コンサバ3姉妹のスタイリストお悩み相談「デニムがワンパターンです…」

「カジュアルなオシャレ」に憧れるけど、何をどうしたらわからないというリーダーズのきれいめOL代表コンサバ3姉妹。カジュアル上手になりたいアラサーにぴったりな「大人カジュアルの基本のき」を本誌スタイリストがガチでお答え。第一回はデニムがうまく着られない入江史織さんのお悩みをスタイリスト平沼洋美さんが解決します!

入江さんのお悩み「甘めのボリュームトップス&ヒール以外が合わせられずワンパターン気味」

「『デニムは甘辛ミックスで着る』という昔の法則のまま時が止まっていて…新しいデニムを買っても合わせるのはいつもブラウスやボリュームトップスばかり。甘くて可愛く盛れるトップスじゃないとコーディネート全体が地味見えしたり、老けて見えたりしそう…と、不安になってしまうんです。だからデニムの足元も手抜き感が無いようにヒールを合わせがち。本当はシンプルなトップスやカジュアルな靴を取り入れたいんですが、自分が着たらラフすぎてしまいそうでイマイチ自信を持って合わせられません」(入江さん)

スタイリスト平沼さんに相談!

「デニム自体はテーパードのやや腰位置の高いデニムでウォッシュも程よいし、今年のトレンドを押さえたデザイン。なのでシンプルなアイテムと合わせても十分に今っぽくなれるはず! 問題のトップス選びですが、ブラウス派の甘党さんはコットンやリネンなどもともとカジュアルな素材のシャツに抵抗感があるはず。そこで着た時に立体感がでるシアーシャツを選べば、普段ふんわりブラウスを愛用している入江さんも物足りなさ感じにくいはずです。靴もヒールではなくペタンコに変えることで足元にも程よくカジュアル感が出ていいと思います」(平沼さん)

アドバイスを元に変身!

透けシャツとフラット靴で年相応のカッコいいデニムスタイルに!

「シアーシャツの透け感が女らしくて柔らかい印象なので甘党さんも物足りなさがなく、ぴったりだと思います。大人は透けすぎない素材を選んでしっかり体型カバーも狙って。足元もブルーデニムと相性が良く、抜け感が演出できるフラットの白ローファーにチェンジ。レザーのバッグや靴を合わせることで、カジュアルな中にも大人っぽさを漂わせて」(平沼さん)

シャツ¥19,000(ルーニィ)タンクトップ¥9,500(ソブ/フィルム)バッグ¥18,800(YAHKI/ショールーム セッション)スカーフ¥12,000(マニプリ/フラッパーズ)パンプス¥3,900(グローバルワーク/アダストリア)ネックレス¥6,560(チビジュエルズ/チビジュエルズ・ジャパン)

コーディネートのPOINTは?

    シャツをインしてすっきりと
    「シャツのインナーも同系色を選ぶとシアーシャツも難なく着られますよ。さらに今年らしいジャストウエストのデニムなので、シャツをインしても腰回りがきれいに決まって旬な雰囲気になるし、スタイルアップ効果も生まれます」(平沼さん)

    キレイめにまとまるポインテッドトゥ
    「レザーのローファーならきれいめコンサバさんにも抵抗なく取り入れられるはず。ポインテッドトゥならヒールなしでも全体がシュッとして見えるから、ぬけ感とカッコよさを両立できます」(平沼さん)

撮影/オノデラカズオ スタイリング/平沼洋美 取材/佐藤かな子 構成/CLASSY.編集部