樋口幸平さん「心が動いたものには自分から手を伸ばすタイプ。恋愛だったら自分から食事に誘います」
手放せない愛用品には、その人の生き方が宿るもの。今回は、俳優の 樋口幸平 さんにインタビューし、こだわりのアイテムをきっかけに等身大の素顔に迫りました。こだわりの理由からプライベートな一面まで、等身大の魅力が垣間見えるトークをお届けします。
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「どこの?」と聞かれることが 自信になった3年前 “マルジェラ”で出会った運命の香り
メゾン マルジェラ 「レプリカ」フレグランス
レプリカ オードトワレ ウェン ザ レイン ストップス香水らしからぬ、ふわりとした佇まい。日常に静かに寄り添う相棒のような存在です。
ふわっと穏やかな香りが肩の力を抜いてくれる
メゾン マルジェラの香水「レプリカ」シリーズの“ウェン ザ レイン ストップス”を愛用しています。使い始めたのは3年ほど前。お店で香水を探していたとき、いくつか試させてもらったなかでピンときたのがこの香りでした。
香水が苦手な方もいるので、強い香りは避けているんですけど、その点これはふわっと穏やかに香って、香水というより柔軟剤の上位互換みたいな印象。“雨が上がったとき”という名前の通り、雨が上がって青空が顔を出すような爽やかさに加えて、森林浴をしているような落ち着く感じもあってそこがお気に入り。
仕事に向き合うときは、リラックスして肩の力を抜くことを心掛けているので、ふっと気持ちを緩められるこの香りは、僕にはピッタリですね。以前は気合いが入りすぎて、大事なシーンのときほど力んでしまっていたので。
スポーツの世界に長くいた名残りなのか、大事な撮影となると「気合い入れていこう!」って気持ちが強くて(笑)。でも、気合いが入れば入るほど却ってパフォーマンスを発揮できないことに気づき…。以来、現場ではいかにリラックスするかが僕のテーマ。準備はしっかり入念にやって、本番は自分の中にあるものをそのまま出すだけ。そのぐらいの感覚で力を抜いてスッと入っていく。緊張感も必要ですけど、自分のスタイルとして、緩めることも悪くないのかなと思っています。
〈モデル衣装〉トップス¥52,800パンツ¥52,800(ともにUJOH/エム)スカーフ¥35,200(Vincenzo Miozza/真下商事)バッグ¥150,700(alexanderwang)
樋口幸平さんにQ&A
キメた姿も素敵だけど、本当に惹かれるのは根っこにある自然体な素顔。人との距離感の取り方やつい手が伸びる好きなモノ。飾らない本音をまるごと追いかけてみたら…。
Q.仕事とプライベート、 気分の切り替え方やリフレッシュ法は?
通えるなら毎日でも!サウナで頭を空っぽに
仕事帰りにサウナへ行くのが楽しみでもあり、大切なリフレッシュ。体も楽になるんです。さすがに深夜まで撮影で翌日も朝早くからという場合は睡眠優先ですが、そうじゃなければ現場→サウナ→帰宅というルーティンがあります。
Q.思わずキュンとするのはどんなとき?
笑いのツボが一緒な人に こっそりトキメいてます
小さい頃からお笑いが好きで。好きな芸人さんがテレビで面白いコメントを言っているときに、同じポイントで笑っている人がいるとキュンとします。「でしょ!」ってひそかにトキメいてますね(笑)。
Q.無人島へ一つだけ持っていけるモノがあるなら何を選ぶ?
生き延びるためにサバイバルナイフ一択!
生き延びなきゃいけないですからね。ごはんを食べるにも自分で何かを捕まえたり、採ってこなきゃいけないですし、その点ナイフがあれば切ることも掘ることもできる。スマホは便利だけど、電波がなければ意味ないから。ナイフ一択ですね。
My Essentials
仲良くなりたい人には 自分からボールを投げる
近頃のお気に入りアイテムを一つ挙げるならリムレスメガネ。8月公開の映画『ブルーロック』に出演しているのですが、僕が演じる剣城斬鉄というキャラクターはメガネをかけているんです。撮影中はもちろん、映画関連のプロモーションでもずっとメガネをかけているうちにすっかりハマってしまいました。シンプルなファッションに小物でワンポイント入れるようなスタイルが好きでメガネはよくかけるのですが、最近はリムレスが出番多めです!
