朝ドラ出演【小林虎之介さん】飾らない素顔に迫るインタビュー全文公開!
現在放送中のNHK連続テレビ小説『風、薫る』にも出演し、今、最も勢いのある若手俳優の一人である、小林虎之介さんがCLASSY.に登場!彼の日常を支え、パーソナリティを形づくるアイテムとは?飾らない素の表情に迫るCLASSY.インタビュー全文をお届けします!
◆あわせて読みたい
▶俳優・中沢元紀さん「一番リフレッシュできる場所はおじいちゃんの家」CLASSY.7月号インタビュー<全文公開>
父から受け継いだライダースと人としての道 周囲へのリスペクトを胸に、泥臭く生きていく
My top pick RIDER’S JACKET from my father
父親が20代の頃に着ていたというSchottのホースハイドダブルライダース。世代を超えて譲り受けたヴィンテージを大好きなバイク時間の相棒として愛用中。
父の着ていた服を着る その歴史が面白いなって
このライダースは、もともと父が着ていたものなんです。僕の父はバイクが好きで、小さい頃はよく父の後ろに乗せてもらっていました。そのときのことは今でもよく覚えていて。風を肌で浴びる感覚がたまらなく気持ち良かった。当時から大人になったら自分でバイクに乗りたいなと思っていました。マイファーストバイクは、大学生のときに買ったレブル250。地元の岡山にいた頃はよく蒜山高原あたりまで走ってました。バイクに乗っていると“生きている”って感じがするんです。東京に出てからはしばらく乗っていなかったけど、移動手段がほしくて帰省のタイミングで自分のバイクを東京まで持っていくことに。
このライダースもそのときに見つけたもの。あちこち傷んでるんですけど、それも味があって気に入っています。父が20代の頃に着ていたものらしくて、それを今の僕が着てるというのも、歴史が感じられて面白いなと。父と僕は似てるのかな。どうだろう。あ、でも前に父の卒業アルバムを見たら、学生時代の父と僕が瓜二つすぎて、「俺やん」って思いました(笑)。父から教えられたことは、安物買いの銭失いはするなということ。無理に背伸びすることはないけど、いいものを長く大事に使いなさいということをよく言っていて、その考えは僕も受け継いでいます。このライダースも長く着続けていけたら。
〈モデル衣装〉ボーダーTシャツ¥7,753(アフタープレイ/HANA SHOWROOM)ポロシャツ¥12,100(カーハート WIP/カーハート WIP ストア ハラジュク)パンツ¥42,900〈バウム・ウンド・ヘルガーテン〉ベルト¥57,200〈デアンシェ〉(ともにS&T)チェーンネックレス¥19,800(ノウハウ ジュエリー)ピルチャームネックレス¥64,900リング¥41,800ブレスレット¥35,200(すべてアンブッシュ®/アンブッシュ® ワークショップ)
岡山の田舎で生まれた 普通の人間です
父は、真面目な人です。よく父の会社の人から話を聞くんですけど、すごく面倒見が良くて人助けが好きなタイプらしくて。そういうところは僕もちょっとあるかも。仲間のためなら、みたいなのは熱くなるワードですね。僕、『ROOKIES』が好きなんですよ。今でも僕の思う“カッコいい”は『ROOKIES』です。安仁屋の努力を見せないところ。御子柴のいざというときに出る芯の強さ。新庄の不器用だけど仲間のためなら捨て身になれるところ。みんな泥臭くて嘘がなくて。僕もそういう人間でありたいとずっと思っています。自分を飾ったり、よく見せようとしたりするのが、得意じゃなくて。本名で活動しているのも、それが理由。最初は芸名にしようか考えたんです。でも、しっくり来なくて本名にしました。おかげで覚悟が決まったというか。親からもらった名前で活動する以上、親に恥ずかしい思いをさせるようなことはしないって決めています。当たり前ですけど、信号は守るとか、外でベロベロに酔っ払わないとか。ダサいことはしない、が僕のポリシー。派手な飲み会も行かないです。僕が六本木や西麻布に行くのは仕事のときだけ(笑)。
飲むなら、友達と少人数で家飲みしてるほうがずっと楽しい。別にモテたくてこの世界に入ったわけじゃないから。僕がしたいのは、お芝居。だから役者の仕事に支障が出るようなことはしたくない。この仕事をしていると、つい自分が価値のある人間のように勘違いしてしまいそうになるけど、どんなに有名になっても、岡山の田舎で生まれた普通の人間であることを忘れたくないなって気持ちはあります。だからサインも普通。もっと芸能人っぽい崩したものにしようかと思ったけれど、5分くらい考えていいやって(笑)。芸能人感を出してる自分が恥ずかしくてやめました。唯一後悔したのは、写真集にサインを入れるとき。書く量が多すぎて、もっとさらっと書けるサインにしておけば良かったって思いました。
シワもシミも 誇れる生き方がしたい
