【藤本洸大】ドラマ「クロスロード ~救命救急の約束~」出演記念インタビュー!「自分の中に眠っていた熱を思い出させてもらった作品です」

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7月7日より放送がスタートしたテレビ朝日系列ドラマ「クロスロード ~救命救急の約束~」。1分1秒を争う救命救急医療の最前線を舞台に、未熟ながらも「自分たちなりの正義」を果たそうとする若者たちを描いた作品です。今期注目の医療ドラマ第1話に、若手実力派俳優である藤本洸大さんがゲスト出演! 藤本さんは事件の鍵を握る重要な役どころ、真島裕人役を演じました。藤本さんの迫真の演技の裏にはどんな役作りがあったのか。ぜひドラマをご覧になったあとにチェックしてみてください♩

藤本洸大(ふじもと こうだい)

2022年に第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞。2024年、映画「恋わずらいのエリー」にて俳優デビューを果たす。主な出演ドラマに「スメルズ ライク グリーン スピリット」(2024)、「share」(2026)、「エラー」(2026)など。ドラマ「修学旅行で仲良くないグループに入りました」(2025)では初主演を務め、注目を集めた。

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Q.ドラマ「クロスロード ~救命救急の約束~」への出演が決まった時のお気持ちを聞かせてください。

A. 最初にマネージャーさんから次の作品が決まったよと連絡をいただいた時に、「すごく重要な役です」と言われて、「どんな役なんだろう」と不安を感じました。その後に脚本を読んだんですが、かなり深刻な背景を持った役だったので、「これは重要な役だ」と思いました。今まで演じたことがないような役でもあったので、不安に思う気持ちと、「やってやろう」という気持ちが強かったのが記憶に残っています。

 

Q.藤本さんが演じられる「真島裕人」はどんな人物ですか? また、ご自身と似ていると思う部分があれば教えてください。

A. 真島はシングルマザーの家庭で育った、すごく母親思いで優しい性格の青年です。なので、本来、事件とは無縁な人物のはずだと思うのですが、真島を取り巻く環境の影響もあり、ひき逃げ事件を起こすことになります。あとはすごく自分の正義を振りかざすことをためらいなく行える、勇ましさも持っている人物だと感じました。「真島とはどんな人物なのか」を掘り下げた上で、自分と役をリンクさせるのがとても難しかったです。この役を理解するにあたって、母との関係性がすごく大事だと思いました。僕も母親のことが大好きですし、真島とリンクさせるためにも今までの母との思い出を振り返った時間がありました。

 

ーー自分とお母様との関係性を振り返るにあたって、何か具体的に行ったことなどはありましたか?

 

A. 普段、母とはたくさん連絡を取り合わないのですが、連絡を入れてみました。あと、母との今までのエピソードを書き出してみたら、僕自身母とあまり関われていなかったんだなと思いました。きっと、真島もそうだったと思うんです。母を亡くした後、もっと親孝行すればよかったという後悔が残るのが理解できる気がしました。 自分も、仮に今母との関係が終わると考えた時に、何もできていなかったなと後悔するだろうと感じたので、そういった部分は真島とリンクしたと思います。

 

 

 

Q. 今回の役を演じるにあたって、意識したことや新たに挑戦したことはありますか?

A. 今までとはまったく違うアプローチをしないと演じられないなと思ったので、どうすればいいんだろうと最初はすごく悩みました。先ほどお話した通り、自分が真島と同じ境遇に立った時に、母との関係性を思い浮かべて、どういう感情が生まれるのかを自分の中で落とし込んでみました。

また、クランクインが襲撃するシーンからだったので、どうにかそこに感情を合わせないといけないなと思っていました。なので、3日前くらいから、真島はその襲撃の日を迎えるにあたって、どういうふうに過ごすんだろうと想像しながら、外をふらついてみました。何を食べるんだろう、街を見てどう感じるんだろうみたいなことを考えてみました。「意外とマクドナルドとか食べるのかな」、「お母さんの手料理を食べたかっただろうな」とか、いろいろ想像して。ただ街を歩いているだけでも「こんなところにこんなものがあったんだ」など、いろいろな発見がありました。明日の撮影シーンのことを考えると、やっぱり何もかも悲しく感じてしまって。視野が広くなったような、すごく不思議な体験でした。 

 

Q. 撮影現場で、監督からの印象に残っている言葉やアドバイスはありましたか?

A. クランクインの日は、監督からアドバイスをもらうというより、僕が持ってきた真島の人物像を、さらに面白く、よりメッセージが強くなるように方向を整えてくださるディレクションをしていただくことが多かったです。ひとつすごく嬉しかったのは、監督が僕に「芝居の勘があるね」と言ってくださったことです。それともう一つ「テストのほうがいいな」と言われたことが印象に残っています。本番はやってやろうという気持ちが強すぎていたみたいで、テストの時の肩の力が抜けている状態の芝居のほうが良かったとアドバイスをいただきました。監督に言われて「そうだったんだ」と腑に落ちました。あの時の監督のアドバイスには本当に感謝しています。

 

ーーテストのお芝居のほうがいいかもしれないというのは、これまでの作品の現場でご自身も感じていらっしゃったのでしょうか?

 

A. うっすら思っていました。「なんか、力入ってるな」と自分でも思うことがありました。 仕事なので熱意や力をを込めないといけないなと考えていたのですが、意外とそうでもなく、逆にリラックスした環境の中でもどれだけ熱意を込められるのかが大事なんだと思いました。芝居にはいろいろなあり方があって、本当に面白いなと思います。

 

 

 

Q.ドラマ「クロスロード ~救命救急の約束~」の見どころと、ファンの皆さまへメッセージをお願いします!

A. ドラマ「クロスロード ~救命救急の約束~」は、「若者の正義」というのがテーマになっています。僕は若い世代の一人として、僕と同世代の方々にも見てほしいなと思っています。自分の正義を振りかざすことを恥ずかしく思ってしまうような風潮が、まだ世の中にはあるように感じますが、時には自分の信じる正義を貫くことも大事なのではないかと思います。自分の中に眠っていた熱をもう一度呼び起こさせてもらえるドラマだと思いますし、僕もこのドラマでそういった気持ちにさせてもらいました。

また、同時に社会の現実も知ることができると思うんです。それを知った上でこの社会で生きていくのと、知らないままで生きていくのではまったく違うと思います。僕は社会の現実に向き合った上で、自分の正義を大事にしたいなと思いました。これからの社会の生き抜き方や、忘れかけていた熱意をすごく感じられるドラマだと思いますので、ぜひ最後まで見ていただきけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

 

テレビ朝日系列ドラマ「クロスロード ~救命救急の約束~」
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撮影/穂苅麻衣 取材・文/浅井美咲 編集/崔允瑛

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