今の僕のライフスタイルに大きな変化をもたらしてくれたのは白猫の桃。出会いは4年前。スーパー戦隊シリーズに出演していたとき、子猫を拾うシーンで共演したのが始まりです。桃はそのとき子猫ながらに芸能プロダクションに所属する女優猫だったんですけど、一目惚れして離れ難くなっちゃって。「引き取れないですか?」と懇願したんです。今ではもう桃のいない人生は考えられない。あのとき無理を承知でお願いしてみて本当によかったなって思います。
桃の件もまさにそうですけど、僕は心が動いたものには自分から手を伸ばすタイプ。それこそ恋愛だったら自分から食事に誘いますし、交友関係もそうやって広げてきました。現場で「この人、多分合いそう」と感じたら、僕から積極的にコミュニケーションをとっていく。仲良くなりたいなと思った人には、「あなたに興味がありますよ」「もっと話したいです」っていうのは前面に出します。じゃないとせっかく出会えたのにもったいない。こっちからボールを投げたら相手も返しやすいだろうし、返さなくてもそれは相手の自由。とりあえず僕はボールを投げよう! そういうスタンスで人と仲良くなっていってます。
自分にとっての正解の道は 時代に合わせて作っていきたい
外に出るのも人と会うのも好きなので、休みの日に丸一日家にいることはなくて。友達と会ったり何かしら活動はしているんですけど、誰にも干渉されず一人でのんびり過ごす時間も絶対に不可欠ですね。テレビを見たり、ラジオで『マユリカのうなげろりん!!』を聴きながら掃除をしたり…。そういうとりとめのない時間を過ごすことで、心が整え直されて楽になる。たくさん人に会って、ちょっとだけ一人の時間を過ごす。このサイクルで毎日が回るのが僕のベストな日常です。
俳優業もそうですが、昔から何か叶えたい夢や目標があったとき、それに向かって進んで行く道のりもまるごと好きなので、その過程も疎かにしたくない、妥協はしたくないって気持ちが強いんです。なんとなくで流されちゃったほうが楽な場面っていっぱいあるけど、好きなものをちゃんと好きでいるために、一つずつ納得しながら進んでいく、そこを自分の中ではすごく大事にしています。
何かに向かって進んでいく過程では、「こうしたほうがいいよ」「これは絶対やっておいたほうがいいよ」っていろんな人からいろんな意見をもらうことってあるじゃないですか。それにはちゃんと耳を傾けて、近道の一つとして取り入れるけど、そのルートが今の僕にとって正解とは限らないってことも忘れたくない。自分にとっての正解の道は時代に合わせて自分で作っていかなきゃいけないので、意見や教えは吸収しつつ、一歩ずつ自分なりの役者像を作っていけたらなって思っています。
PROFILE
◼︎樋口幸平(ひぐちこうへい)
2000年11月30日生まれ。身長186cm。兵庫県出身。2022年『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の主演で脚光を浴び、一躍人気俳優へ。プロを目標にサッカーへ情熱を注いだアスリートな過去も。
映画『ブルーロック』
金城宗幸(原作)とノ村優介(漫画)による、累計発行部数5,000万部を超える大人気サッカー漫画が待望の実写映画化! 日本をサッカーワールドカップ優勝に導くストライカーを育成するため立ち上げられた“青い監獄(ブルーロック)”プロジェクトを舞台に、全国から集められた300人の高校生たちが、生き残りをかけて熾烈なサバイバルを繰り広げる物語。豪華若手俳優陣が大集結するこの夏一番の注目作。2026年8月7日(金)全国公開。
〈モデル衣装〉ジャケット¥74,800パンツ¥52,800(ともにシーヴ/Breathe)タンクトップ¥24,200(アー・ペー・セー/アー・ペー・セー カスタマーサービス)シューズ¥176,000(ジェイエムウエストン/ジェイエムウエストン 青山店)ベルト¥23,100(アティソン/真下商事)メガネ¥30,690(Ray-Ban/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)ネックレス¥110,300(トムウッド/トムウッド 青山店)
撮影/アキタカオリ ヘアメイク/齋藤将志 スタイリング/杉山 凌 取材/ささきみどり 構成/新保めぐみ 編集/宮島彰子 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2026年6月号「~彼を構成する、愛すべきモノ~MY ESSENTIALS」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
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