【中島健人さん】後輩育成や仕事観などCLASSY.インタビュー<全文公開>
30代を迎え、ますます輝きに深みを増している中島健人さんがCLASSY.に登場!ステージで見せるキラキラした姿とはギャップのある、肩の力を抜いた自然体の表情に迫ります。発売中の新曲に込めた思いから、CLASSY.世代ならではの仕事観までたっぷり語っていただいたインタビューを全文公開します!
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Q.今回のテーマが“夏のチル”ということで、 好きな人とチルな時間を過ごせるとしたら、どんな時間を送りたいですか?
今回、撮影で訪れたハウススタジオが、大人の余裕を感じさせるおしゃれでセクシーな空間だったおかげで、自然と妄想が広がりました。キッチンで外の景色を見ながら一緒にごはんを作ったり、テラスではビーチチェアに寝そべって日向ぼっこ。夜は地下のシアタールームで映画を観たり音楽を聴いたりしてゆっくり過ごす…そんな一日の流れまで想像できましたね。
Q.“大人の余裕・抜け感”がある人というと、 誰が思い浮かびますか?
僕自身が、あまり抜け感のない人間だから、真逆のタイプな気がしちゃう。とは言いつつ、肩肘を張って過ごしていた20代とは違って、今はちゃんと呼吸をしながら楽に過ごせている気がするので、今の自分なら抜け感っていうものを出せる気がします。“大人の余裕”で思い浮かぶ先輩は、山P(山下智久さん)ですね。まさにこういうおしゃれな家に住んでいそうだし、住んでいてほしいな(笑)。
Q.力を抜きたいときのオン・オフの方法は?
スイッチをオフしたいときは、都会の喧騒から離れて、遠出しないと無理かもなぁ。東京にいると、やっぱり常に仕事のことを考えちゃうし、なにかあったら「じゃあ今、行きます」って対応できちゃいますからね。遠出するなら沖縄とか北海道、自然の多い長野もいいですね。
Q.大人になって、休日の楽しみ方は変わりましたか?
大人を何歳とするかは悩みどころですが、30代を“大人”とするなら、休日の過ごし方は変わりましたね。プライベートで海へ行く機会があって、自然に触れたり、バーベキューをしたり、ゆっくりとした時間を楽しめて、それがすごく心地よかったんです。10代や20代の頃にはなかなか味わえなかった夏をゆっくり味わうような過ごし方を、30代になってようやく楽しめるようになりました。
Q.女性に対して大人の余裕を感じる瞬間は?
いつもおしゃれな方って、大人の余裕を感じます。ぴしっとシャツを着こなしていたり、ジュエリーをさりげなく重ね着けしていたり、髪まできちんと整えていたりすると、「そこまで気が回っているんだな」と思います。あとは、僕自身が香水を作っていることもあって、香りから感じる“その人らしさ”もすごく大切にしています。放たれる香りに寸分の狂いがなく、「この見た目で、この香りなんだ!」とぴたりとハマったとき、「この方は自分のことをちゃんとわかっているんだな」と大人の余裕を感じてしまいますね。
Q.最高の同居人・愛犬ボニータちゃんとの 暮らしはいかがですか?
一緒に暮らす相手としては完璧ですよ。でもちょっとわがままで、きゃんきゃんって寄ってきたと思ったら、飽きてすぐどっか行ったり(笑)。翻弄されていますね。ボニータのドレッシングルームには洋服や首輪がたくさん並んでいて、気づけばずいぶん増えました。今10歳になったんですが、健康診断でも悪いところがひとつもなくて、本当に元気なんです。健康のためにプールにも通っていて、元気でいてくれることが何よりうれしいですね。健康を守ってあげることが、僕にとっていちばんの愛情です!
Q.愛犬ボニータちゃんから見た、 中島さんってどんな姿に映っていると思う?
「うちの人、キスがしつこい!」
Q.日々の原動力になっている考え方は?
「夢を追い続けることが僕の幸せ」そう感じられることが、ずっと燃え続けられる理由です。
20代の頃の自分が、今の僕を見たら、 「よくひとりで歌番組にでられるね」ってびっくりすると思う
――20代の頃に思い描いていた30代と、 今の自分を比べてみてどうですか?
まったく違いました。30代前半ってもう少し、チルアウトしている生活かと思っていたんですよね。ライブや仕事をしながらも、たまに海外に行って、休日を満喫して…20代を全力で走ったので、そういう感じかなって想像していました。20代でグループでのドーム公演や海外ドラマへの出演など、たくさんの経験をさせていただいて30歳が目前となったタイミングで、それでもまだ心の中に「飛躍」という二文字が浮かんできたんですよね。これはもう自分の宿命のようなものなんだなと思い「もう少し頑張ってみよう。ここから突き詰めるか」と改めてエンジンをかけました。実際は、今がいちばんと言えるくらい、忙しさを感じています(笑)。ソロという道を選んで、一筋縄ではいかない人生が30歳からスタートして。もちろん大変な時間も多いですけど、その先に理想の最強の姿を目指すという目標を立てました。今、僕が世間に宣言している東京ドームで単独公演をするという目標は、僕が描いている旅の途中に過ぎないので、30代も決して燃え尽きたりはしないです。
――20代の頃の自分が、今の中島さんの姿を見たらなんて言うと思いますか?