だから、そんな大それたプライドとか全然ないです。イジられてもいいし、僕がおかしなことをしたら笑ってくれて構わない。こういうモデル撮影の場も全然慣れてないから、基本は「教えてください」スタイル。そこでカッコつける必要はないなって。ただ唯一、お芝居に関してはなめられたくないというプライドはあります。別に怒られたくないとか、そういうことではなくて。自分が人生を懸けて勝負している場所だからこそ、軽く扱われると傷つくし悲しい。それは他の人に対しても同じです。俳優もスタッフのみなさんも必死に努力をして自分の場所を掴み取った人たちばかり。すごい技術と重い責任を背負って、自分の役目に取り組んでいる。そこに敬意を持つことが大事なんじゃないかなって。リスペクトは、僕が大切にしていることの一つです。
今、僕は28歳。いつか40歳になったときに、ちゃんと40年分の人生が見える大人になっていたらいいなって思います。その人がどう生きてきたかは、顔に出る。いい年の重ね方をしてきたんだなと思ってもらえる40歳になりたいですね。僕、人のシワとかシミが大好きなんですよ。それは男性も女性も変わらないです。目尻のシワなんて、それだけいっぱい笑ってきた証拠。最高だなって思います。逆に目の下のクマもいっぱい苦労をしてきた証しだから、僕はそこにリスペクトを持ちたい。これから自分がどんな顔になっていくかわからないですけど、シミもシワも全部誇れる生き方をしていきたいです。もし40歳になって僕の眉間にシワがびっしり刻み込まれていたら、「いろいろあったんだな」って察してください(笑)。
小林虎之介さんにQ&A
愛用品や自身の価値観について語る真面目な姿も素敵だけど、もっとリラックスした一面も知りたい。硬派なイメージを心地よく裏切る、力の抜けた愛すべきキャラクターは必見!
Q.朝ドラに出演中ですが、街で声をかけられることは増えた?
演じるときと普段の雰囲気が違いすぎて、 気づかれない自信あり!
まだ1回も声をかけられたことがないです。たぶん演じる虎太郎と普段の僕が違いすぎるんでしょうね。見かけたら「虎太郎」って声をかけてもらっても全然いいんですけど、たぶんバレないと思う。気づかれない自信があります!
Q.デジタル派? アナログ派?
ウーバーイーツも、チャッピーも使いません! 簡単に答えが出るのは好きじゃない
知り合いがチャッピーって言ってるのを聞いて、「チャッピーって何?」ってなったくらいアナログ人間です。簡単に答えを出すのが好きじゃないんですよね。AIに聞くよりまずは自分で考えたい。ウーバーイーツも使ったことないです。手数料がもったいないなって(笑)。
Q.仕事のスイッチを入れるためのルーティンは?
毎朝のコーヒーがマスト。 でも、細かいこだわりは全然ないです
必ずコンビニに寄ってコーヒーを買います。コーヒーは夜眠る前にも飲むくらい好き。でも、味とか豆とか一切こだわりがなくて。家で飲むのもインスタント。以前、ファンの方にコーヒーミルをいただいたので、やってみようかなと思いつつ、まだ寝かせてます(笑)。
〈モデル衣装〉シャツ¥17,866(アフタープレイ/HANA SHOWROOM)ポロニット¥49,500(バウルズ)パンツ¥6,600(コロンビア/コロンビアスポーツウェアジャパン)ソックス¥1,210(タビオメン/タビオ)ブーツ¥89,100(アデュー/バウ インク)イヤーカフ¥22,300ネックレス¥99,100(ともにトムウッド/トムウッド 青山店)
PROFILE
◼︎小林虎之介(こばやしとらのすけ)
1998年生まれ、岡山県出身。TBS系日曜劇場『下剋上球児』やW主演作テレビ東京系『ひだまりが聴こえる』の真っ直ぐな芝居で注目を集め、現在放送中のNHK連続テレビ小説『風、薫る』にも出演。つい感情移入してしまうような、嘘のない等身大の表情を操る演技で見る人の心を掴む気鋭の若手俳優。
NHK連続テレビ小説『風、薫る』出演中
見上愛と上坂樹里がダブル主演を務める本作で小林さんが演じるのは、見上愛演じる主人公の一ノ瀬りんの幼なじみ、竹内虎太郎役。主人公を幼い頃から近くで見守り続ける、重要な役どころを担う。異なる環境で育った2人の女性が運命を切り拓いていくストーリーは、先の読めない展開で目が離せないと話題! 物語が熱を帯びていく中、小林さん演じる虎太郎も再登場。その好演に注目が集まっている。
撮影/Ton Zhang ヘアメイク/堤 紗也香 スタイリング/Chaeran Kang 取材/横川良明 構成/真野まよい 編集/宮島彰子 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2026年8月号「~彼を構成する、愛すべきモノ~MY ESSENTIALS」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
▼あわせて読みたい
▶目黒蓮さん「雨が降ってる中での握手、アツかったね(笑)」高橋文哉さん「最善を尽くしたいなという気持ちで頑張れた撮影期間」
▶KEY TO LIT・井上瑞稀さん「僕の場合は悔しいが原動力に!それを燃料に頑張れるタイプです」
▶【KEY TO LIT・井上瑞稀さん】7月からライブ「ちょうど昨日、メンバーだけでカラオケ店でその打ち合わせをしたんです」