”心も体もクタクタ”な40代に推す【大爆笑・韓ドラ】4選。家事も仕事も忘れて、心まで軽くなる!

まだまだ続く暑さに加え、仕事に追われ、子どもや家族のことに奔走する毎日。心も体もクタクタ……そんなときこそ、ひとり時間に楽しみたいのが「何も考えずに笑える」韓国ドラマ。伏線回収や犯人探し、恋の行方にハラハラする必要はなし! ただ笑って、気づけば心まで軽くなる。そんな“ご褒美ドラマ”をご紹介します!

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〈元Wanna Oneパク・ジフン主演〉ひたすら笑える!軍隊×コメディ『伝説のキッチン・ソルジャー』

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STORY

尊敬していた父の死後、痛みから逃れるように軍に入隊したカン・ソンジェ(パク・ジフン)。配属されたカンリム小哨所へ向かうと、目の前に謎の仮想画面が現れる。そして、軍の料理人になるクエストが始まったと告げられ、料理人の目という思いがけない能力を得る。それまで料理をしたことがなかったソンジェだが、炊事兵に配属され画面に現れるクエストを1つずつクリアし、味覚音痴で料理下手な炊事兵の先輩ユン・ドンヒョン(イ・ホンネ)とともに料理の腕を上げていく。炊事兵としてレベルアップしながら、様々な難題を乗り越えていくが・・・

今いちばんノっていると言っても過言ではないパク・ジフン。元々子役としてデビューし、アイドルグループWanna Oneとして活躍(現在はソロ活動中)。ドラマ『弱いヒーローClass1』で俳優として注目されます。2026年に公開した、歴史映画として歴代2位の観客動員1690万人超を記録した大ヒット映画『王と生きる男』では、主役の端宗(タンジョン)を演じ、子鹿のような瞳で心動かす演技が話題を呼び大ブレーク。映画ヒット後の作品として満を持して放送されたのが、この『伝説のキッチン・ソルジャー』です。韓国の軍は、すべての機関を軍が運営。隊員たちの食事を作るのも隊員の役割、つまりソンジェが抜擢される炊事兵なのです。軍隊での凄惨なリアルを描く作品はありますが、この作品は「軍隊×ファンタジー×グルメ×コメディ」の新ジャンル。面白おかしいタッチで、「炊事兵」という知られざる世界を描いてきます。

主人公のソンジェが配属されたカンリム小哨所は、ソンジェが炊事兵になる前は、味音痴のドンヒョンが食堂を取り仕切っていたおかげで、配膳される料理は食べることもできないほどのひどい味。兵士達の士気が下がり続けている中で、ソンジェがクエストをクリアする形で、難題を思わぬ形で解決し神がかった料理を作り、隊員や、上官たちの評判をよび旋風を巻き起こしていきます。

見どころは、一生懸命であまりにも愛らしいパク・ジフンの眼差し。そして後半にいくほど、悪ふざけ度が増していくソンジェの料理を味わった時の回想シーン! あまりにも馬鹿馬鹿しい(もちろん、いい意味で!)このシーンを、アン・ギルガン、チョン・ウンイン、ユン・ギョンホ、イ・サンイらベテラン俳優陣が大真面目に熱演(笑)。さらに、ソンジェの先輩隊員たちが「味覚ボーイズ」としてまさかの仮想アイドル化し、実際に人気音楽番組にも出演するという凝った展開まで!

ソンジェの成長を通して、一生懸命頑張ることの尊さもしっかり描きながら、毎回、純粋に笑ってハッピーになれる。まさに心のビタミンDのような一作です。毎回登場する料理も飯テロ必至なので、夜中の観賞にはご注意を!

