【軽井沢・駅近スポット】大人のすきま時間を充実させるアート、ジェラート、話題の新施設!
料理家、ライフスタイルプロデューサーとして活躍する杉山絵美さんは、国内外を飛び回り、その行き先は王道のラグジュアリーから想定外な穴場まで…。そんな杉山さんが着目した旅情報を紹介する連載【NEW SPOT NEW LUXURY】。第10回は、軽井沢でふと時間があいた時に駅から歩いて楽しめる、杉山さんのおすすめスポットをご紹介します。
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Spot 1|駅から徒歩圏内の美術館で豊かな時間を
白いカラマツをイメージした円柱がモダンなガラス張りの建物は、建築家・西森陸雄の設計
建築家・隈研吾によるチャペルは、2F展覧会入場チケット購入で見学できる
併設の「Karuizawa KEY’S CAFÉ」では、ネルドリップで丁寧に淹れた氷温熟成®珈琲やパンケーキなどが楽しめる
軽井沢駅北口から徒歩でアクセスできる「KARUIZAWA NEW ART MUSEUM」は、草間彌生や奈良美智をはじめ、日本の戦後から国内外を問わず現代のアートを中心に紹介する美術館。白を基調とした開放的な建築は建築家・西森陸雄によるもので、軽井沢のカラマツ林をイメージしたガラス張りの外観も印象的です。趣向を凝らした企画展のほか、館内にはミュージアムショップやギャラリー、チャペルのある中庭、カフェ・レストランも併設。旅先での美術館めぐりは時間を確保して出かけるイメージですが、ここなら駅から歩いて気軽に立ち寄れるのが大きな魅力。チェックイン前や新幹線を待つちょっとした1時間を、現代アートに触れる豊かな時間に変えてくれます。
「雨の日の軽井沢の過ごし方としてもおすすめです。ホテルをチェックアウトしたら荷物を持ってここへ来て、併設のレストランでランチをしてからアートを見る、というのもいいですよ。お茶もできます。企画展も素晴らしく、東京からわざわざ足を運ぶ価値があります。世界的なアーティストの作品を静かな空間で楽しめるのは贅沢。東京で美術館へ行くのももちろん良いですが、リゾートでは心の余裕も違います。軽井沢は東京からたった1時間で行けるリゾート。自然に触れ、きれいな空気を吸っておいしいものを食べ、アートを見ることで、体だけでなく心の底から豊かさを感じられる軽井沢旅になると思います」
DATA
軽井沢ニューアートミュージアム
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1151-5
アクセス:軽井沢駅北口より徒歩約8分
営業時間:10:00~17:00(8月は18:00まで)
公式サイト:https://knam.jp/
Spot 2|信州の旬を味わえる本格ジェラートを
「信州牛乳のミルキーなジェラート」をはじめとしたこだわりのジェラートは、イタリア国際コンクールで3度の受賞を果たした職人が、日本1号機の希少なジェラートマシーンで毎日製造
イタリアのBarをイメージし、カフェや軽食、北イタリアを中心としたワインも提供
杉山さんの友人宅で開かれたガーデンパーティーでは、愛らしいジェラートスタンドで登場
手土産や贈答品としても喜ばれるジェラートの詰め合わせもおすすめ
軽井沢駅北口から徒歩3分の「Gina」では、信州の豊かな恵みを本場イタリア仕込みのジェラートで味わえます。イタリア初代ジェラートチャンピオンのもとで学び、国際コンクールで入賞経験を持つ職人が、信州の自然の中で育った牛のミルクや旬のフルーツ、イタリアから取り寄せた食材を厳選し、毎日店内で手作り。信州牛乳のミルキーなジェラートや、季節の果実を生かしたソルベットなど、その時々の味に出会えます。到着してすぐのひと息にも、帰りの新幹線に乗る前の“軽井沢の締め”にも立ち寄りたい一軒です。
