そんな感覚じゃなかったりするんです。
毎日が本当にそんな出来事の連続でした。いろいろな経験をしたからこそ、私はやっぱり日本がいちばん好きだなと感じています。今は、「日本って本当に素晴らしい国だな」と心から思います。
忙しい日々でも“整える”ために。現場で続けているセルフケア習慣
――ドラマの撮影や子育てと忙しい日々の中で、気持ちを切り替えたり、リラックスするために大切にしている時間や習慣はありますか?
最近は、蒸気で温まるアイマスクを使って、ちょっとした“瞑想みたいな時間”をつくるようにしています。ただ目を閉じるだけじゃなくて、アイマスクをつけるのがポイント。これにすごくハマっていて。現場にも必ず持ち歩いていて、休憩が50分あったら、20分前に戻ってごはんをさっと食べてから、少しだけ目を閉じる。寝なくてもいいので、頭の中を一度リセットする時間を意識的につくっています。周りに人がいても、椅子に座ったままアイマスクをつけて整える感じですね。そうすると、不思議と気持ちが落ち着いて、浮ついていた感覚がスッと静まるんです。
――それを意識するようになったきっかけは?
撮影に入って1〜2日目あたりで、頭痛がひどくなってしまって。朝から晩まで撮影が続いて、シーンも多くて、宮崎弁もあって、その合間にSNS用のコメント撮りもあって…頭がフル回転しすぎて、目がパンパンになる感じだったんです。これはまずいなと思って、蒸気で温まるアイマスクを一気に3箱くらい買って(笑)、使い始めました。
――ほかにも、意識しているケアはありますか?
あとはストレッチチューブですね。これも現場に持ち歩いていて、肩甲骨を動かすようにしています。緊張すると無意識に力が入って、肩まわりがすごく凝るんですよね。体も固まりやすいので、撮影の合間にチューブで肩甲骨を動かしてほぐしています。時間がないからこそ、現場でできることを少しずつ。その二つを、今は大切にしています。
家族で使えるエアロバイクが、思った以上に優秀でした
――年が明けましたが、昨年購入したもので「これは自分的にヒットだったな」と思うアイテムはありますか?
エアロバイクです。家に置いているんですが、テーブル付きのタイプを選びました。ちょうどこのドラマが始まるタイミングで、「体力、大丈夫かな?」と思ったのがきっかけです。
ジムに行く時間はなかなか取れないですし、ピラティスにも通ってはいるんですが、体力や持久力という意味では少し違うなと感じていて。そこで、家でできるものとしてエアロバイクを取り入れました。
実際に使ってみると、家族も一緒に使っています。長男は勉強しながら足だけ漕いでいたり、私はドラマの完成映像を観たり、台本を読んだりしながら漕いでいます。迷いはしましたが、結果的に「これは当たりだったな」と思っています。
――1日にどれくらい使われていますか?
だいたい30分くらいですね。お風呂に入る前に使うことが多いです。この前、マッサージに行ったら「前もも、すごく張ってますけど何かしました?」って聞かれて。「あ、エアロバイクだ」と思いました(笑)。それくらい効いているんだと思います。体力がついてきた実感もありますし、何より終わったあとにすごくスッキリするんですよね。
最近は、物欲よりも体のメンテナンスやエステなど、自分のコンディションを整えることにお金を使うようになりました。今は「健康」にいちばん意識が向いている気がします。
Information
テレ東系ドラマ24『婚活バトルフィールド37』毎週金曜 深夜24時12分~放送中
主人公・赤木ユカ(加藤ローサ)、37歳独身。美人を自負する彼女が「ここいらで結婚してやるか」と上から目線で足を踏み入れたのは、理想や条件、欲望が入り乱れる婚活という名の戦場だった。容赦なく突きつけられるアラフォー女子の婚活の現実に打ちのめされるが…。悪戦苦闘の末路を描く婚活バトルコメディーが幕を開ける。
ワンピース¥35,000リボンレーストップス¥21,000(ともにシーニュ)ピアス〈Filigran〉¥4,400左手リング〈ieLS〉¥3,520(ともにロードス)右手人差し指リング¥165,000薬指リング¥44,000(ともにマリハ)
【SHOP LIST】
シーニュ https://cygne.jp / ロードス 03-6416-1995 / マリハ 03-6459-2572
撮影/加治屋圭斗 ヘアメーク/YUTA. (CAROYS) スタイリング/大塩リエ 取材/池田鉄平 編集/越知恭子