『逃げ恥』『金カム』出演の俳優・大谷亮平さん(46)「地元の同窓会が楽しくて」大事にしたい”身近な人との繋がり”

韓国で俳優としてのキャリアをスタートし、2016年から日本へと活躍の場を広げた大谷亮平さん。数々の話題作に出演してきた今、仕事の結果以上に大切だと感じているのは、出会った人たちと過ごした時間だと話します。40代半ばを迎え、人生で大切にしたいものは何か。仕事への思いから、惹かれる女性像、結婚観まで、今の価値観とこれからについて伺いました。

▼あわせて読みたい
韓国でデビュー後、35歳で日本へ。俳優・大谷亮平さん(46)が明かすソウル時代「夜食ラーメンは鉄板。週末はホンデのクラブへ」

昔、漠然と描いていた理想が、今は現実になっている

――若い頃に思い描いていた自分と、今の自分に違いはありますか?

先が見えない状況でも、僕はわりと焦らずに「なるようになるかな」と思うほうでした。でも、昔、漠然と思っていたことが、実は今、現実になっているんです。
日本で好きなお芝居をしながら暮らす。それが自分にとっての理想だったんですが、今はそれができている。好きなことができていれば、いいかなと思いますね。

――これまでの仕事を振り返って、特に心に残っていることは?

『逃げ恥』など、人気のある作品にも出させていただきましたが、自分の中では仕事の結果だけが重要なわけではないんです。それ以上に、誰と現場を共にしたか、どう取り組んで、どう一緒に過ごしたかが大事なんですよね。
もちろん、役に対する欲はあります。でも、振り返ったときに自分の中に残っているのは、人との繋がりなんです。年齢を重ねてきて、今はそちらのほうが大事だと思うし、これからも大切にしていきたいと思っています。

自分にとって何が大切かを、整理できる年代になった

――40代になって、人生への向き合い方や大切にするものは変わりましたか?

そろそろ人生の折り返しに来た感覚があるんです。若い頃は勢いで流されてもよかったけれど、これからは、自分にとって何が大事なのかを考えていないと、後悔するかもしれない。人生には終わりがありますから。
他人の評価より、自分の満足度で考えを整理して、自分に正直でいたいんです。周りの評価ばかりを気にしていたら、のちのち悔やむと思うので。
今は、これまでを振り返って整理できる年代になったんだと思います。何が大事かがしっかりわかっていれば、これからも進んでいけるし、その先に活かせる。理想は、素の自分で生きられることですね。
成長することや、スキルを身につけることは大事だと思います。でも、なぜそうなりたいのか、自分は本当はどうなりたいのか、そこは正直に掘り下げていきたいです。

昔から変わらず付き合ってくれる人を大切にしたい

――これからの人生で、特に大切にしたい人や時間は?

交友関係が広いほうではないのですが、身近にいる大切な人たちとの繋がりを、これからも大事にしていきたい思いが強いです。
自分だけがお金持ちになったり、偉くなったりしても、それだけでは意味がないと思うんですよ。肩書きより、人間同士の付き合いが大事なので。
僕は周りの人に恵まれています。両親は高知県出身なんですが、高知にいる親戚とも仲がいいんです。姉や妹、いとこも大切な存在です。たまに帰ると、すごく喜んでくれる。そういう人たちがいることは、恵まれているなと思います。
最近は同窓会にも行っているんですが、すごく楽しいんですよ。いや~、たまんないですね(笑)。しょうもない話をしたり、バカなことを言って大阪弁で喋ったり(笑)。俳優だから、芸能人だから特別扱いということはなく「おう、遅かったな」ってフラットに接してくれるところがありがたいです。昔から変わらず付き合ってくれる人たちとの時間は、これからも大切にしたいですね。

惹かれるのは、笑顔に温かみが滲む人

――若い頃と今で、魅力を感じる女性像は変わりましたか?

若い頃はクールな女性に惹かれていたんです。でも、ここ数年は、笑顔が素敵な人がいいなと思うようになりました。人としての温かみがにじみ出ている人や、気遣いのできる人は、一緒にいて楽しいですよね。

――結婚については、今、どんなふうに考えていますか?

