諦めきれずに探した「ヴェラ・ウォン」のドレス…お直し専門店のおかげでピッタリサイズに!【結婚式レポ】
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結婚式は、一生に一度の大切な節目。会場やドレス、演出から引き出物の選び方まで、先輩花嫁ならではの視点と経験がたっぷり詰まったインタビューをお届け!CLASSY.カップルズ・平井萌優さんの結婚式をご紹介する連載第3回は【ドレス編】。自分らしさを大切に選んだ2着のドレスと、それぞれのドレスに合わせて工夫したヘアスタイルをご紹介します。
▼平井さんの装花のこだわりもチェック!

◾️Profile
平井 萌優さん/辰典さん(31歳・メーカー勤務/35歳・メーカー勤務)
東京都在住。2022年に入籍し、今年で結婚3年目。2023年2月に、渋谷の「TRUNK HOTEL」にて挙式。ヨガやドラムといったそれぞれの趣味を大切にしながら、互いを尊重し合う日々を送っている。
ドレスも小物も“抜け感”がカギ。自分らしさを詰め込んだウェディングスタイル
ウェディングドレス選びで萌優さんが大切にしたのは、「自分らしさ」。そして、数多くのドレスを試着するなかで辿り着いたのが、NY発の人気ブランドの“ODELLE(オデル)”でした。
「いろんなデザインを試しましたが、最終的には“私っぽい”と思えたこの一着に決めました。潔いシンプルさの中に品があって、ソフトマーメイドのシルエットやつるんとした質感も本当にきれいで、まさに理想のドレスでした」(萌優さん)
実は、ドレスを見つけた時点ではすでに受注生産に間に合わない時期だったそう。それでも諦めきれず、フリマアプリで同じドレスを探して譲ってもらうことに成功。サイズもUS4とやや大きめだったため、専門店でお直しをお願いすることに。
「お直しって何週間もかかるものだと思っていたんですが、「befitsyou」さんではその場でサクッと仕上げていただけて、本当にありがたかったです」(萌優さん)
お色直し用の一着は、質感が異なるホワイトドレス
2着目は、「TRUNK HOTEL」提携のドレスショップを巡った末にで出会った一着。
「胸元はもともとハートカットのデザインだったのですが、ストラップの付け根が直角になっていたのを、織り込んで丸みを持たせてもらいました。理想に近づけるために細かな部分まで調整していただいて、感謝しかありません」(萌優さん)
最初はボリュームのあるプリンセスラインにも惹かれていたそうですが、いざ試着してみるとしっくりこなかったそう。最終的には、スレンダーなシルエットのストラップタイプ、繊細な刺繍が施されたナチュラルな一着に決定。
「ストラップタイプのドレスって本当に数が少なくて。やっと出会えたときのうれしさはひとしおでした。やっと“ドレス迷子”から卒業できたって感じです(笑)」(萌優さん)
新郎の辰典さんも同ショップで黒のタキシードをレンタル。お色直しのタイミングでは蝶ネクタイとチーフを変えて、さりげなく印象をチェンジ。ふたりならではのリンク感を演出しました。
“飾りすぎない”が正解。こだわりの小物で自分らしく
華美すぎず、かといって物足りなくもない。そんな“ちょうどいい抜け感”を大切にしたアクセサリー選び。ドレスの存在感を損なわないよう、あえて華奢なイヤリングをセレクトしたそう。
「シンプルなドレスだからこそ、小物でバランスをとるのが大切だなと思って。ナチュラルな素材感のものを意識して選びました」(萌優さん)
靴はプチプラで統一。見えない部分だからこそ、無理にこだわらず、全体のバランスを意識した合理的な選択も“らしさ”のひとつ。
「見えないし…ってことで、プチプラの通販で調達しました。その分、他のところにお金をかけられたので満足しています!」(萌優さん)
挙式とお色直しで魅せたヘアチェンジが、雰囲気をガラリと変えるカギに
挙式では、上品さと華やかさを両立した高めのお団子スタイルに。「TRUNK HOTEL」のブライダルフェアで目にした花嫁のヘアが印象的で、「こんな感じでお願いします!」とオーダーしたそう。

「前髪やもみあげの後れ毛のニュアンスが絶妙で、お団子の位置も高めにすることで、ぱっと華やかになるんです。シニヨンよりも新郎受けがいいと聞いていたのですが、実際に彼の評判も上々でした(笑)」(萌優さん)
お団子には長めの刺繍リボンを垂らすアイディアも検討していたものの、ヘアメイクさんの一言で潔くカット。「優柔不断な自分にとって、プロのアドバイスで即決できたのはありがたかった」と振り返ります。

お色直し後はガラッと印象を変え、ゆるくまとめたダウンスタイルに。前髪はくるくるに巻き、ゴールドのヘッドドレスと星モチーフのピアス、鮮やかなミモザのイエローブーケで明るくフレッシュな雰囲気に。
「髪型ひとつでこんなにも印象が変わるんだと実感しました。コーディネートのアクセントとして、ヘアも自由に楽しめるのが結婚式の醍醐味ですね」(萌優さん)
▶︎次回の【演出編】では、みんなで作るアート演出、感動のサプライズ手紙、自作ムービーに込めた想いまで、ふたりの世界観が詰まった演出のすべてをお届けします。どうぞお楽しみに!
取材・編集/藤井由香里