高橋メアリージュンさん38歳「極端なダイエットをやめ、農業を始めたら…体調も心も整った」“自然体”の大切さ

土に触れ、季節を感じながら作物の成長を見守る「農活」。そのプロセスにヒーリング効果があるとして、今、注目を集めています。そんな農活に魅了され、生き方が大きく変化した女性をクローズアップ。いかにして農業と出合い、本来の自分を取り戻していったか……。ストレス社会を生きる私たちにとって、大切なヒントがそこにありました。

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高橋メアリージュンさん 38歳
東京都在住 俳優、モデル

野菜を作りたい。美味しく食べたい
そして、作る人を応援していきたい

高橋メアリージュンさんが、「規格外の野菜」という言葉を知ったのは、今から5年ほど前。「サスティナブルファッションのイベントで、規格外野菜のマルシェが開かれていて、美味しくても形や大きさが違うと価値が下がり、売れないという事実を知りました」。

すぐにSNSで発信し、友達にも相談すると「フードロス削減を目指してマルシェを開こうということになったんです。その準備で農家さんに話を聞くうちに、共通言語を持ちたい、農業を知りたいという気持ちが強まりました」。

そこで、社会人向けの農業学校・アグリイノベーション大学校に入学。1年間のオンライン授業と月2回の農業実習を経て、’22年3月に卒業したのです。「実習の日は、前日の晩までドラマ撮影をして、朝から畑に出ることも。でも、日焼けも気にせず、土作りをしたり、作物に触れたりするのが楽しくて。自然からたくさんパワーをもらい、疲れるよりむしろリセットできたんですね。それまでは、人間が作物を育ててあげていると偉そうに思っていましたが、植物の生命力は強く、種を植えれば自然に育つ。枯れたりするのは人災が原因のことが多いと教えてもらいました。だから、育ってくれることが本当に嬉しい。

畑でとれたての野菜をいただくと本当に美味しくて。カブなんか、こんなにみずみずしいんだ、ってびっくりするほど。他にも、さといもは子玉と一緒に親玉を植えないと越冬できないと知り、愛しくなりました。

同級生は、就農を目指す方、親子で入学した方、同世代の方々や、年配の方と、さまざまでしたが、皆さんがメアちゃんと呼んで親しくしてくれたのも嬉しかった。仲間とは、今もときどき集まるんです」。

卒業後は、友人とシェア畑を借りて野菜作りに励みましたが、畑が閉園したため、原宿のはらっぱファームに移り、じゃがいもやトマト、なすやかぼちゃを育てました。ときには失敗もあったそう。

「撮影で畑に行かれなかったら、きゅうりが鬼の金棒みたいに巨大でトゲトゲになっちゃったんです。きゅうりには申し訳なかったけれど、育てる前は、きゅうりがこんなに大きくなることも知らなかった。知るたびに感謝が深まりました。料理も以前よりもっと好きになり、体や環境にいいことに目が向くようになりました。

昔は痩せるために腹筋を千回やる、みたいな極端なことばかりやっていたんです。でも今は自然に生きることを大切にし、ヨガ、瞑想もしています。すると体調も自然と整うように。農業をきっかけに、たくさんのことに気づき、生活が変わりました。いつか仲間と、作物を作って食べたり、ヨガや瞑想をしたりしてリトリートできるイベントができたらいいなと思っています」

<編集後記>自然に根差した暮らしになり 肌も体調も改善したそうです

忙しいスケジュールの合間に、農業大学校に通ったり、ヨガインストラクターの資格を取得するなど、とっても活動的な高橋さん。「やってみたいと思ったことは、完璧を目指さず、軽いノリで始めてみることにしています。自分のペースで学んでいけばいいかな」と。最初の一歩を軽やかに踏み出す姿勢を、私も見習いたいです!(ライター 秋元恵美)

カーディガン(エモーショナリー アンアベイラブル)ネックレス、リング(ともにサフィール)その他スタイリスト私物

撮影/有馬秀星 ヘア・メーク/堀 絋輔(プラスナイン)スタイリスト/市川友子(Arion)取材/秋元恵美 企画撮影協力/カフェスロー、オトノハカフェ ※情報は2026年4月号掲載時のものです。

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