起業から6年・藤井夏恋さん「信頼できるメンバーを増やして、チーム力を高めていきたいです」
モデルとしての活動にとどまらず、自らのブランドを手がける実業家としての一面も持つ藤井夏恋さん。起業して6年目を迎えた今年。本気で向き合うからこそ直面した課題とこれからの展望を聞きました。
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『リスペクトの気持ちを持ってチーム力を高めていきたい』
起業して6年、新たな課題にも向き合っています。特に難しいのはチームづくり。今までは自分とデザイナーさん、ラボやOEMの担当の方とのやりとりでものづくりが進んでいましたが、今後の事業拡大を見据えると、一緒に働くメンバーが欠かせません。なので最近は、募集を行って、書類選考やオンライン面接といった採用活動にも力を入れています。これまでのキャリアで先輩らしい振舞いをしてきたことがなく、人に何かを教えるのは、ちょっと苦手。でも、スタッフ育成やマネジメントもきちんとできるように、他の経営者の方の仕事の進め方や考え方を勉強しているところです。ブランドのためにももっと商品に対峙する時間を増やしたいのが今の本音。任せるところは任せないといけないフェーズに入ってきたし、信頼できるメンバーを増やして、チーム力を高めていきたいです。より良い人間関係を築くためには、リスペクトし合える関係性が理想。それぞれ得意分野もあるし、できないことがあるのも当たり前。その中でも、お互いを尊重し合う気持ちがあれば、伝え方も受け取り方も変わってくる。それは、起業して改めて実感したことでもあります。
『ブランドの継続とともに経営者としての成長も目標』
ものづくりの表も裏も関係なくトータルで携われているのは、アーティストやモデル活動を通してさまざまな現場を経験したことが活きていると感じています。ヘアメイクさんと接する機会が多く、たくさんのプロダクトに触れてきたこと、数々の撮影現場でディレクションや進行を目の当たりにできたこと。すべてが繋がって今があります。今後のヴィジョンは、アパレルはこれまで通り、ファッション業界の型にハマらず、心から自分が着たいと思う嘘のない服を真摯に作り続けたいです。ビューティは私自身の知識を深めつつ、ブランドの認知拡大が目標。直接手に取っていただけるイベントもいろんな場所で開催できたらいいな、と。「NEROLI LABO」は、元々商品化を考えていなかったこともあり、美容成分をふんだんに使っていて、美容関係者の方から驚かれることもあるんです。経営目線では予算管理も求められますが、お金のかけどころを見極めて、製品に対しては贅沢に作っていきたい。自分の“好き”を貫きながら、経営者としても成長していきたいです。
撮影/水野美隆 モデル/藤井夏恋 ヘアメイク/森野友香子(Perle Management) 取材/坂本結香 編集/鍬守未希 再構成/Bravoworks,Inc.
※写真はすべてご本人からの提供です。
※CLASSY.2026年6月号「藤井夏恋さんの“好き”を仕事にする力」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
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