「フレーバーは季節や日によって変わるので、その日のおすすめを2~3種類、コーンでいただくのが私の定番。日本最高位の経験をもつジェラート職人が作るジェラートと言うだけあって、信州ミルクやピスタチオ、季節のフルーツのソルベなど、無添加で素材を生かした味わいやクリーミィな舌触りが本当においしいんです。駅からすぐなので、新幹線までの時間調整にもおすすめ。毎年夏、友人宅で開くガーデンパーティにもGinaが来てくれるのですが、6種類ほどを少しずつ味見したり、ジェラートを片手に友人たちとおしゃべりしたり、そんな時間が何より贅沢だなと思います」
DATA
Gina
住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢786-2
アクセス:軽井沢駅北口より徒歩約3分
営業時間:10:00~22:00 水・木定休
公式サイト:https://gelateriagina.com/
Spot 3|「駅で待つ」から「駅で楽しむ」へ。軽井沢T-SITEの新しい過ごし方
photo by 鍋島徳恭
軽井沢での楽しい時間は、新幹線に乗る直前まで。2026年3月、軽井沢駅直結で誕生した「軽井沢T-SITE」には、ラウンジやスパ、ワインショップなど、大人の好奇心をくすぐるスポットが集結。これまで“待つ時間”だった駅でのひとときを、寛いだり、整ったり、お土産を探したりする“豊かな旅時間”へと変えてくれる、注目の施設です。なかでも杉山さんおすすめの使い方をご紹介。
歩き疲れたら、ホテルのロビー感覚でひと休み。「SHARE LOUNGE」
薪ストーブを中央に設えたシンボリックなメインフロアはホテルのロビーのよう。軽井沢らしい開放感と温もりを味わえる
一人でも利用できるワークスペースやモニター付き会議室が充実。個室は家族や友人と過ごすプライベートな目的で使っても
有料スペースのカフェ&バーコーナーではコーヒーや軽食、アルコールも。ジョン・レノンが通ったことで知られる「フランスベーカリー」のアップルパイが食べられるのは軽井沢店だけ!
散策の途中、ちょっと腰を下ろして寛ぎたい。そんなときに覚えておきたいのが「SHARE LOUNGE」。ホテルのロビーを思わせる心地よい空間で、ドリンクや軽食を楽しめるほか、スターバックスも併設。奥には有料のワークスペースやミーティングルームもあり、ママがお茶をしている間にパパはオンライン会議、なんて使い方も。旅先でそれぞれの時間を心地よく過ごせます。愛犬と一緒に寛げるドッグフレンドリーエリアがあるのも、軽井沢旅にはうれしいポイント。
「我が家は新幹線+レンタカー派なので、夫が車を借りたり返したりする間、私はここで待つのが定番。Wi-Fiや個室もあるから、夫がオンラインミーティングをしている間に私はお土産を見たりと、それぞれ好きなことをして過ごせるのがいいんです。愛犬と一緒に利用できるエリアもあるので、子ども連れや三世代など家族旅行にも便利。ジョン・レノンが通った軽井沢の名店フランスベーカリーのアップルパイがここで食べられるのもぜひ知ってほしい! コーヒーや紅茶だけでなくワインもあるので、帰りはレンタカーを返してから一杯楽しんで、ほろ酔いで新幹線へ、というのもおすすめです」
DATA
シェアラウンジ軽井沢T-SITE
住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢字中谷地1178番1293(軽井沢T-SITE内)
アクセス:軽井沢駅北口より徒歩約1分
営業時間:9:00〜22:00
公式サイト:https://store.tsite.jp/karuizawa/floor/shop/sharelounge/
帰る前に心と身体をリセット。「AQUAIGNIS GARDEN SPA」
「森の湯」ではヨモギや温州ミカンの果皮、ビワの葉などの薬湯に癒される。ザ・コンランショップがデザイン監修を手がけた温浴空間を五感で楽しんで
「霧の湯」ではコメヌカやショウガなどをブレンドした薬湯でしっとりポカポカに
