今までは子育てと仕事の両立で物理的にも気分的にも男性の存在は二の次だった気持ちから、卒母を目前にしてふと気になり出した“パートナー”の存在。子どもに心配かけずに第２の人生を楽しむことが子孝行？と気付いたことで、久しぶりに恋愛へのエンジンが少しずつかかってきたイナトモの心境の変化を直撃取材！

しかしながら子育て編の時にもお伝えしたように「もっと自由に恋愛していいよ！」と息子から恋愛を促された時に、ふと、子ども達にとって、私の隣にパートナーがいて「あ、ともこさんは幸せなんだな」と安心してもらえた方が、むしろいいのかな？と思ったことで、遅ればせながら恋愛に対する扉を開いてみようかと思っている今日この頃です。今までは子どもを放ったらかして、恋愛に走ること自体、母として失格と思う部分もあったのと、余裕がなかった分、出会うきっかけも思うほどなかったので、パートナーの存在は二の次でしたが、息子にまで促されたら、母としても意識しちゃいますよね（笑）。とはいえ、積極的に出歩ける性格でもないので、自然体でいい出会いがあったら１番良いけれども、今年で私も47歳、そんな上手い話はなかなかないことだと思います。

そんな素敵な出会いのためにも、今まで以上に自分磨きはingで更新していかないといけないと実感中。カバーモデル時代、私を手取り足取り育ててくれた当時のSTORY編集長に「イナトモは可愛いんだけど色気が足りないな」……よく言われていましたが、その通り！ガハハ笑いは一見ヘルシーだけど色気が足りない(笑)。ここまで歳を重ねてしまったら、キャラを変えることは難しいことですが、内面の奥深さや女性としてのエレガントさを、今の自分に加えられるよう少し意識したいと思います。もし、万が一いい恋愛に出会えたら、こっそりご報告したいと思います(笑)。その日が来るまで、長い道のりかとは思いますが、皆様、温かい目で見守っていただけていたら嬉しいです。“稲沢朋子・新たなる道現わる！”ですね。こればかりは解答のわからない未知の世界ですが、頑張りたいと思います。