【コロナ禍海外渡航記】地上の楽園『タヒチ』! 現地の様子をレポート|ワクチン接種は必要?マスク着用は?【PCR検査・隔離の有無・機内の様子】
CLASSY.ONLINEトラベルライターの山水由里絵(やまみずゆりえ)です。2022年10月以降、日本の水際対策は大幅に緩和されました。国内では外国人観光客の姿も増え、少しずつですがコロナ禍前の様子に戻りつつあるように感じます。そんな緩和の流れもあり、最近は海外旅行を検討している、という声もよく耳にするように。
アメリカに住む私は、2022年10月に南太平洋のほぼ中心に位置する人気ビーチリゾート『タヒチ』を訪れました。ロサンゼルスからタヒチに向かうフライトはほぼ満席。今回は観光客も徐々に戻りつつある、タヒチの様子をレポートしていきます!
タヒチってどんな場所?
南太平洋のほぼ中央に位置する島々の総称で、正式名称は『フランス領ポリネシア』。首都パペーテがあるタヒチ島が有名なために、一般的にタヒチと呼ばれていますが、点在する118もの島々からなる国です。
コロナ禍前は成田空港からタヒチへの直行便が就航していましたが、現在はコロナの影響で一時運休中。2023年10月に再開予定となっています(今後のアップデートはからチェック!)。成田からの直行便では11時間、現在直行便が出ているロサンゼルスからは7時間半、ハワイからは6時間ほど。
公用語はフランス語とタヒチ語。しかし、英語も通じるので意思疎通に困る心配はありません。フランス領ということもあり、フランス文化を感じられる、唯一無二のリゾート体験が叶います。
美しい海はもちろんですが、大自然、グルメ、アクティビティなども豊富。メインアイランドのタヒチ島からは、各島々への飛行機や高速船が出ているので、観光の拠点にも◎。
また、日本人にはハネムーンの行き先としてなじみのある、タヒチ屈指のリゾート『ボラボラ島』も外せません。珊瑚礁に囲まれた美しい海の上に建てられた水上バンガロー、絶景スポット、レストランなど…世界中のセレブからも人気を集めるリゾートアイランドです。
コロナ禍タヒチ渡航レポート|1.フライト編エア タヒチ ヌイ
今回はタヒチのフラッグキャリア『エア タヒチ ヌイ』を利用しました。現在、日本からの直行便は運休中。アメリカからは直行便の運行が再開しているので、ロサンゼルスやシアトルを経由して訪れることができます。カリフォルニア在住の私は、ロサンゼルスからの直行便に搭乗。ロスからは7時間半のフライトでした。
エア タヒチ ヌイの機内の様子をレポート!
機内でのマスク着用は任意となっています。私が搭乗したロサンゼルス⇄タヒチ便は1/3程度の人がマスクを着用していた印象。搭乗の際の混雑を避けるため、座席の位置ごとに順に案内するなど感染予防対策がされていたので、安心して旅行することができました。
コロナ禍タヒチ渡航レポート|2.入国編
現在、タヒチに入国する際の規制はなく、ワクチン接種証明書や陰性証明書の提示は不要です。※日本からの直行便が運休中のため、トランジットで入国する国(アメリカやニュージーランド)の入国条件を合わせてチェックしておく必要がありますので、ご注意ください。
また、タヒチから日本へ戻る際の日本の入国規制も要チェック。現在、日本へ入国するには、ワクチン3回接種の証明書、もしくは出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書があれば隔離が免除されます。また、2022年11月以降「Visit Japan Web」のサイトから、必要な情報を事前登録することで、ファストトラックでスムーズに入国できるようになりました。
コロナ禍タヒチ渡航レポート|3.入国後の規制
現在、タヒチ政府によるマスク着用、ソーシャルディスタンスの確保、店舗などに対する営業制限はありません。しかし、店舗や施設によっては、マスク着用を推奨している場所も。それぞれのビジネスに委ねられていますので、マスクは持参しておくと安心です。
コロナ禍タヒチ渡航レポート|4.タヒチ国内線の様子
タヒチ旅行中、離島まで足を延ばす際に欠かせないのが、国内線のフライト。今回は、ボラボラ島を訪れる際に利用したエアタヒチの様子をご紹介します。
タヒチの島々を結ぶ国内線では、搭乗時の陰性証明書やワクチン接種の証明書の提示は不要です。通常通りチェックインするだけでした。機内ではマスク着用の義務はありません。機内サービスも通常通りあり、現地の方に聞いたところ現在はコロナ禍前と変わらない様子とのこと。
コロナ禍タヒチ渡航レポート|5.まとめ
タヒチの現地レポート第1弾は、タヒチについての基本情報から機内での様子、入国の現状についてお届けしました。第2弾では、タヒチ現地での様子やタヒチでしたい5つのことなど…詳しい現地の様子をお伝えしたいと思います。
文・写真/山水由里絵(やまみず ゆりえ)
大学卒業後は広告代理店などに勤務し、結婚を機に中国へ。現在はアメリカ在住。旅行・美容関連の記事をメインに、CLASSY.読者と同世代のフリーランスのトラベルライターとして活動中。2019年9月よりCLASSY.ONLINEで執筆をスタート。