「くだらなすぎる!」のに、なぜかハマる。前代未聞の独特の面白さ『タッカンジョン』

 Netflixシリーズ「タッカンジョン」独占配信中

STORY

モドゥン機械という小さな会社を営むチェ・ソンマン(リュ・スンリョン)は、男手ひとつで育ててきた愛娘チェ・ミナ(キム・ユジョン)と暮らしている。ある日、ミナに想いを寄せるインターンのコ・ベクジュン(アン・ジェホン)とソンマンは、会社の前に置かれた謎の機械を発見。気になって室内に運び入れたところ、そこへ差し入れのタッカンジョン(甘辛いタレを絡めた鶏の唐揚げ)を持ってミナがやってくる。疲労回復のための機械だと勘違いしたミナが、何の疑いもなく中に入ると、タッカンジョンに変身してしまう! 愛娘がまさかの“タッカンジョン”になってしまい、ソンマンは大混乱。ペクジュンとともに、ミナを元の姿に戻すため奔走するが・・・

原作はウェブトゥーン。人間がタッカンジョンになってしまうという、予測不能&前代未聞の設定で繰り広げられるファンタジーコメディです。思いも寄らぬ状況に振り回されるミナの父・ソンマンを演じるのは、ドラマ『ムービング』映画『7番房の奇跡』『エクストリーム・ジョブ』などで知られる名優リュ・スンリョン。ミナに想いを寄せるインターン、ペクジュン役には、ドラマ『恋のスケッチ~応答せよ1988~』『サム、マイウェイ~恋の一発逆転~』映画『リバウンド』のアン・ジェホン。さらに、ドラマ『イカゲーム』のチョン・ホヨン、ドラマ『財閥家の末息子』のキム・ナムヒ、『ユミの細胞たち』シーズン2のパク・ジニョンら、実力派キャストが集結しています。

何が起こるかまったく読めない奇想天外な設定を、実力派俳優たちが大真面目に演じる姿が、とにかくシュールで抱腹絶倒。ブラックユーモアも効きまくり、「くだらなすぎる!」と笑ってしまうのに、気づけば物語に引き込まれているから不思議です。

もちろん、ソンマンとペクジュンがタッカンジョンになってしまったミナを元に戻そうと奔走するだけでは終わりません。ナンセンスな笑いの奥には、韓国エンタメらしい社会風刺も。笑いながらも、ふと考えさせられる仕掛けが散りばめられているのも本作の魅力です。1話約36分、全10話と見やすいのも大人にはうれしいところ。テンポのいい会話劇を楽しみながら、気になる謎を追いかけているうちに、ラストでは伏線が気持ちよく回収されていきます。「ちょっと変わった作品が観たい」という日にこそおすすめ。肩の力を抜いて、ぜひ一気見を!

元ヤクザのボスが、まさかの純情! 笑ってキュンする癒やし系ラブコメ『遊んでくれる彼女』

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元ヤクザのボスで、現在は食肉加工メーカーの代表を務めるソ・ジファン(オム・テグ)。仲間を大切にする優しい心の持ち主だが、あまりの強面に常に周囲に怖がられている。明るく無邪気なキッズクリエイターのコ・ウナ(ハン・ソナ)とひょんなことから出会い、怖がられるが一目ぼれしてしまう。ジファンのせいで事務所を解雇され、行くあてのなくなったウナは、ジファンと元ヤクザの仲間たちと一緒に生活することになるが・・・

強面の元ヤクザのボスが、恋をした途端、恋愛には超奥手なシャイボーイに?! そんなギャップがたまらないラブコメディ。泣く子も黙る元ヤクザのボス・ジファンを演じるのは、硬派な役を得意とする憑依型俳優オム・テグ。低くしゃがれたハスキーボイスと迫力のあるヴィジュアルが印象的な彼にとって、なんとラブコメは初挑戦。撮影中は「恥ずかしくて毎日大変だった」という弾けっぷりも、これまでのイメージとのギャップがたまらなくキュート! 不器用ながら一生懸命に想いを伝えようとする姿に、「次はどんな可愛いジファンが見られるの?」と、回を追うごとに夢中になってしまいます。

また笑えるだけじゃなく「人を見た目で判断してはいけない」というメッセージ性もしっかり描かれているのも魅力。ジファンの元弟分たちも、世間の偏見に戸惑いながら、それぞれの場所で一生懸命に生きる姿が微笑ましく、思わずクスッと笑わせてくれます。ぶっきらぼうだけど実は誰より優しかったり、几帳面で繊細、しかも料理上手だったり……。心温まるボスと弟分たちのサイドストーリーも見逃せません。悪役が登場せず、ハラハラドキドキとは無縁。毎回、思わず笑って、キュンとして、最後にはほっこり。心がちょっぴりお疲れ気味のときにこそ観たい、ハッピー感満載の一作です!

