人気スタイリスト濱口沙世子さんに聞く「レギンスコーデ」を部屋着に見せないコツ

自粛生活がきっかけで、以前にも増して需要が高まっているレギンスコーディネート。トレーニングやご近所、家の中でなら部屋着としてスタイリングも深く考えなくていいけれど、そのまま街中に出て行くのはNG!「レギンス街でもOK」コーデの秘訣をスタイリスト濱口沙世子さんに教えてもらいました。

こんな着こなしはただの部屋着!①Tシャツ×リュック×スニーカーじゃただのトレーニングウェアに…

レギンスのカジュアルさに合わせて、単にTシャツ×リュック×スニーカーで合わせてしまうと、ただのトレーニングウェアになってしまいます。これで街中へ出かけるのは御法度。さらに気をつけたいのは、Tシャツの丈。ヒップラインがあらわになってしまう着丈のものは、絶対に避けましょう。

こうすれば「街で着られる」

華やかな柄レギンス&ロングシャツで街中仕様にアップデート

レギンスコーデの最大のポイントは、ロング丈のシャツで、気になるヒップラインをきちんと隠すこと。このときに、ワンピではないロング丈トップスにしましょう。ワンピにすると、今度は丈が長すぎて途端にあか抜けなくなってしまいます。ブラックを選びがちなレギンス。あえて柄レギンスにすることで、グッと華やかさが増します。
シャツ¥13,000〈エミ アトリエ〉タンクトップ¥7,600レギンス¥8,600ヨガマット¥9,200シューズ¥11,000〈すべてエミ ヨガ〉(すべてエミ ニュウマン新宿店)ピアス¥7,560(パズ コレクティブ/ZUTTOHOLIC)※CLASSY.2020年5月号掲載

こんな着こなしは張り切りすぎ!②ピンヒール&かっちりレザーバッグ合わせだと、張り切りすぎて違和感

例えロングシャツで街中仕様に着こなしていても、ピンヒール&かっちりレザーバッグのように小物使いまでキレイめに合わせるとトゥーマッチ。張り切りすぎて、違和感満載。キレイめアイテムを組合せすぎて張り切りすぎもNGです。下半身が気になるからと言って腰にニットを巻くのもちょっと懐かしい感じ!?

こうすれば「街で着られる」

キレイめストライプロングシャツには小物使いはちょっぴりカジュアルが正解

キレイめなストライプロングシャツを合わせたなら、小物はフラットシューズやキャップで抜け感を。ニットも腰巻きだと古いのでたすきがけに。スニーカーだとカジュアルすぎてバランスが取りづらい場合は、ローファーなどのフラットシューズを合わせると簡単です。
レギンス¥8,900(ザ・ノース・フェイス/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)ロングシャツ¥26,000(ティッカ)ニット¥34,000(カレント エリオット/サザビーリーグ)バッグ¥35,000(オーエーディー ニューヨーク/ショールーム セッション)キャップ¥7,500(CA4LA/CA4LA ショールーム)シューズ¥48,000(チノ/モールド)ピアス¥19,000(シャルロット ウーニング/フラッパーズ)※CLASSY.2020年3月号掲載

Profile

スタイリスト 濱口沙世子さん
CLASSY.やSTORY、JJなどのファッション誌やレディースブランドの広告など幅広く活躍する人気スタイリスト。トレンド感のあるエッジのきいたモードなテイストに定評があります。

イラスト/菜々子 取材/中津悠希