「よくひとりで歌番組にでられるね」ってびっくりすると思います(笑)。あの頃の自分だったら、ひとりで歌番組に出演したり、海外公演をしているなんて、考えられない!
――アリーナライブではバックにジュニアの皆さんを起用。 後輩の育成について考えていることは?
僕は後輩に対して言葉や生き様で活を入れるだけではなく、しっかりと音楽というものを形にしてギフトできる先輩だと思うので、渡せるものはたくさん渡したいですね。ジュニアに『アイドルになった日』という楽曲を贈ったのですが、作詞作曲だけでなく振り付け・構成も全部作らせてもらいました。振付師ポジションでジュニアたちに「じゃあ、行くよ〜!」って教えている姿は自分でも笑っちゃいました(笑)。ジュニアのみんなも真面目ですし、こちらも熱が入りますね。僕はリハーサルから手を抜いたことは一度もないので、その精神を伝えたいし、学んでほしいです。30代になってくると、後輩に対しての継承みたいなものは社会を生きる人々にとっても大切なものだと思えます。教えたりアドバイスをすることって、こちら側も悩むことは多いですけどね。もちろん向き不向きもあると思うし、後輩と密接に関わることでその人らしさが失われるのであれば、無理はしなくてもいいと思うんですが、僕自身は後輩や年下と向き合うことが自分自身の向上にもつながると気づけたので、向いているほうなのかなと思います。長年ジュニアとして活躍している浮所(飛貴)たちからも色々と相談を受けたりしますが、報われなきゃいけない努力ってあるよねっていうことで、彼らをより全力で応援するようになりました。
――新曲『鬼事』と『Fiction Love』を制作する中での こだわりを教えてください。
『鬼事』は、TVアニメ『逃げ上手の若君』第二期のオープニングテーマということで、漫画の言葉も抽出しつつ、アイドルとしての自分の姿も投影しながら作詞をさせていただきました。歌詞を見ていただくと、主人公である北条時行のマインドと、アイドル中島健人としてのマインドを織り混ぜた歌になっていると思ってもらえると思います。僕は、逃げ上手ではないですけどね(笑)。キャッチーなポップサウンドの『鬼事』とは打って変わって『Fiction Love』は、心地よい“THEラブソング”。
この曲を書いていて、僕は女性がときめくようなラブソングを書くのがやっぱり好きなんだなと再確認しました。『最初はキュン!』を書いたときに「バカだな〜俺」と思いつつもこれは愛される曲になるだろうなっていう予感もしていて。それがちゃんと多くの方に届いたので、『Fiction Love』はそこに少し大人なエキスを足してパワーアップさせました。振り付けと構成も僕が考えたので、もう本当に“100%ケンティー”って感じの大人な曲にしたいなと思っています。
――女性目線のときめくポイントは、 何をヒントにしていますか?
結構想像が多いですね。漫画を読んだり、ドラマを観たりして気持ちを学ぶこともありますし、見てきた景色を抽出して活かしています。
――音楽活動においてのインプットの源は?
誰かのライブに行くことは、大きなインプットになりますね。僕、めちゃくちゃ変なんですけど他の人のライブに行くと、すごくいろんなメロディを感じるんですよ。引っ張られるわけではなく、耳で聴いているメロディとはまったく別のメロディが浮かぶんです。なんとかしてその記憶を残しておきたいんですけど、次の曲になったら忘れちゃったり、逃しちゃった曲もいっぱいあります。だから、ライブ後は制作したくなることが多いですね。歌詞の制作に関しては、移動中やメイク中にポンポンと浮かんでくることも多いです。メイク中はまさにクリエイティブの時間だと思っていて。ありがたいことに忙しくさせていただいていることもあって、その時間が僕にとってはかなり大切ですね。
――最後に、どんどんパワーアップしている 中島さんがチャレンジしてみたいことは?
アメリカで放送している『サタデー・ナイト・ライブ』という番組にでるというのが、新しい目標になってきています。こうやってどんどん目標が生まれてきているんですよね。ただ、叶えるまでにたっぷり時間をかけるような年齢でもないので、今の体でできることは今しかできないし、永遠の若さはないので。年相応に、やるべきことを着実に叶えていきたいと思っています。
INFORMATION
8月19日発売『鬼事/Fiction Love』
3枚目のシングルは、フジテレビ系ノイタミナで放送中のTVアニメ『逃げ上手の若君』第2期オープニングテーマ『鬼事』と、主演の映画『ラブ≠コメディ』の主題歌『Fiction Love』を収録した両A面。【通常版(CD)】¥1,650
構成・取材╱佐藤彩花 編集╱平賀鈴菜 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2026年9月号「中島健人と、夏のチル。」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
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