「心とカラダに効く」朝習慣とは?STORY世代の賢者に聞きました
起きた瞬間、ため息から始まる朝…。笑顔で子どもに接したいのに、だるくてそんな気になれない私たち。特別なことはしなくても、今よりちょこっと素敵な朝を迎えるためにできることは? 産婦人科・心身医療専門のドクター、睡眠コンサルタント、ヨガインストラクター、3人の専門家におすすめの「朝習慣」をお聞きしました。
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産婦人科、 心身医療専門医 小野陽子先生
仕事をしながら子育てをする実体験をもとに女性の体と心の健康を支える診療を心がけ、Addots オンライン相談室も立ち上げる。3人の男の子ママとして日々奮闘中。
自分のハードルを下げてメンタルケアを優先してOK。ママに余裕がないと子どもたちに伝播してしまうもので、自分のメンタルヘルスと精神的なケアこそとても大事にしています。完璧を目指さずママ60点でいいのです。不調を感じる時は周りにアナウンスし、あえて頑張らない日を作るのもおすすめ。
睡眠コンサルタント 友野なお先生
科学的なエビデンスを基本とした行動療法からの睡眠改善、快眠を促す寝室空間づくりに定評がある。睡眠のスペシャリストとして幅広く活躍中。プライベートでは2児の母。
ワクワクしながら寝て朝を楽しみに目覚めてほしい。自分の眠りは朝の状態で答え合わせ! 昨日よりも素敵になれたら睡眠は100点ですし、アレ? と思ったら睡眠改善の余地があるサインかも。いい眠りは最高の美容時間にもなるので、なりたい自分になれると楽しみに眠りについてもらいたいです。
ヨガインストラクター B-Flow Marikoさん
チャンネル登録数240万人超のYouTube「B-Flow」にてヨガ動画が人気。笑顔とわかりやすいフローヨガで元気になる人が続出。プライベートでは第3子を出産したばかり。
朝一のひとり時間。起きなきゃ損! でポジティブに。少しの動きでも毎日続けることで自分の体の変化に気づけます。朝はぜひ自分の体と対話を。夜を自分時間にするのではなく、なるべく早寝をして、朝、子どもが起きてくるまでの時間を特別なものにすると、起きることが楽しみになるはずです!
撮影/根本真裕美(光文社写真室)取材/竹永久美子 ※情報は2025年11月号掲載時のものです。
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