薪の火を用いたサウナ「火坐(ひざ)」(写真)のほか、オートロウリュサウナ「森蒸(しんじょう)」も。たっぷりと汗をかいて都会の疲れを完全デトックス
湯上がり後に友人や子どもとゆっくり休憩できる個室がうれしい
もう少し時間に余裕があるなら、旅の疲れをすっきりリセットしてから帰路につくのも贅沢。先述のシェアラウンジに併設した「AQUAIGNIS GARDEN SPA」は、“森と水にととのう”をテーマに、開放感あふれる露天風呂や屋内外のサウナ、冷冷交代浴を体験できる多彩な水風呂を備えた温浴施設。駅直結という便利な立地にありながら、木々や水音を感じる静かな空間で深呼吸すれば、散策で疲れた身体もふっと軽やかに。新幹線に乗る前にSPA、という新しい軽井沢旅の締めくくり方を叶えてくれます。
「帰りは新幹線の時間より少し余裕をもって駅に到着して、ここでゆっくりお風呂に入ってから帰るのがおすすめ。お風呂に入るのは最高のリフレッシュになりますよね。ザ・コンランショップ監修のととのいチェアや、長野県産の薬草の香りに癒されます。シェアラウンジの利用料金を追加すると個室も使えるので、お風呂上がりに寛ぐのはもちろん、着替えをしたり、帰る前に荷物を整理したりするのにも便利です。旅の最後に心も身体もすっきり整えてから新幹線に乗れるのがいいですよ」
DATA
AQUAIGNIS GARDEN SPA
住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢字中谷地1178番1293(軽井沢T-SITE内)
アクセス:軽井沢駅北口より徒歩約1分
営業時間:9:00〜22:00
公式サイト:https://aquaignis-karuizawa.jp/
帰りの新幹線をアペリティフタイムに。「aVin stand Karuizawa」
日本屈指の醸造文化を誇る信州のワイン、地酒、シードル、クラフトビールなどが揃う圧巻のラインナップ
バーカウンターではグラス一杯から信州の多様なお酒と出会うことができる
小ぶりのボトルに量り売りのワインを詰めて自分へのお土産にも。お酒とのマリアージュを堪能できる信州食材のデリも見逃せない
長野ワインをはじめ、日本酒やシードル、クラフトビールまで、信州の豊かな醸造文化に出会える「aVin stand Karuizawa」。ワインは飲み比べやグラスワインが日替わりで楽しめるほか、量り売りでテイクアウトできるのも魅力。生ハムやテリーヌなど、お酒に合うデリも揃います。お気に入りのワインとデリを携えて新幹線に乗り込めば、帰り道が素敵なアペリティフタイムに。東京に着くまで、軽井沢旅の余韻をおいしく楽しめます。
「ビオワインや酸化防止剤を使っていないワインも多く扱っているので、いろいろ試してみるのも楽しいです。せっかく軽井沢に来たなら、信州ワインを何種類か飲み比べるのもおすすめ。デリもどれもおいしくて、ラタトゥーユや生ハム、チーズ、テリーヌなど、ワインと一緒に楽しみたいものばかりです」
DATA
aVin stand Karuizawa
住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢字中谷地1178番1293(軽井沢T-SITE内)
アクセス:軽井沢駅北口より徒歩約1分
営業時間:日〜火 10:00〜19:00/水〜土 10:00〜22:00
公式サイト:https://avin.jp/
Profile
DIORをはじめラグジュアリーのファッションブランドのPRからキャリアをスタート。現在はライフスタイルナビゲーターとしてレストランプロデュースや、「オイシックス」のミールキットの開発、クッキーブランド「AMILY」立ち上げなど、食や料理にまつわる活動を中心に活躍中。著書に『おうちで作るセレブご飯』(中央公論新社)。「杉山絵美の30分で完成!毎日のごちそう」(宝島社)がある。
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監修/杉山絵美 取材・文/角舞子