笑って、泣いて、胸キュン! 等身大の青春に大人もハマる 『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』

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アナウンサーを夢みるも諦めデパートの案内係をするチェ・エラ(キム・ジウォン)。エラの20年来の幼馴染みで、ひっそりと想いをよせるコ・ドンマン(パク・ソジュン)。彼は、有名なテコンドー選手だったが、ある事故がトラウマになり引退、ダニ駆除業の仕事に邁進中。エラは同じく幼馴染みの通販会社のオペレーターをするペク・ソリ(ソン・ハユン)と同居、向かいにはドンマンが住み、何でも言い合える仲を維持していた。あることきっかけに再び夢を目指し始めた2人だが、元カノや新カレが出現、2人の関係に変化が生まれ始め・・・

今やヒットメーカーとして名を馳せるスタッフ&キャストが集結した、まさにお宝級のラブコメディ。主演は、韓国新四天王の一人として長く愛される人気俳優、パク・ソジュン。ヒロインを演じるのは、『涙の女王』で本格ブレークを果たし、ブルガリなどラグジュアリーブランドのアンバサダーも務めるキム・ジウォン。さらに、『私の夫と結婚して』で強烈なヒール役を演じ注目を集めたソン・ハユン、『恋のスケッチ~応答せよ1988~』や映画『ハイファイブ!』『シークレット・ジョブ』『リバウンド』などで、今やコメディ作品に欠かせない存在となったアン・ジェホンも出演。エラの元彼役にはクァク・ドンヨン、エラに想いを寄せるドンマンのライバル役にはチェ・ウシクと、脇を固めるキャストも豪華絢爛!

脚本を手掛けるのは、『椿の花咲く頃』『おつかれさま』のイム・サンチュン。演出は、『テプン商事』『生まれ変わってもよろしく』などを手掛け、2021年にはアメリカのマネジメント会社に所属した初の韓国人女性テレビディレクターとしても話題となったイ・ナジョン。今となっては考えられないほどの豪華なスタッフ&キャストがタッグを組んで描くのは、幼馴染み同士のじれったい恋と、夢を追いかける若者たちのリアルな青春です。

韓国ドラマといえば、きらびやかな財閥やラグジュアリーな世界観がお約束。でも本作は、親しみのある等身大の若者たちが主人公。若者のリアルを、笑いと涙を織り交ぜながらテンポよく進むストーリーに、思わず口ずさみたくなるOSTが絶妙にマッチし、気づけばすっかり物語の虜に。ストーリーに重さはなく気軽に見られるのに、きちんと心に刺さる、その絶妙なバランスは唯一無二。明るく、強く、何度つまずいても前へ進む主人公の姿には、きっと自分を重ねてしまうはず。

そして何より、女心にとことん鈍感だけれど優しく誠実なドンマンと、強気に見えて実は繊細で愛情深いエラ。二人の“友達以上、恋人未満”の曖昧な距離感には、胸キュンが止まりません!

「これからは、自分を信じて、もう一度夢を追いかけたい」。そんな気持ちをそっと呼び起こし、セカンドライフを前向きに歩き出すSTORY世代の背中を、優しく押してくれる一作です。

この記事を書いたのは・・・

STORYライター

味澤彩子

韓国ドラマだけでなくファッション、皇室、美容、カルチャーとさまざまなジャンルを担当するライター。1度ハマるととことん突き詰める生まれながらのオタク気質で、感動する作品に出合うと、スタッフ、俳優、関連する作品を芋づる式に鑑賞し、寝る暇も惜しんで韓流ドラマ三昧。気がついたら、ビジュアル、内容、演出、文化面多方面から語るようになり、韓ドラの1人おすぎとピーコと言われるように。好きな俳優はチュ・ジフン、カン・ハヌル、ソン・ソック。好きな脚本家はイム・サンチュン作家。『伝説のキッチン・ソルジャー』ロスの今は映画『ファーストライド』の公開を心待ちにする日々!

構成/今野葵

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