長谷川ミラさん「大好きなラジオの仕事で自分にしかできないことを発信していきたい」

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仕事でもプライベートでも、人生

仕事でもプライベートでも、人生のターニングポイントを迎え始めるCLASSY.世代。キャリアや人生の目標など「いま、結婚よりしたいこと」がある働く女子に、大事にしていること、見据える未来について聞きました。今回は、ラジオパーソナリティ、モデル、起業家と多才な顔を持つ長谷川ミラさんのインタビューです。

大好きなラジオの仕事を続けて、
自分にしかできないことを
発信していきたい

ラジオは自分の成長をダイレクトに感じられる現場

15歳からこの仕事を始めて10年以上が経ち、ある程度の経験を重ねた今、ひとつひとつの仕事に丁寧に向き合っていきたいというフェーズにいます。その一方で、未経験のことに取り組みたい気持ちもあって、去年あたりから結婚や出産にも興味が湧いてきました。

それまではアンチ結婚で、そもそも「結婚=幸せ」なんて思っていないし、選択的夫婦別姓制度が導入されるまでしたくないと考えていました。「30代だから結婚」的な世の中の流れにも違和感を感じていて。子どもも、こんな状況の世界に産むのは無責任な行為だな、と。でも最近は、「考えすぎじゃない?」って思っていて(笑)。いろんな情報が溢れすぎて考えすぎるから少子化になるんだわって。26歳で自分の生き方を見つめ直して、結婚も出産もポジティブに捉えるようになりました。

でも結婚や出産を自分事として考えて、改めて仕事を振り返ったときに、「まだやり残したことがあるかも」と思い始めたのも事実。結婚前にやりたいことに丁寧に向き合った結果、今まで以上に仕事を頑張りたいし、特にラジオは絶対に続けたいと再認識しました。「START LINE」はナビゲーターとして、お迎えしたゲストの言葉を紐解いていく仲介人のような立場。専門家や有識者の方の話を自分なりに解釈して、わかりやすく伝えることにやりがいを感じているし、天職だと思っています。
今年で5年目を迎えましたが、最初の2〜3年は毎回家で落ち込んでいました。自分の嫌いな声を聞き直して反省点を明確にしたり、本を読んで研究したり、ブラッシュアップを続けて、ようやく今、楽しむ余裕が出てきた。企画やコーナー案が通るようになるなど、ラジオは努力の成果や自分の成長がわかりやすい仕事でもあります。ラジオで音楽に触れる時間が増えたことで、音楽に携わる仕事にも挑戦したいという新たな目標もできました。

目指すのは、職業・長谷川ミラ。ライフステージが変わっても、自分にしかできないことを発信していきたいです。

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