【センスのいい香り術】ライフスタイルのプロが行き着いた“空間の中で漂う”香りとは?

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香りのまとい方には、その人の美意識や人との距離の取り方が自然と表れるもの。シーンで使い分けたり、重ねたり、あえて引いたり。自分らしさを大切にしながら、相手との心地いい関係も崩さない…今回は、佐藤マクニッシュ怜子さんに香りとの向き合い方を聞きました。

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仕事とプライベートで 香りは使い分けない派。 強く香らせるより、さりげなさを大切にしたい

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「AMATERAS」CEO兼デザイナー
佐藤マクニッシュ怜子さん

どんなにいい香りでも好き嫌いは人それぞれ。だからこそ男女問わず強すぎず、オーラのようにふわっとやわらかく空間の中で香るくらいがエレガントだなと私は思っています。
香り選びの軸にあるのはアマテラス。ブランドを通して自分と向き合う時間の大切さを体現しているから、華やかな香りをまとって着飾るよりも、自分らしくリラックスできる香りを自然と選んでいます。香りをまとってエネルギッシュになるというより、心地よさを求めているので、ヒノキや森林のようなナチュラルさと温かみのあるウッドィな香りに惹かれることが多いです。

カナダの大自然の中で育ったこともあり、もともと香水はあまり得意ではありませんでした。そんな中、店頭で紹介していただいたフエギアのムスカラ フェロ ジェイというフェロモン香水との出合いが、香りをまとうきっかけに。それから5年ほどは変わらず同じものを愛用しています。これは人の肌のにおいや体温、それぞれが持つフェロモンによって香りが変化するもので、使う人によって香りが異なるという点も魅力的でした。私がつけるとウッド系の香りで、自分らしくナチュラルに香るので自然に手に取っています。

仕事やプライベートで使い分けるというより、フエギアのもうひとつのリンという香水とその日の気分で日常的に使い分けています。逆にパーティやイベントのシーンではゲランの香水を選んでいます。すごく華やかな香りではあるんですけど、どこか温かみを感じるパチュリの深い香りが私でも使いやすいなと思い、愛用しています。香水は基本的に出かける前、玄関で空気にワンプッシュして全身でまとうイメージ。
直接肌にはつけず、強く香りを残さないのがポイント。会食の場などでは、あえて香水はつけません。いい香りであることが正解ではなく、エチケットとしてどうか、という意味で私は捉えています。相手や空間への配慮も、見えない身だしなみとして大切なことだと思います。
直接肌に触れるものは、なるべく自然由来のものを選びたいという思いがあります。実家が皮膚科ということもあり、物心ついたときから人工的に作られたものは使わないようにしていました。FASのハンドクリームは自然由来かつリラックスできる香りなので仕事中や乾燥が気になるときに使っています。

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和モダンなインテリアが印象的なアマテラスのオフィス。商談やサンプルチェックなど日々の業務を行う場で、愛犬と一緒に出社することも。

カナダの大自然で育った ナチュラルな感覚がベースにあるから、 香りも〝心地よさ〟を軸に選んでいる

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右から╱すべて本人私物
「ヒノキの和モダンな香りで心がすっと落ち着くだけでなく、日本人としての感覚を自然と背負えているような気がする」フエギア リン
「つける人によって表情が変わる特別な香水。自分らしい香りという意味でもいちばん出番が多いです」フエギア ムスカラ フェロ ジェイ
「ドレスアップしたシーンに似合う深みと温かみのあるエレガントな香りは、さりげない華やかさをまとえます」ゲラン ラール エ ラ マティエール パチュリ パリ
「和を感じるやわらかな柑橘系の香りが、ふとした瞬間にリラックスさせてくれます」FAS ザ ドレープ ハンドクリーム YŪGIRI

「香り以外で意識している身だしなみ」

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①ミニマルなスタイリングはジュエリーでインパクトを
日常は華奢なリングや小粒ピアス、パーティなどではオリジナルで作ったユニークな大ぶりジュエリーでTPOを意識。

②定期的なホワイトニングで清潔感のある歯をキープ
幼いころからオーラルケアは念入りにしていて、半年に一回必ずクリーニングとホワイトニングをしてきれいな歯を保っています。

佐藤マクニッシュ怜子さん
1995年東京都生まれ、カナダ育ち。大学在学中に和×洋をコンセプトにしたライフスタイルブランド「AMATERAS」を起業し、CEO兼デザイナーを務める。

撮影╱村松巨規 取材╱小野寺ありす 編集╱鍬守未希 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2026年6月号『距離感上手な人がしている「香りルーティン」』より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。

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