来年結婚します! ……あ、冗談です(笑)。全然予定はないです。
今は、外で友人たちと楽しい時間を過ごしたあと、ひとりで暗い部屋に帰るのが心地いいんです。人に会ったり、おしゃべりしたり、こうやってインタビューを受けたりするのも、すごく楽しいし、好きなんですよ。でも、家に帰ってひとりになると、それはそれでホッとする。なので、今、特に結婚を考えているわけではありません。
ただ、「この人と一緒にいられたら楽しいな」と思える人がいれば、今後はまた変わるかもしれませんね。

俳優としても、人としても、これからの自分が楽しみ

――50代に向けて挑戦したいことや、これから楽しみにしていることはありますか?

これから自分の考え方や見た目がどう変わっていくのか、自分の人生には興味があります。俳優としても、人としても、どうなっていくのか楽しみなんです。
俳優は人に見られる職業なので、客観的に見ると、自分を商品として考えることもできます。自分で動いて、頑張って、作り上げていける。それを周りがどう評価するのかも面白い。怖い部分ももちろんありますけど(笑)。
でも、どう自分を作り上げていくかを楽しまないと、この仕事は続かないんじゃないかなと思います。

――最近、新しく始めたことはありますか?

ピラティスを始めました。腰痛にいいと聞いたのがきっかけです。もともと猫背で、ヘルニアもあるので、骨盤を立てるように意識しています。
姿勢はよくなりましたね。身長も最近0.8センチ伸びました(笑)

周りの目にとらわれすぎず、心地よい生き方を

――最後に、同世代のSTORY読者へメッセージをお願いします。

40代は、子育て真っ最中の方もいるし、仕事や親のことなど、大変な時期だと思いますが、一番の大敵はストレスだと思います。
周りの目が気になることもあると思うんですが、そこにとらわれすぎず、楽しいことを見つける努力をしていけたらいいですよね。
心地よい生き方を求めて、お互い頑張っていきましょう!

大谷亮平さんプロフィール

1980年10月1日生まれ、大阪府出身。日本でモデル活動を始め、『ダンキンドーナツ』の広告出演をきっかけに韓国に渡り、韓国にて12年間モデル・俳優としてのキャリアを積む。2006年に韓国ドラマ『ソウルメイト』で俳優デビュー。2016年から日本での活動を開始し、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(2016)、NHK朝ドラ『まんぷく』(2018)、ドラマ『ノーサイド・ゲーム』(2019)、映画・ドラマシリーズ『ゴールデンカムイ』など数々の話題作に出演。俳優デビュー20周年、日本デビュー10周年を記念した初の写真集『ROAD AHEAD』(光文社)が発売中。

大谷亮平 1st写真集『ROAD AHEAD』が大好評発売中!

大谷亮平 1st写真集『ROAD AHEAD』(ロードアヘッド) 4,500円(税込み)/光文社

撮影の舞台は、大谷さんにとって俳優としての原点ともいえるソウル。これまでの軌跡と、これから先へ進んでいく大谷亮平さんの現在が凝縮された一冊になっています。

全国書店、Amazon、楽天ブックス、セブンネットショッピングなどでお求めいただけます。

ニットセーター¥85.800、パンツ¥66.000(共にヨウジヤマモト プールオム)

お問い合わせ先
ヨウジヤマモトプレスルーム 03-5463-1500

撮影/古水良 ヘアメーク/堤紗也香 スタイリスト/岡本純子 取材・文/沢亜希子 構成/今野葵

おすすめ記事はこちら

▶中村ゆりさん44歳、俳優歴20年「私は天才型じゃないから」その自覚が生んだ、仕事の姿勢と服選び

▶【井川遥さん】モデルから俳優業へ飛び込み不安と緊張が続いた日々「今日まで続けてこれたのは…」

▶【大人の韓国旅ガイド】大沢あかねさんの「ソウル推しスポット」11選。最新のグルメと美を堪能!

STORY